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【政治】

巡航ミサイル「国民の理解得られる」 首相、NHK番組で

 安倍晋三首相は七日放送のNHK番組で、二〇一八年度予算案に長距離巡航ミサイルの導入関連費用が盛り込まれたことについて「国民の命を守り抜いていくためには、相当質の高い防衛力を持たなければならない。国民の理解を得られると思う」と語った。 (吉田健一)

 北朝鮮の核・ミサイル開発に関しては「(地上配備型の迎撃システム)『イージス・アショア』配備をはじめ、弾道ミサイル防衛能力を格段に強化していく必要がある」と訴えた。

 原発を巡っては「多くの国民が再稼働に不安を感じていると思う。不安に寄り添いながら、再稼働を進めなければならない」と再稼働推進の方針をあらためて強調した。

 慰安婦問題を巡る日韓合意については「合意にのっとり、誠意を持って約束したことは実行している。韓国側も、約束したことは誠意を持って実行してもらいたい」と語った。

 自民党総裁選への対応では「国会が終わって、セミの声が聞こえてきた後に考えたい」と通常国会閉幕後に判断するとした。

 首相の出演は六日に収録された。

 

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