東村アキコさんといえば、昨年話題になっていた『東京タラレバ娘』の方が有名?
ドラマ化もしたらしいけど、原作レイプ的な結末だったらしく、原作をずっと読んでたわたしはやや(?)納得がいかない。
ドラマと原作が、ぜんぜんちがーう!!
ここまで変えちゃうともう、原作って言えないんじゃないかってくらい、途中経過も、結末も、全然、ぜんっぜん違います。
いいの?
これいいの?
早坂さんと一緒になりたいっていう倫子を、香と小雪が賛成しちゃってるとか。
もうね。
ないわー。
まじないわー。
だって、原作では真逆ですよね?
香と小雪が、なかば誘拐みたいなことまでして、倫子をKEYくんのとこに連れていって、早坂さんとの仲、ぶち壊しましたよね?
てかそれこそが、この作品の柱だし核だし終盤のクライマックスですよね??
と、原作の連載をずっと読んできたわたしからは考えられないアレンジ。
そこは、そこだけはいじっちゃだめでしょう!!ってとこをざくざく土足でいじっちゃってる。
こーゆーの。
あれだよね?
原作レイプっていうよね?
あはは全然納得いってなかったわ。
『僕たちがやりました』もそうだけど、原作の一番の核心を変えちゃうのってどうなんだろうとおもうけど、まぁ、アリなんでしょうね世の中的に。
きっとドラマ『海月姫』も、原作とはかけはなれたところに着地するんだろうなぁ。
原作漫画『海月姫』
東村アキコさんは、ダブル連載で『東京タラレバ娘』と、この『海月姫』を同時に執筆されていました。
どっちかっていうとわたしは『海月姫』の方がすきだったので、タラレバ娘のせいで連載がおやすみになったりするの、ちょっと残念だったなぁ。
このお話は、海月が大好きなオタク女子とその仲間のこじらせオタク女子たちが、自分に似合う服をつくったり着たりすることで、、前より少しだけ胸を張れるようになるっていう、お話的にはそんなにドラマティックなものではないけれど、心の中にすっと残るような、そんなお話。
それにくらべれば主人公の三角関係とかは割とどうでもいい、ただの物語のスパイスなんだけど、きっとドラマでは、そっちばかりに焦点があたるんだろうなーという予感。
あとこの漫画の中では、ユニクロやGAPなど、いわゆるファストファッションブランドを痛烈に皮肉ってる。
著者の東村アキコさんはきっと、それらのブランドが、発展途上国の労働を搾取してることも知った上で、この漫画を描いてる。
だけどそれも、民放ドラマじゃ、スポンサーの関係でぜったいに取り扱われることはないんでしょう。
ユニクロから始まった、無個性でシンプルな服の大量生産。
労働搾取から生まれた品質のいい格安の服を、まるで制服のように着ている人たち。
その辺も、この漫画はこっそりと遠回しに描いているんだけど、まぁ、ドラマではまず無視でしょうねー。
原作では、主人公のロマンスの行方ははっきりとは描かれず、あいまいにしていたけど、ドラマではそうもいかなそう。
と、原作とずいぶん違うドラマになることは間違いないです。
しかも月9だしね
ロマンス必須な月9。
テンポのいい軽快なドラマになるんだろうな。
原作は、何度も読み返したくなる良作なだけに、個人的には残念。
てかキャストのとこに花森さんの名前ないけど、誰がやるんだろう?
まさか出てこないとかないよね??
そういえば映画化もしたんだよね少し前に。
あまりヒットしてた印象ないけど。
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まとめ
わたしの読んでる漫画は今までもメディア化したものがたくさんある。
『逃げるは恥だが役に立つ』とか
『ホタルノヒカリ』とか
『のだめカンタービレ』とかとか他にもたぶん。
でも今回の『海月姫』は(も?)期待度があんまりないなぁ。
原作とは全く別物の、娯楽系シンデレラストーリーとしてみれば見れなくはないかもだけど。
まぁおそらく見ないだろうけど。
ということで
ドラマはともかく
原作はただの恋愛漫画では全然ないし、かなりおすすめ。
『東京タラレバ娘』とはまた違う感じでおもしろいよ!
あ、ちなみに作者の東村アキコさん、離婚したんだそう。
今後、今までとはテイストの違う作品が発表されるかも。
応援しています。
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ちなみに次にドラマ化してほしいのはこの漫画!!
これなら見たいかも!!