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とても忙しいらしい
「伯爵様、相変わらず凄いね」
地響きと共に吹き上がる爆炎と土煙を遠くに見ながらそんな呟きを漏らしたのは、人族の勇者であるクルツである。
見た目は紅顔の美少年という形容がぴったりとくるクルツではあるのだが、内に秘めているものは到底人族の勇者という言葉が似合うとは思えないこの少年だ。
蓮弥から言いつかった仕事を軽く行って、魔王討伐軍の拠点へと戻ってきていたクルツは、その瘴気の森の中に道を通すという蓮弥達の作業が順調に進んでいるのだろうと顔を綻ばせる。
「あれくらいボクもできるようになればなぁ」
エミルとフラウが丹精込めて作り上げたホムンクルスを核として、そこにフラウが取り込んだ様々なものを練り込んだ存在であるクルツを人族といってしまっていいのかについては、蓮弥達の間でも様々な意見がある。
ただ、前任の勇者にして異世界からの迷い人であったユウキという者が持っていた勇者という属性を引き継いでいるクルツは、人族の勇者は異世界から呼ばれてくるという部分に該当していると考えられているので、その素性はともかくとして人族の勇者という称号を名乗ることに関しては、異論はどこからも出ていない。
もっとも、異論があったとしてもそれは馬鹿正直に口に出せるような勇気のある者は今のところ見受けられず、いたとするならばその誰かが次の勇者を名乗ってもいいのではないかともっぱらの噂であった。
そんなクルツはしばらく蓮弥達が作業しているのであろう方向を見ていたのだが、しばらくすると自分の仕事を思い出したのか、足早に討伐軍拠点の敷地内を走り抜けていく。
向かう先は拠点の中で作業場と呼ばれている場所だ。
魔王城まで到達するために討伐軍が使っていた戦艦や、魔王城自体から使えそうな物を片っ端から引っぺがし、集めただけの場所ではあるのだが、この場ではおそらく大陸広しといえども他では追随しえない程の水準の作業が行われている。
ここに匹敵するだけの作業水準を持っているのは、蓮弥の領地であるクリンゲくらいであろうと考えられているが、その区画の主はどちらも魔族であるエミルであった。
「素材、持ってきたよー」
明るい声と共にクルツは作業場へと続く扉を押し開ける。
建物自体は他の建物と同じく木材を主体とした建物であるのだが、その内側に施されているのは金属による補強であったり、護りの魔術を刻んだ石材であったりと、多種にわたってがっちりと防護されているこの建物には常時、かなりの人数が詰めていた。
「いやぁ待ってなかったよ。もっとゆっくりしててくれて全然よかったのにねぇ本当に……いくら魔族でも過労死するんじゃないかって思うんだけど、どうだろう?」
げっそりとした顔でクルツを出迎えたのは、作業場の主であるエミルだった。
いつもの飄々とした笑みはそのままであるのだが、滲み出る疲労の色は濃い。
紫色の髪はややもつれていつもの艶を失い、肌の方もクルツから見るとなんだか水気を失ってかさかさしているようにも見える。
いつもの服装も油やホコリに汚れており、これが以前は大陸全土で忌み嫌われ、その卓越した能力で恐れられていた魔族の一人だといわれても、首を傾げてしまうような有様であった。
「みんな、早くお家に帰りたいんじゃないかな」
げっそりとしているエミルからわずかに距離を置くように身を離しつつ、クルツがそんなふうに応じてみせると、エミルはがっくりと項垂れ、頭をかいた。
「分かってはいるんだけどねぇ。限度ってもんがないかねぇ?」
そういってエミルは作業場の壁の方へと目をやる。
つられてクルツがそちらへと目をやると、そこは死屍累々といった光景が広がっていた。
とはいっても本当に死体がそこに置いてあるわけではない。
死体と評しても問題ないような状態の作業員達が、雑魚寝状態で寝かされているのだ。
彼らもまた、エミル同様に体のあちこちが油やら何やらで汚れており、眠っているのだろうと思われる顔には色濃い疲労と苦悶の表情が刻み込まれている。
「満足な設備のないここで、千台もの車を作れっていうんだから無茶にも程があると思うんだよねぇ。そりゃ、それをやらなきゃ帰れないっていうんだからやるけどさ」
「あそこの人達は?」
「力尽きた勇士達ってとこかねぇ。目が覚めたらまた作業が山積みになってるんだけど」
技術者であるエミルは、製薬の方も知識が深い。
それを生かして最初の内は、作業員達の体力を回復させる薬を乏しい材料の中から捻りだし、それを服用させることでかなり無理な効率を叩き出していたのだが、それもいずれは限界を迎える話で、今ではエミル特製の薬を服用させてもまるで効果がなくなった作業員達が作業場の一画に寝かされているのだ。
睡眠によってどうにか回復した作業員は、またすぐに作業に戻らされる運命にあるのだが、戻る作業員の数よりも運ばれてくる作業員の数の方が増えつつあり、形勢は非常にエミル達の側に不利であるといえた。
