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1605話
ロッシにある王城に忍び込み、そこから馬車を奪い……更にはその追跡としてやって来た騎兵隊から馬を奪うことに成功したレイ達は、そのまま進み続けた。
本来であれば、それこそその場で馬車に馬を繋ぎ、歩くのが遅い者をそれに乗せれば手っ取り早かったのだが、馬車に馬を繋ぐという作業や、御者をする人物を選ぶこと、何よりどのような人物が馬車に乗るのかを決めるのに時間が掛かるとして、レイ達はそのままその場を後にした。
よっぽどのことでもない限り、基本的に人間は楽をしたいと考え、楽が出来るのであればそれを逃すことのない性格をしている者が多い。
そうである以上、今この場で馬車に乗るような人物を選ぶとなると、間違いなく騒動が起きる筈だった。
最初に疲れたとレイに愚痴を言った女とのやり取りはそれなりに広まっているようだったが、それでも今の状況で馬車に乗る人物を選べば、自分もと言ってくる者が多いだろう。
もっとも、レイが見た限りでは結構な人数が数時間歩き続けている影響で疲れているのだから、馬車に乗りたいと思っても無理はないが。
冒険者や商人といった者達であれば、それこそ数時間、半日……場合によっては夜を徹して歩き続けるという経験をする者もいる。
だが、ここにいる者の大部分は、それこそ自分の住んでいた場所から出たことのない者が殆どなのだ。
そうである以上、当然のように歩くという行為に慣れてはいない。
「レイ、もうそろそろ限界よ。明日も歩き続けるのなら、そろそろ休ませた方がいいわ」
レイの近くを歩いていたヴィヘラの言葉に、レイも頷く。
「そうだな。出来ればもうちょっとロッシから離れておきたかったんだが……」
そう言い、レイは近くを歩いていたリュータスに声を掛ける。
「リュータス、ジャーヤの方の追っ手はどうなっていると思う? こっちに向かってくると思うか?」
「どうだろうな。メジョウゴからこれだけの人数が抜け出したんだし、俺達を見失うってことは全くない筈だ。メジョウゴの一件も、あの戦いの生き残りから報告があってもおかしくはないし。けど、今のジャーヤにそれだけの余裕があるかと考えると……」
そこで一旦言葉を切ったリュータスは、首を横に振る。
「今日……いや、もう時間的に昨日か? 昨日の騒動でジャーヤが受けた被害は、ちょっと洒落にならないくらいに大きい。メジョウゴにいた娼婦達は全員我を取り戻して大部分がこうして脱出してるし、巨人の巣は襲撃を受けているし。何より……」
再びそこで言葉を切ったリュータスは、周囲にいるレイやヴィヘラ以外にもリュータスの話を聞いていた者達の視線が自分に集まるのを理解しながら、口を開く。
「洞窟にいた巨人の全てが殺されてしまったというのは、ジャーヤにとっては致命的なダメージだろう。最大戦力がそっくりそのまま消滅してしまったんだからな」
知能はともかく、純粋な身体能力で考えれば――あくまでも一般人の感覚だが――強力無比な巨人だ。
千匹以上存在した巨人の全てが殺されてしまったというのは、これまでジャーヤがコツコツと貯めてきた戦力が突然なくなったという感じだろう。
(認識としては、社会人となって毎月数万円ずつ貯めていた貯金が、定年する頃に突然奪われた……って感じなのか?)
