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算出方法、年度内に提示 東電方針、双葉町への賠償で

 東京電力福島第一原発事故に伴う自治体の財物賠償を巡り、東電は双葉町に今年度中に賠償金の算出方法を示す考えを伝えた。4日に小早川智明社長ら東電幹部が町役場いわき事務所を訪れ、方針を示した。
 町は他の自治体に先駆け、2012(平成24)年3月に使えなくなった町有地や公共施設の損害として約192億5300万円の賠償請求をしたが、これまで東電からの回答や支払いはなかった。
 昨年6月には浪江町が賠償請求していた約115億8600万円のうち25億円が支払われている。
 伊沢史朗町長は記者団に「具体的な回答があったことは評価したい。6年間待ち続けてきたことへの対応は不誠実だと感じるが、ようやく解決の糸口が見えた」と話した。

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