土砂崩れで13人死亡、山火事の被災地に豪雨 南カリフォルニア

2018.01.10 Wed posted at 10:18 JST

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(CNN) 米カリフォルニア州南部で9日、豪雨による土砂崩れが発生して民家が押し流され、少なくとも13人が死亡した。住民数千人に避難命令が出され、幹線道路は通行止めになっている。

同州サンタバーバラ郡の消防局によると、沿岸部のモンテシト地区では住宅6棟が土台部分から土砂に押し流された。この地域では、12月に発生した大規模な山火事のために森林が焼失して、地盤がもろくなっていた。

死者はモンテシト地区に集中していると見られ、25人の負傷者も確認された。サンタバーバラ郡ではこれまでに50人が救助され、倒壊した家屋のがれきや土砂をかき分けて住人らを捜索や救出する作業は今も続けられている。死者はさらに増える可能性もある。

ロサンゼルス郡は、山火事で被災した地区の数百世帯に対し、一時的に避難命令を出した。これまでのところ、大雨に関連した被害は確認されていない。サンタバーバラ郡やベンチュラ郡でも洪水や土砂崩れの危険があるとして、数千人に避難命令が出された。

海岸沿いの幹線道路は一部の区間が通行止めになった。CNN系列局のKEROは、土砂や倒木で道路がふさがれた映像を流している。

サンディエゴのシ―ワールドなど複数のテーマパークは、悪天候の影響で閉園となった。

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