世界のファッショニスタが注目! ルイヴィトン×フラグメントデザイン
Brandear
人気ブランド「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」とフラグメントによるコラボレーションアイテムの人気の秘密や豆知識などブランディアならではの視点でご紹介させていただきます。
共通のコンセプトが生んだコラボ
スポーツ界・政界・より身近な場所では職場など、至る所で新旋風の台頭、はたまた世代融合が叫ばれるいま、ファッション界における世界的ハイメゾンのルイヴィトンと日本のドメスティックブランドによるコラボレーションは、そんな時代を象徴するかのように互いのエッセンスを引き出し合い見事な融合を果たしています。
2011年にルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任した「キム・ジョーンズ」、イギリス出身の彼にとってはストリートファッションとロックがとても身近な存在であり、ルイヴィトンのラグジュアリーなイメージにそういった要素を加えるという彼のセンスは世界中で高い評価を得ています。
そんなルイヴィトンのコラボレーションパートナーに今回選ばれたのが、日本を代表するファッショニスタ「藤原ヒロシ」率いるストリートブランド「フラグメントデザイン(Fragment Design)」だったのです。
キム・ジョーンズと藤原ヒロシ氏は古くから交友関係があったことが今回のコラボレーション実現を後押ししたことは言うまでもありませんが、なによりもストリートカルチャーと音楽の融合を常に表現し続けている両者のコンセプトが一致していたことが実現の最大の理由といえるでしょう。
世界観が融合したアイテムたち
「Louis V and The Fragments」という架空のロックバンドをコンセプトに展開された今回の第2弾コレクションでは、ルイヴィトンのラグジュアリーな世界観を活かしたバッグ・財布などのレザーグッズをはじめ、前回よりもハードでストリート色の強いアパレルアイテムが多く展開されています。
まず、今回のコレクションで初登場した新アイテム「カバ・ライト」は、藤原ヒロシ氏がルイヴィトンのバッグを購入した際に付属する巾着袋にハンドルを取り付けるというところからインスピレーションを得て制作され、ブラック単色のコットン素材だけでなく、ルイヴィトンの世界観を表現したモノグラムキャンバスを採用したタイプも展開されています。
また、アパレルアイテムでは、藤原ヒロシ氏がSNSで着用している姿が話題となった「エンブロイダリーヴァーシティジャケット」、ダブルネームがプリントされた「オーバーサイズツアーTシャツ」、スクールテイストの「ヴァーシティカーディガン」などのラインナップが展開されています。
これらのコレクションアイテムは、2017年4月から原宿の「The Mass & Ba-tsu Art Gallery」で開催された期間限定のポップアップストアで販売されましたが、その注目度・人気度は高く即完売アイテムが続出するなど大盛況で幕を降ろしました。