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CES 2018:OculusとXiaomi、Snapdragon搭載の無線VR HMDで提携

» 2018年01月09日 10時31分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米FacebookでVR/AR事業責任者を務めるヒューゴ・バーラ氏は1月8日(現地時間)、米QualcommがCES 2018に合わせて開催したプレスイベントに登壇し、Facebook傘下のOculusが同氏の古巣の中国Xiaomiと無線VR HMDで提携すると発表した。

 xiaomi 1 Qualcommのプレスイベントに登壇したヒューゴ・バーラ氏(左端。中央はQualcommのクリスティアーノ・アモン社長、右端はXiaomiのトマス・タン氏

 Oculusは昨年10月、低価格の無線VR HMD「Oculus Go」を発表し、2018年初頭に199ドルで発売するとしていた。今回発表したのはこのOculus Goと、スペックはほぼ同等のXiaomiブランドの「Mi VR Standalone」で、いずれもQualcommの「Snapdragon 821」を搭載する。

 解像度はOculus Rift(2160×1200ピクセル)より少し高い2560×1440ピクセルで、片手で持つコントローラが付属する。両耳の近くにスピーカーを備え、イヤフォンジャックもある。

 xiaomi 2 Xiaomiの「Mi VR Standalone」とOculusの「Oculus Go」

 Xiaomiのヘッドセットは、Oculus Mobile SDKとMi VR SDKの両方をサポートし、中国ユーザー向けにローカライズされている。

 具体的な発売日や販売地域についてはまだ発表されていない。


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