誰もがイノベーターにならなくていい──違和感を声に出し、最初のフォロワーになる偉業

Biz/Zine Day 2017 Premium Vol.1

 産業領域を問わず、“非連続のイノベーション”が成長のカギになると言われる時代。そのアプローチの一つとして昨今脚光を浴びているのが「デザイン」を経営に取り入れる試みだ。なぜ今、デザインなのか。理論ではなくビジネスの実践に落とし込む上での具体的手法はどのようなものなのか。そんなビジネスリーダーの疑問に答えるべく、2017年12月14日、「経営戦略としての『デザイン』〜顧客体験と組織変革によるデザイン経営の実践〜」と題したイベント、「Biz/Zine Day 2017 Premium」が開催された。
 基調講演ではコーン・フェリー・ヘイグループ シニア・クライアント・パートナーの山口周氏が、「経営における新たな意思決定基準としての『美意識』 〜なぜ『イノベーションの方法論』は不毛なのか?」という刺激的なタイトルを背に登壇し、日本発のイノベーション不在の課題と打開案について鮮やかな論を展開。本記事では、その内容のエッセンスを紹介する。

[公開日]

[講演者] 山口 周 [取材・構成] 宮本 恵理子 [写] 和久田 知博 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] ワークスタイル 事業開発 企業戦略

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