分類図

「ポリプテルス」とは、特徴的な胸鰭から腕鰭亜綱のポリプテルス科に分類されたポリプテルス属の事で、近縁にアミメウナギで流通しているエルペトイクティス属がいます。 ポリプテルス目に含まれる多くの科は滅びていることから、現生種では1目 1科 2属で腕鰭亜綱を構成しています。
以前まですでに絶滅しているGuildayichthyiformes目と共に腕鰭綱として、条鰭綱とは別の綱を作り上げていましたが、 Guildayichthyiformes目はポリプテルスよりチョウザメに近縁であるとのことから条鰭綱に含まれるようになりました。 学術的な発見がされてから200年あまり、外見上や体の構造から数多くの原始的な魚類の特徴を兼ね備えていることは知られていますが、それ以上の事は これといった結果が得られないまま現在も研究が続いています。

硬骨魚類 Osteichthyes
肉鰭綱 シーラカンス類・ハイギョ類
条鰭綱 Actinopterygii
軟質亜綱 Chondrostei チョウザメ類
新鰭亜綱 Neopterygii 一般的な硬骨魚類
腕鰭亜綱 Brachiopterygii
Polypteriformes ポリプテルス目
Polypteridae ポリプテルス科
Bawitius属 †
Erpetoichthys属 カラバリクス(アミメウナギ)
Polypterus ポリプテルス
未分類
Bartschichthys属 †
Dagetella属 †
Inbecetemia属 †
Latinopollia属 †
Nagaia属 †
Saharichthys属 †
Sainthilaria属 †
Serenoichthys属 †
Sudania属 †
ポリプテルス:分類図