Touch Barを最大限に活用!非対応アプリでも使える!Touch Bar対応アプリと活用術まとめ

シェアする

App StoreのEnhanced for Touch Barをチェック

2016年モデルのMacbook Proから搭載されているTouch bar。

Control Stripをカスタマイズして、
Macの基本的なシステム機能を便利に利用することもできますが、
やはりKeynoteやPhotoshopといった対応アプリケーションでも
Touch Barを利用して、最大限に活用したいところです。

MacのApp Storeでは、Touch Barに対応したアプリを特集した
コーナーである、「Enhanced for TouchBar」が用意されているので、
チェックしてみましょう。

まずは「Appコントロール」を有効にする

Siriの起動、Spotlightの起動、音量の調整やディスプレイ輝度の調整
といった基本的な機能をTouch Barで利用するには
「Control Strip」と呼ばれる画面を利用します。

対して、アプリケーションを起動した際に、
それら専用の項目をTouch Barに表示するには
「Appコントロール」を利用します。

システム環境設定→キーボード→Touch Barに表示する項目:
を、「AppコントロールおよびControl Strip」もしくは
「Appコントロール」に設定するのを忘れないようにしましょう。

Apple製アプリのTouch Bar機能

カレンダー

カレンダーでは、「日」「週」「月」「年」といった
カレンダーの表示範囲に合わせて、
Touch Bar上に前後の「日」「週」「月」「年」へのショートカットが
表示され、タップすると即座にその場所にジャンプできます。

特に「月」や「週」単位で表示している時は、
画面上に同様のショートカットはないので重宝します。




マップ

マップでは、検索時に近くの「レストラン」「カフェ」
「ショッピング」「映画」を調べるショートカットが表示
されます。

これらは、Macのディスプレイ上に表示されない項目なので、
それらを検索する際は便利かもしれません。

スポットを選択した後は、
「経路」「お気に入り」「情報」「共有」メニューを
即座に呼び出すことができます。

iTunes

Mac標準のメディアプレーヤー、iTunesでは、
再生・停止・次の曲・前の曲のボタンのほか、
再生位置をシークバーが大きく表示されます。

Keynote

Mac標準のプレゼンツール、Keynoteでは、
プレゼンの編集時に活用できるTouch Bar項目が表示されます。

例えば、テキストボックスを選択すると、
「テキストボックスの背景色」「テキスト色」
「テキストボックスの枠線色」
の設定アイコンが並んで表示されます。

これらの色を編集する際、アプリ上のUIでは、
「スタイル」と「テキスト」タブをまたいで設定
しなければならないため、Touch Barを利用すると
よりすばやく編集を行えます。

Numbers

Mac標準の表計算ツール、Numbersでは、
セル内の「フォーマット」「フォーマット」「数式」メニューへの
ショートカットや文字色、文字形式(文字の上に点やダッシュを付けたり、
太字や下線を付けたり)がワンタップで行えるようになります。

サードパーティ製アプリのTouch Bar機能

1Password

様々なWEBサイトやアプリケーションで使うパスワードを
1つにまとめられるアプリ、1Password。

Touch Barと連携する最大の利点は、Touch Barに搭載されている
指紋認証機能、Touch IDが使えるようになることでしょう。
あらゆるパスワードを、1回の指紋タッチに置き換えることができます。

Rocket


Rocketを使えば、Dockにあるアプリケーションのショートカットを
Touch Barに一覧して表示することができます。


「Folder Shortcut」から、任意のフォルダへのショートカットを
登録することも可能です。

Sketch

WEBデザイナーのPhotoshopからの乗り換えが進んでいる
Mac専用グラフィックアプリ、Sketchでは、
ペンツールやカラーピッカーツールなど、多くのツールショートカットが表示されます。


Affinity Designer、Affinity Photo

IllustratorやPhotoshopの代替として人気のあるグラフィックアプリ、
Affinity Designer、Affinity Photoでも、
ペンツールやカラーピッカーツールなど、多くのツールショートカットが表示されます。

djay Pro

多くのDJ用デバイスにバンドルされ、DJ用アプリとして
デファクトスタンダートとなりつつある、 Algoriddim社のdjay Pro。
Touch Barを使えば楽曲の頭出しのために行うスクラッチを
タッチパネル上で行うことができます。

また、マウスでは難しい、複数同時のフィルター操作も、
Touch Barのマルチタッチによって可能になります。

Better Touch Toolで非対応アプリを対応させる

マウスやトラックパッド、キーボードやメニューバーを
カスタマイズできるツール、Better Touch Toolには、
Touch Barをカスタマイズする機能も備わっています。

Control Strip上に、Better Touch Toolのアイコンを配置し、
そこから任意のアクション(スクリーンショットを撮るなど)
を登録して実行することができます。

これを利用すれば、Touch Bar に対応していないアプリケーションでも、
起動や内部メニューコマンドを Touch Barに登録することが可能に
なるので、Touch Barを最大限活用したい場合は導入をオススメします。