核兵器の使用が数か月以内に起きる!?
スウェーデンの独立系シンクタンクで発表された衝撃の報告書をIWJが全文仮訳!
朝鮮戦争の再開がカタストロフィーに至る危機感が世界中で広がっている! 2017.12.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408293
以下抜粋
この報告書では、「非対称的な紛争では、優位な側(米国)は自己の無謬性を確信し、劣位な側(北朝鮮)は先制攻撃したほうがましだという考えに傾く」といった分析の他に、「米国内には、核使用に対するタブーが存在しない」という、驚くべき分析もあり、「米国は、1兆2,000億ドルを核兵器開発に投入する計画で核兵器開発を先導している」といった指摘を踏まえた上で、「キューバミサイル危機以来はじめての核戦争の危機」であると、警鐘を鳴らしている。
この報告書でオベルク氏が述べているように、圧倒的な軍事力の非対称関係にある米国・韓国・日本と北朝鮮が、緊張関係を持続していけば、劣位の側は暴発する可能性もある。国連決議による、石炭輸出の全面禁止や繊維製品輸出の禁止、原油など燃料輸入の制限など、経済制裁は、今後、確実に北朝鮮経済に効いてくるだろう。
米国が1兆2000億ドルの予算を投入して、核兵器の開発、維持に努めるという事実も確認したし「米国内に核使用のタブーが存在しない」という指摘についても、非常に詳細で信頼に足る研究があることもわかった。ヤン・オベルクのレポートは単に危機感を煽るだけのアジテーションではなく、それなりに論理的根拠のあるものだということも判明したので、以下仮訳を公開に踏み切ることにする。
現在の米国は、外交的には無能だが、1つの分野だけ、つまり軍事だけ突出しているので、米国の傲慢さは排除できない戦争要因になっている。
ニューヨークタイムズが伝えているように、韓国と日本が、国家として核保有すべきだという、まじめな議論が広がっている理由はすでにわかっている。韓国も日本も、平壌以上に予測不可能なトランプの米国のいわゆる「核の傘」では、信頼できず安心もできないということである。そして、韓国も日本も、北朝鮮が米国本土を攻撃しないゲームでは、犠牲になるのは韓国と日本だと知っているからである。数か月あるいは一年以内に、この地域の2、3か国が核保有せざるを得ないと考えたとすると、私個人としては、その後の核攻撃の応酬をどう回避できるのか見通すことはできなくなる。
現在の米国は統一的で統合的な外交政策を持っておらず、まして、一体性のある戦略や方針は皆無である。ホワイトハウスと議会、ペンタゴン、国務省、CIAやその他のいわゆる情報機関が、右往左往して内輪もめしている。それは危険性を高めるだけである。
米国内には、核使用に対するタブーは明確には存在しない。最近の科学的研究で、米国の非常に多くの男女が、イランで2万人の米国兵士のいのちを救うことができるなら、200万人のイラン市民を殺戮してもかまわないと考えていることが明らかになった
政治は、徐々に知性を欠いたものになってきて、数十年前と比べて、かなりの程度まで、ジレンマに関する知識と自覚が失われてきている。ケネディの時代にホワイトハウスに存在した人々や教養は、いまはもうない。知識を学ぶよりも、マーケティングを使用した意思決定にお金を費やすようになっているのである。
米国は、核兵器開発に1兆2,000億ドルを投入するという狂った計画で、核兵器開発を先導しているので、近い将来に核攻撃の応酬がなくても、それは時間的に遅れるだけのことだろう。納税者の市民が世界中の人間を怖がるような恐怖学が存在しているから、こんな倒錯した税金の無駄遣いをしても、大規模な反対運動は起きないだろう。
我々に必要なのは、わずか数百人の手の中にあって、我々全員を殺戮することのできる兵器は文明とは相いれないものだということを、市民社会が世界的な規模ではっきりと示し、行動してゆくことである。
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