アイドルオタクである部分については、完全に息子(小5)に毛嫌いされており、
最近のエピソードとしては、地域(隣り街)でお祭りやってるから屋台でも回って楽しもうという口実で連れ出したイベント。
地面に向ってMIXを打ち始めたお父さんに対して、息子は関係者であることが周囲にばれないように路地裏に逃げ込んだ。
30分ぐらいのライブがおわったら合流して、屋台で串焼き食べたり、射的したりして祭を楽しんだ。
お父さんの初現場は、実は息子と行った地域アイドル祭みたいなイベントなんよ。
もう4年ぐらい前になるかな。子供連れだったから、ファミリーエリアに案内されて、目当ては当時全然売れてないグループだったから、
ファミリーエリアにはとくにアイドルに興味がない家族が3~4組。
youtubeで予習したコールを最前で叫んでたら、息子が軽く引いてた。
それ以来、前述のように、だまし討ちでないと、あるいは相当な譲歩、メリット(一緒に来てくれたらおもちゃ買ってやる)がないと共にアイドル現場には来てくれなくなった。
それでも、アイドルオタク以外のオタクのお父さんは尊敬されてた。
プログラムに興味を持ちだした息子さんに、UTAU(ボカロの制作ツールみたいなん)触らせたり、3Dオブジェ作るサービス触らせたり。
ミニ四駆の話になると、「お父さんの頃はな、エンペラーファイヤードラゴンっていう凄い早い機体があって」(適当に嘘を混ぜつつ)、
子守唄代わりに、1週間かけてZガンダムのあらすじを語るなんてこともあったっけ。
こないだは、リアルロボットとスーパーロボットの概念について、興味深く聞いてくれていた。
もちろん、流行にはついていけない。
いっとき流行った妖怪ウォッチは子供と同時にプレイして子供がつまったらアドバイスし、
子供がクリアできないミニゲームを代わりにクリアして、友達誰よりも早いタイムとか出して尊敬されてた
仮面ライダーディケイドが流行った時は、ネットでDLしたレアなカードデータから変身データ用のカードを作ってやったりも。
そんな息子がCCさくらを視聴しだした。
お父さん、広く浅いオタクだから、今は地下アイドルオタクだから、実はCCさくらは見てない。
まだ息子はこれがオタクの常識だとは気付いていないようで、普通のアニメとして見ている。
だが、やがて気付くだろう。
アニメ、ゲーム、特撮に幅広い知識を持ち、アイドル系の知識以外については尊敬の対象だったお父さんがにわかオタクだっということに。
ああ、これが子が父を超える瞬間なんだ
感慨深い、と思ったり思わなかったり
小5の子供がいるような歳にまでなって、よくアイドルオタクなんかやってられるね。 けっ!