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日本のLCCはILSで着陸できるのでしょうか? ILSで着陸するには、空港側の施設は...

belle_epoque_2008さん

2015/1/2311:41:31

日本のLCCはILSで着陸できるのでしょうか?

ILSで着陸するには、空港側の施設はもちろん、航空機側も計器や承認が必要ですよね?

例えば成田はCATⅢb が設置されていますが、どういった航空会社の飛行機がそれほどの精度で計器着陸できるのか教えて頂けないでしょうか。

バニラやジェットスターのA320はいかがですか?
ANAなどのFSAにしても、機材によるのでしょうか?

「そもそもA320に搭載できるILS装置はCATⅡまで」のようなものなのか、「A320でもLCCは大抵CATⅠだがANAはCATⅢbまで可能」といったものなのか、装置や認可条件が良く分からず・・・。


この時期は降雪や濃霧でダイバートすることも多いので気になりました。
ご存知の方、ご教示ください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2015/1/2404:32:17

現在日本で使われているほとんどの旅客機は、A320を含めて、CATⅢbまで可能です。ほとんどと書いたのは、例えばB787では、まだ認可がCATⅢaまでしかされてません。古いタイプのB737ではCATⅡまでしかできなかったと思います。B737より小さい飛行機については、高カテゴリー運航をできないものが多いかもしれませんが、ILSは装備されています。
元からある装備を外すのは経費がかかるので、LCCでも大手でもその辺りの装備は、同じ機種なら同じ装備かと思います。
飛行機にその装備があっても別途に取得する乗員の資格がないとCATⅡ以上の運航ができません。
海外のLCCでは、高カテゴリー資格を取得維持させるのには経費がかかるので、飛行機にその装備があっても全く乗員に資格をとらせない会社があります。
高カテゴリーを取得するには、当該機種の乗務時間がある程度以上なくてはならないので、大手でも全ての乗員がその資格を持っている訳ではありません。
ただ大手だと乗員の遣り繰りに余裕があるので、高カテゴリーが必要な時にその資格を持つ乗員を配置しやすいです。
ちなみに霧の場合はCATⅢは有効ですが、雪の場合は、滑走路が雪氷状態だとCATⅢはできません。
更に暴風雪などで横風が10ノットを越える場合は、CATⅡ以上はできない(CATⅠの場合は横風10ノットを越えると、VISが上がります)ので、高カテゴリーは無意味になります。
高カテゴリー運航を行うには、空港側の施設と体制、航空機側の装備や承認、乗員資格、風や滑走路状態を含めた気象条件を満たす必要があります。

話が少しズレましたが、日本のLCCがどれくらい高カテゴリー運航をできるか(どれくらい乗員に資格をとらせているか)は、情報が開示されてないので不明です。訓練するには経費や稼働人員に余裕が必要なので、大手より高カテゴリー資格保持者の割合が少ないことは確かです。

質問した人からのコメント

2015/1/29 20:38:13

降参 大変良く分かりました!空港設備・機材設備はもちろん、乗員の資格や横風制限など様々な制約があるのですね。
ありがとうございました!

ベストアンサー以外の回答

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sidestepsideさん

2015/1/2500:34:31

通常のILSは自家用操縦士の計器飛行証明を得るのにも必要な技量ですから、普通のパイロットはILSが出来て当然ですよ。 4人乗りのセスナ機でも、多くは搭載されてるので気にするレベルじゃありません。

それとCAT-IIやCAT-IIIに対応する滑走路なんて数が少ないから気にしない方が良いと思います。 そこまで天候が悪ければ、離陸する事が出来ない場合も多いし、欠航や延着になるでしょう。CAT-IIで降りられるぐらいなら、代替空港に行ってもらった方が安全だと考えたら良いですよ。

それに濃霧が発生するのは早朝が多く、少しの気温上昇で消えるので時間が立てば消えてしまいます。それに日本の様に大気が不安定になりやすい地域は、そこまで濃霧が発生するとは思えません。

豪雨や豪雪でILSの限界まで近かずく場合は、下降気流や突風の危険性が有るので、最新式のB-787でも安全とは言い切れないよ。

なお、装備はオプションなので、搭載されているかは会社の方針しだいです。飛ばすだけなら、ILSは無くても合法的に飛行は出来ます。

2015/1/2316:41:24

大手の航空会社にしろLCCにしろ、現在日本に導入されている
旅客機でILS進入が出来ない機体は有りません。
パイロットも事業用操縦士の資格を取得する時点で
ILS進入の審査を受けています。
気象条件、気象カテゴリーに関しては、機体に装備されている
オートパイロットの性能や装備数によって決まって来ます。
オートパイロットが2式装備されていればCAT-Ⅱ、
3式装備されていればCAT-Ⅲ運航が可能になります。
LCCだから出来るか出来ないかでは無く、就航している空港が
CAT-Ⅲ運航を必要とする気象条件が多く有るかどうかで
導入する機材の装備をどうするか航空会社が判断して
決定されます。

2015/1/2312:54:33

ILSでの着陸ができないと定期運送用操縦士の資格は取れません。

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