kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

「機動戦士Zガンダム」アムロ・レイについて

初めは誰もがガンダム2代目主人公には違和感を持ったはずだ。 初代ガンダムが強烈だったからね。 アムロは僕らのヒーロー。

Zガンダムでもきっとアムロが主人公だよ。

えっ?「カ…カ…カミーユ??」 髪の毛はブルー?緑よりの変な色。

一体、アムロは何をしているのだろうか? ストーリーが進む度にアムロが出て来るのをボクらは待った。

クワトロ・バジーナって、シャアが出てきたのにアムロが出てこないはずが無い!

オープニングのコレは一体なんなんだ?!

え?え?え??!

アムロを待ち続けてストーリーを見てると、あれ? あのジオンのシャアが正義側なの?エゥーゴの主人公、ティターンズに巻き込まれ両親を早々に殺された、被害者感傷少年カミーユと、サブメインキャストであるエゥーゴ主力赤いリック・ディアスモビルスーツを操る、エースパイロット・クワトロ大尉の物語が勝手に進んでいった…。

なんだよ、地球連邦軍ティターンズと組んで悪の組織になり、反地球連邦軍エゥーゴが争ってんのか。 地球連邦軍の中佐であるブライトはバスクに殴られて、エゥーゴに寝返ってるし…。ゼータガンダムって組織構成が複雑なんだよね。



いつの間にか忘れていた頃に、アムロのゼータでのファーストシーンがいきなり訪れる。

それは軌道上で撃沈されたエゥーゴの戦艦モンブランが光が空を走り、それを地上からサングラスを外して確認するアムロだった。

「あー!やっと出たか!俺たちのヒーロー!」

ところが地球連邦軍により、ニュータイプは危険分子としてシャイアンの豪邸に軟禁状態にされていた。

しかしそれに甘んじて、生気を失っている。 完璧な引きこもりだな、これは…。

そこにカツ・レツ・キッカを連れたフラウが現れ、アムロはカツに挑発叱咤される。

アムロ「僕は一年戦争で十分に戦ったよ、カツ君」

カツ「僕らにとって、いえ…母にとっては、アムロさんはヒーローだったんです!」

カツ「そんな事を言わずに地下にモビルスーツを隠してあるとでも言ってください!」

この後フラウも落胆し、4〜5日滞在予定も明日帰ると決めてしまう。アムロは「切符は僕が手配しておく」と空気を読んだのか、読めてないのか分からない態度でモヤモヤする。

恐らくまだ決意はしてなかったはず。カツに牙を剥かれてもだ。 翌日空港で最後の最後まで言い訳をするアムロに、

フラウ「子供に戻ったって、何も手に入れられないのよ」

と諭す。これがきっかけになったのか、輸送機を脱出に使えると踏むと、ついに7年間の引きこもり生活と分かれる決心をする。アムロはカツを連れて飛び立った。

シャアと再会した時もそう、やっぱり行動出来ない。

クワトロ「君を笑いに来た…そう言えば君の気が済むのだろ」

アムロ「好きでこうなったのでは無い、それはあなたにも分かるはずだ」

クワトロ「しかし同情が欲しい訳でもないのだろ…ならばカツ君の期待にも答えるアムロ・レイであってほしい。それが私に言える最大の言葉だ」

クワトロ「自分の殻の中に閉じこもっているのは、地球連邦軍に、いやティターンズに手を貸すことになる」

アムロ「宇宙に行けなければ出来ない相談だ!」

ここまでシャアに言われても、いざ実戦になるとネモにも乗れなかったアムロ。こりゃ重症だ。 視聴者のために、立ち上がってくれニュータイプ

そんなアムロのもとにベルトーチカ・イルマが現れ、彼女の強引な愛の尻たたきにより、動き出すアムロ。 眠っていたアムロの能力に、再び火はつけられた。

ベルトーチカ「女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをする時もあるのよ」

それからというものベルトーチカアムロはイチャイチャ、キスしまくり。一体幽閉されていたアムロの7年間に何があったんだ?!

女の扱いが上手すぎるし、ひょっとしてあの豪邸の毎日の生活で・・・??覚えた・・・??



やがてカミーユとの連携で、ブランのアッシマーまで撃墜してしまう、かつてのアムロ・レイを取り戻した。

やはりアムロは誰かに尻を叩かれないと、行動出来ないタイプの人間か…しかも女に…俺と同じじゃないかw

ここまで見てよーく分かった…結局ファーストの時からのアムロを見てて気付くのは、実力はあるけど行動力が無いというところだ。決断したアムロの行動は早いんだけどね。

ファーストでも、セイラがいなければウジウジした意気地無しで終わってたかも知れない。 ニュータイプと凡人とではチョットしたきっかけがなければ、ただの人で終わるのかも知れない。

カラバを支援するために地球上へのMS降下作戦を実行、衛星軌道上から援護する作戦に出る。アーガマは宇宙から地球のキリマンジャロへ威嚇射撃をしていた。ヤザンハンブラビに「海ヘビ」の直撃を受け、クワトロの百式は地球へ落下してしまい、カミーユのゼータが百式を追う。

そしてキリマンジャロへ降下した、二人は再び地球で戦うことになる。 そこではカミーユとフォウの悲しい別れがあった。

アムロ「なぜあの二人を止めなかった…あなたにはわかっているはずだ、また同じことを繰り返させるつもりなのか」

そしてついに、クワトロはシャア・アズナブルであると正体を明かし、ダカールで演説を行なう。

アムロ「頑張れよ、シャア、カミーユ。無駄死にだけはするな」



カミーユとシャアを宇宙へ送り出したあとは、アムロはカラバで戦い続けた。

アムロとシャアはひとまずの別れとなる。 第35話〜38話までは「ゼータ」におけるシャアとアムロの別れを描いたエピソードである。

最終的な決着は「逆襲のシャア」に持ち越されるが、2人の関係は落ち着いた結果に。 そしてファーストから見てきたアムロとシャアの関係は感動的なシーンの連続となった。

特にアウドムラ艦内でのツーショットはすれ違ってきた意志が初めてひとつになった瞬間だった。



2018年1月9日(火)から22:00〜23:00

AbemaTVで「Zガンダム」配信スタート!

http://www.gundam.info/topic/19444

クワトロ・バジーナについて

カミーユ・ビタンについて

ベルトーチカ・イルマについて

Zガンダム・レクエイムシリーズ


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