勿論正確には違うだろう。
少なくても、働いて貯めた金は女を強引に連れてきて娼婦をさせ、更には巨人の母体として食い殺させるなどというような非道な真似はしていないのだから。
だが、レイのイメージとしては、そのような感覚だったのは間違いない。
「その被害の大きさから、ジャーヤはこっちに手を出すことが危険だと思うのかしら?」
ヴィヘラの言葉に、リュータスは頷く。
「絶対とは言えないけど、多分。……ただ、問題なのはジャーヤが犯罪組織だということだ。今回の一件で受け被害はとてつもなく大きいが、同時にレイ達の手で思い切り顔に泥を塗られたも同然だろう?」
「つまり?」
「犯罪組織……いわゆる、闇の組織や裏の組織と呼ばれている組織にとって、面子というのは普通の人達が思っている以上に重いんだ。何しろ、普通の組織とちがって暴力こそがそういう組織の後ろ盾になってるんだからな」
「それが顔に泥を塗られた……侮られたとなると、組織として報復しない訳にはいかないってこと?」
「そうなる。……もっとも、ジャーヤにそれだけの戦力が残っているのかどうかって点があるけど。特に、巨人の巣を守っていた戦力は軒並み殺したり怪我を負わせたりしたんだろ? あそこに集まっていたのがジャーヤの中でも精鋭なのは間違いないからな。勿論、他にも幹部が個人で持っている戦力とかはあるが」
個人で保有している戦力と聞き、レイは面倒臭そうな表情を浮かべる。
逆にヴィヘラは、もしかしたら手応えのある相手と戦えるのではないかと、微かに期待の表情を浮かべていた。
「話は分かった。出来ればレーブルリナ国から出るまではそんな連中には来て欲しくはないな。……よし、そろそろ休むか。出発は明日の午前中でいいよな?」
その言葉を聞き、体力的に限界が近かった女達はそれぞれ安堵の息を吐く。
街道から少し外れた場所まで移動し、女達には十人一組といった具合に纏めさて、食料と水を配っていく。
当然これでも大きな騒ぎとなったのだが、幸いなことに疲れ切っていた影響からか、レイが予想していたよりもあっさりと決まった。
今日からはその十人一組で行動して貰うとレイが告げても、特に文句がでないのは……騒ぐのが面倒というのもあるのだろうが、効率的に行動すればその分余裕が出来ると理解しているからだろう。
もっとも、これから寝るということで、一人につきパンが一個と水が一杯程度の量だったが。
……ただ、パンはともかく水を一口飲んだ者達は大騒ぎとなる。
その水の出所が流水の短剣であり、魔力によって水の味が変わるといことを知っている者は、そう多くはない。
勿論短剣から出てきた水を飲むということに躊躇した者もいたのだが、一口飲めばそれ以上不満の言葉は出なかった。
まさに天上の甘露とも言うべき、極上の水。
ただの水なのは間違いない。間違いないのだが、その水が身体に染み渡るのは、まさに快楽、悦楽という言葉が相応しい。
貴族や王族ですら飲んだことのないような、そんな水。
その水を飲んだだけで、何時間も歩き続けた身体は瞬く間に癒やされたようにすら感じられる。
疲れ切っていた筈が、まだ歩けそうな気さえしてくるのだ。
(ちょっと早まったか?)
奴隷の首輪から解放されたその日に数時間歩き続けるといった行為をしたのだ。
当然のように疲れ切っている女達やレジズタンスに対して、少しでも気力が回復すればと思って流水の短剣の水を飲ませたのが……その効果は、レイが予想していた以上に派手になっていた。
それでも、士気を盛り上げるという意味では、最善の結果をもたらしたと言えるだろう。
「後は、全員寝ろ! 明日は午前中に出発するからな!」
寝ろと言っても、全員分のテントがある訳でもなく、毛布代わりの布がある訳でもない。
それこそ、着の身着のまま草原の上で眠ることになる。
だが、幸い今は夏だ。
夜でも気温が二十度を下回ることはなく、眠ることが出来る。
これがもう少し後……秋に近くなってくれば、娼婦の如き服装だけで眠るというのは無理があっただろう。
そういう意味では、レイ達がこの時季にレーブルリナ国にやって来たのは運が良かったのは間違いない。
「スーラ、多分大丈夫だと思うけど、レジスタンスのメンバーが交代しながら見張りを頼む。こっちからも一人ずつだが、人数を出すから」
「分かったわ。ロッシからまだそれ程離れていないし、しっかりと見張りをした方がいいわね。シャリアに任せるわ。……もう何日か経てば、ロッシからの兵力を心配することはないと思うんだけど」
一応レイからこれ以上追撃してくる兵士はいないだろうということは聞かされていたスーラだったが、それでも絶対とは言えない以上、完全に安心することは出来ない。
「そうしてくれ兵士の追撃はともかく、ゴブリンとか盗賊辺りが来れば面倒なことになりかねないしな」
