古代魚とは

遥かむかしの頃。地球上に恐竜が栄えた中生代、爬虫類が誕生した古生代、化石でしか見ることのできない古い時代。 その姿や体の構造が当時とほぼ変わることなく原始的な特徴を兼ね備えて現在を謳歌している魚類の総称。よく使われるところの「生きた化石」でもありますが、超ご高年齢の「生き続けてる化石」ではありません。
「生きた化石」と聞いて真っ先に思いつく有名どころは シーラカンスやカブトガニ、オウムガイあたり? 太古の昔から姿を変えずに…という括りなので、サメやエイ、昆虫ならゴキブリやトンボ、哺乳類ならカモノハシやカンガルーあたりにも含まれてきます。知られてないだけで実際にはもっとたくさんの種類がいます。

そこで現生する中で特に古い系統に属しているものを「古代魚」と呼んで分かりやすくしています。 ウロコの構造が原始的だとか、肺のようなウキブクロを持ってるだとか、頭蓋骨の形成がどうだとか、ヒレの骨格形成がとか… そんな感じで、特にはっきりした定義もなく 外見から分かりにくい点が多いです。 開いて説明してくれなきゃ、まぁ説明されても へぇそうなんだぁくらいですが。 厳密に言えばシーラカンスもカブトガニも化石として出会う種とほとんど変わらない姿をしていますが、ちょっぴり進化してるようです。

よし!古代魚を見に行こうって水族館に乗り込んだところで あんま出会えなかったりします。ちょっと大きなアクアリウムショップに行けば ガーパイク、ポリプテルス、アミアカルヴァ、ハイギョ類、アロワナ、ピラルクー、バタフライフィッシュ、ナイフフィッシュ、ジムナーカス、モルミルス… この辺あたりは たぶん水族館に行くより出会うチャンスあるし、真近かで見れるはず。

国立科学博物館の展示物。レピソステウス属のガーパイク。
現生している同じ属は1種を除いてスポッテッドとかショートノーズとか40~50cmの小型ガーですが、この化石は超デカい ぶっとい!

古代魚

フォッシルフィッシュボックス

行った勢いで買っちゃったフォッシルフィッシュボックス。 ポリプテルス何かびみょ! ガーいい感じ!!