若者や外国人が注目する「日本酒」の神秘的魅力とは
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J-WAVEで放送中の番組「Koh Gen Do WORDS ALIVE」(ナビゲーター:安藤桃子)。1月5日(金)のオンエアでは、「お酒」をテーマにお送りしました。
高知に移住した理由について「お酒に惚れた」と明かす安藤にぴったりの今回のテーマ。最近は若い人があまりお酒を飲まないと言われますが、人気の日本酒バー「GEM by moto」の店長・千葉麻里絵さんによると「若い女性や学生さんなど、今まで日本酒を飲まれてなかった層のお客様や、一人で飲みにこられるお客様も増えました」とのこと。
同店では、チーズ、スパイス、柑橘系、オリーブオイル、ジビエの肉などを提供。また、日本人ならではの「口内調味」に合う飲み方を、体験として提供しているといいます。辛口や甘口に加え、それまでNGだった酸味のある日本酒など、ワイン文化の登場によりさまざまなスタイルを楽しめるようになっているとのこと。日本酒に合うこだわり料理の中でもいち押しなのが、ブルーチーズのハムカツとどぶろくの組み合わせ。ソース代わりに、お酒のどぶろくを飲むスタイルが海外のお客さんにも人気だそうです。
日本酒を提供するバーのこだわりに続いて、日本酒を作る人たちのこだわりにも注目しました。江戸時代に南部藩の指示により酒造りがはじまり、その伝統を受け継ぐ岩手県にある吾妻嶺酒造店蔵元・佐藤元さんは「お酒づくりは微生物を相手にしている仕事。微生物には時間の概念がないので彼らの活動は昼夜問わず、人間が合わせる作業になります。そういう時間になると神秘的な力が働いてくるのかと。こちらも一生懸命気持ちを込めて『いいお酒になってくれと』と作ると、彼らが答えてくれているんじゃないかと。思いもよらない、いいお酒が出来るときもありますし、残念ながらそうじゃない時もある。現代の科学では解き明かせない部分がお酒の神秘ですし、皆さんにも実感していただきたいです」と語りました。
安藤は「自然の中でお米を作って、感謝とともに生きてきた我々ならではの日本酒が、再び人気ということは、改めて日本人の良さを見直しているということではないでしょうか」とコメント。
最後に、「高知が酒文化の面でも注目されればいいな。私が歩いていたら『一杯飲みに行きませんか? ラジオ聴きました』と声をかけてくれれば(笑)」と、お酒好きらしく締めました。
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【番組情報】
番組名:「Koh Gen Do WORDS ALIVE」
放送日時:毎週金曜 24時−24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wordsalive/
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