特にレイが厄介だと感じているのは、盗賊だった。
大半のモンスターのように、セトの存在を察知出来ず……それ故に、自分から近づいてきてもおかしくない存在。
盗賊にしてみれば、この一行は鴨葱……どころか、火と鍋とそれ以外の具材も一緒にやって来たのに等しいだろう。
見目麗しい女が大量にいるのだ。
何人でも捕らえることが出来れば、それだけで丸儲けに等しい。
「そうね。兵士はともかく、盗賊はこの先に進めば進むだけ厄介な存在になるでしょうし」
「……何気に、ジャーヤって結構役立ってたんだな」
ジャーヤという組織のおかげで、下手に盗賊に襲われないという意味ではレーブルリナ国は移動しやすい。
もっとも、盗賊が襲ってこない代わりに軍隊が襲ってくる可能性があったり、盗賊よりも遙かに規模が巨大なジャーヤが襲ってきたりする可能性はあるのだが。
「そうね。とにかく、見張りの件はそんな感じでお願い。正直なところ、早いところ護衛の冒険者を雇いたいところなんだけど……」
口籠もるスーラが何を考えているのかは、レイにも分かる。
冒険者というのは、基本的に粗暴な性格をしている者が多い。
勿論中には紳士的と呼ぶに相応しいような者もいるのだが、冒険者という括り全体で見れば、当然のように粗暴な方が多いとなるだろう。
中には、普段は盗賊として活動しているような、そんな冒険者すらいるのだ。
ギルム辺りに集まってくる冒険者ともなれば、そのような者は少ない。……少ないであって、全くいないと表現出来ないのは冒険者らしいと言えるかどうか。
ともあれ、この集団の大部分が女……それも美人や可愛いと言われるタイプの女である以上、どうしても粗暴な冒険者を護衛に雇えば、騒動を引き起こすのは確実だった。
そうならない為には、数が少ないが女の冒険者を雇うか、もしくは紳士的な冒険者をどうにか探して雇うか……もしくは、粗暴な冒険者がちょっかいを出してきたところで力を見せつけ、馬鹿な真似を考えないようにするしかない。
一番手っ取り早いのは、やはり力を見せつけることだろう。
それが可能であれば、の話だが。
(スーラ達は……ああ、シャリアがいるか)
メジョウゴでレイが出会ったシャリアという獣人は、今はレジスタンスに所属していた。
それも、ただ所属しているだけではなく、獣人部隊を率いる部隊長としてだ。
本人もかなりの力を持っているらしく、現在ではレジスタンスでも有数の戦力となっている。
レイが見たところ、シャリアくらいの実力があれば、ある程度の冒険者であれば勝てるだけの実力がある……と、そう思った。
勿論冒険者は人やランクによって、実力が大きく違ってくる。
それこそ、レイ達の仲間の中でシャリアが勝てそうなのは、恐らくビューネだけだろう。
もっとも、その戦いもあくまで正々堂々と正面からという条件がつくのだが。
街中や森といった場所での戦いとなれば、獣人であるシャリアにとっても有利だが、戦闘に特化したシーフのビューネの方が上だというのが、レイの見立てだった。
「まぁ、俺達がずっとついている訳にもいかないしな。近い内に俺達は一足先にギルムに向かうことになると思う。勿論、そこで別れてもう二度と戻ってこないって訳じゃなくて、何日かに一度は戻ってくるつもりだが」
「そういう意味では、やっぱり馬車とそれを牽く馬を入手出来たのは良かったんでしょうね」
「だろうな」
幾らレイのミスティリングの大量に食料が入っているとはいえ、夏という季節である以上長期間の保存は不可能となる。
新鮮な食材の類であれば、三日程度。だが、頻繁に来る訳にもいかない以上、干し肉や焼き固めたパンのような保存食をメインの食事として貰うこともあるだろう。
(一週間に一度くらい戻ってくるのが理想的だよな。ギルムの増築工事とかもあるし。……問題は、ギルムから派遣された使節団がどの辺まで来てるかということか)
リュータスを預ける必要がある以上、使節団と合流するまではレイもこの集団と共に行動する必要があった。
「じゃあ、いつまで話をしていてもなんだし、そろそろ寝るか」
「あら、そう? じゃあ、私もこの辺で失礼するわね」
そう言い、スーラは軽く手を振ってその場から離れていき……レイはそれを気にした様子もなく、ミスティリングからマジックテントを取り出す。
次の瞬間、いきなり広がってテントが月明かりに映し出される。
離れた場所にいる者は何が起きたのか理解出来た様子はなかったが、レイの側にいる者は話が別だ。
いや、それどころか離れていった筈のスーラが、走ってレイの方に向かってくるのだった。
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