2018年01月08日
紅白見返しました。
ウッチャンの司会は本当にスムーズでトークのリアクションも素晴らしかったのですが、ただ今回は構成や企画については全体的に去年のようなリスクを伴う冒険はほぼないに等しい状態でしたので、全体としては普通くらいでしょうか。
今回一番驚いたのはステージ演出。あそこまで装置のない紅白初めてです。後方に半円状の階段があり、その階段は中央部分が外れるようになっている。前方は奈落というかステージ下部を穴のように開けていて(恐らく穴の後方の壁がNHKホール通常使用時のステージの端部分)、そこも一部閉じたり開いたりできる。装置の可動部はおよそその2か所だけ。代わりに可動LEDスクリーンとその後ろに巨大ハイビジョンでおよそ全ての演出を行う形に。
映像で相当何でも作り込めるようになりましたのでそれはそれでよかったし、今後はよりこういう形になっていくのだろうけど、まだこなれていないのか、演出を補うように降らせ物が例年に増して多用されまくっていて、掃除の人が大変だと思いました。
- 「グランドオープニング」、本当に全出場者出てるようで、安室と桑田は正味こういうのが面倒でああいう枠になったのではないか説。と最初は思ったのですが、桑田はその後もっとがっつり茶番に関わったので、もう出る出ないの話題こそが視聴率欲しさの茶番だと思うことにする。
- 「グランドオープニング」各者一瞬でしたがその中で最強だったのはブルゾンよしみ(天童)。
- Hey Say! Jumpの前説をしている二宮くんの後ろに欅坂46の平手ちゃんが相変わらずな感じで立っていてブレてない。
- 「演奏:大晦日音楽隊2017」「踊り:パネルダンサー」「踊り:チームズンドコ100」。もう少し考えて名前付けてやってほしい。
- E-girls、舞台奥で踊ってた時、審査員見られへんやん。
- 司会が舞台脇にいるとき、吉岡里穂と高橋一生が見切れる位置なのは絶対そういう意図だ。
- けん玉14番の人はあれから眠れているのだろうか。
- ひふみんのTTポーズ。
- 登美丘高校はいつも「準優勝」って紹介されて、優勝の高校はアレだ、R-1のかまいたちみたいなもんだな。
- 西野カナの早着替え後の衣装、赤い襟と裾と、白と金の格子柄って、めでたすぎて冷静にみたら見たらほぼコントの様相。
- ガテン系のネタになるとTOKIOを引っ張り出すのはやめてほしい。しかもものすごいざっくりさ。
- 乃木坂の時のバナナマン日村の放送事故状態は、カメラマンの位置取りの問題だから許してほしい。ただ深夜にテレビを観ていないと両者の関係性はわからないので、やっぱり駄目だ。
- さや姉は下から煽るように撮っちゃいけない。右上から撮ってあげてほしい。常に。
- 「いつでも夢を」を歌っているときの宮本浩次の顔がヤバい。
- 義足のダンサーもすごいけど「ノンフィクション」はMVがエグいので正直あんまりインパクトない。
- 今回のPerfumeは、よく見るとものすごいけど自然すぎてぼーっと見てる分には伝わらない。
- さすがにX JAPAN、紅白で観客にサビそんなに長く歌わせようとするのは無茶だ。
- 「紅」の時、YOSHIKIに気を取られていたけど、バックの映像が炎と鎖という随分ベタなヤツでした。
- ToshI「よいお年をーーーー!」
- AKB48歌唱曲の投票結果がガチだとすれば、これこそ「忖度」という言葉にふさわしい状況。
- 本当のこと言うとエレカシにはこういう時にこそ「ガストロンジャー」とか歌ってほしかった。
- 星野源が歌っていて審査員席に切り替わった際、吉岡里穂がステージに向かって手を振っていたので、このどん兵衛カップルはあやしいという噂を立てたい。
- 黒柳徹子のトークのリズムに合わせて微振動するひふみん。
- 桑田と峯田が絡んでいるというだけで、何か喜ばしい。
- 毎年「メドレー」という形なのでわかりにくいけど、嵐は「GUTS!」紅白で一番歌ってる曲なんじゃないか。世間的な代表曲はこれってことでよいでしょうか。
- 氷川きよしの衣装は何か、伊東マンショを強くしたらああなる感じがする。
- 安室の紹介VTRの大部分、テロップ含めて「告白」の流用じゃないか疑惑。
- やっぱり今年のトリは、安室桑田が終わった後の消化試合というか、11R有馬記念が終わった後の12Rホープフルステークスのような味わいに。
あともう一点、今回くらいスタッフが見切れたこともなかなかなかったと思います。手で〇を出すディレクターさんとか。おもしろいのでそのままでいいです。