「大丈夫なの?」
「死人が出ないようには頑張ってみるつもりだけどねぇ」
ぼやくようにそう答えるエミルに愛想笑いのようなものを向けたクルツは、寝かされている作業員達の間に、レパードやグリューンといった他種族の勇者の姿が交じっていることに気が付いた。
「勇者さんもいるんだね」
「平常運転なのはクルツ君くらいじゃないかねぇ」
千台もの車を造るにはそれだけの素材が必要になる。
手元にある物から流用できるものは流用したとしても、足りない物の方が圧倒的に多いのが実情であり、不足分は瘴気の森から狩ってくるしかない。
そこを担当しているのが勇者達であるのだが、こちらも完全にオーバーワーク気味であり、体力に自信のないエルフであるグリューンばかりか、体力には自信があるはずの獣人族のレパードまでもが疲労困憊で倒れるような事態に陥っている。
「意外と貧弱?」
「それはあんまりな評価じゃないかねぇ」
そういって笑ったエミルは、クルツを手招きすると作業場の片隅へと移動する。
何も置かれておらず、結構な空間が確保されているその場所でエミルはクルツに採ってきた獲物を出してくれるように依頼し、クルツはその求めに頷くと自分の傍らに真っ黒なモヤのようなものを出現させ、その中に手を突っ込んだ。
「ワイバーンとか採れるとよかったんだけど」
申し訳なさそうにそういいながらクルツがその小さな手でモヤの中から引きずり出したのは巨大な蛇であった。
頭の部分だけでもクルツの背丈を越えるような巨大さのそれは、ずるずると引きずり出されて作業場の角にとぐろを巻くような形で安置される。
続いてクルツはオークやらゴブリンといった小型から中型の魔物を引きずり出しては積み上げ始め、続いて目が一つしかない巨人であるサイクロプスや似たような背丈ながらサイクロプスよりも体ががっちりとしている緑色の肌をした巨人であるトロールといった魔物を取り出し、最後に鳥やら狼やらと動物なのか魔物なのかいまいち区別がつかない代物をどさっとモヤから吐き出させた。
「これで全部かな」
「便利だねぇ、そのモヤ」
「手当たり次第倒してきたんだけど、使える?」
食料として狩られたり、拠点を襲撃したせいで討伐されたりと討伐軍拠点近くに生息していた魔物などは急速にその数を減らされていた。
今では瘴気の森の中をある程度深いところまで進まなくては魔物の姿を見ることが難しくなってきており、それらの魔物達も見つかれば確実に狩られることが分かっているのか、急いでさらに森の奥へと逃げ出すような有様で、勇者達の行動範囲は時間が経過するに従って広大なものへと変化してきている。
そんな区域を駆けずり回っても、満足な数を揃えることは難しく、それが作業の遅延と勇者達の疲労の増大に繋がるような状態なのだ。
「とりあえず片道もてばいいだけの代物だからねぇ。加工と技術で誤魔化しながら使うしかないんだよねぇ」
エミルが蓮弥に造った車は、素材からして高級な物をふんだんに使った代物で、全く同じものを量産するのは最初から無理な話だとエミルは思っている。
だからこそ性能がガタ落ちするのは目を瞑り、使えそうな物を使えそうな部分に使い、どうにかするしかないだろうというのがエミルの考えであった。
「綺麗にバラして整理して、そこから考えてみないと駄目だろうねぇ」
「困ったね。何かこう、ものすごく強い魔物とかいてくれればいいんだけど」
素材のよさは採取する魔物の強さに比例する。
クルツからしてみれば、今回採ってきた魔物達は容易に狩れる程度の魔物でしかなく、素材の質も知れたものであり、狩りの結果としては非常に不満が残るものであった。
しかしながら強い魔物というものはそれなりに賢さも備えているもので、出会えば死ぬことが確定しているような魔王討伐軍に遭遇してしまうような不用心な魔物は少なく、出会っても必死に逃げ出そうとするので、入手できている数は少ない。
「ないものをねだってみても仕方ないからねぇ」
「それはそうなんだけど……伯爵様の役に立ちたいなぁ……」
エミルから見れば、一人で勇者二、三人分の仕事をこなしているクルツの存在は十分に蓮弥の役に立っているように見えるのだが、クルツ本人は現状では満足できていないらしい。
あまり気負いすぎるのもよくないだろうとエミルが口を開きかけたときだった。
急に何かに気が付いたようにクルツが耳をそばだてて、口を開きかけてエミルを制する。
何事かと身構えたエミルは、クルツに遅れながらもその耳に遠くの方から聞こえてくる不吉な音を捉えた。
「これは……」
「また揺れると思うよ」
クルツの言葉通り、ゆっくりと弱くではあったが足元の地面が揺れるのをエミルは感じ取っていた。
縦方向に揺れるそれはしばらくするとはっきりと誰にでも分かるほどに強さに変じ、しばらくの間揺れ続けた後ゆっくりと弱まり、やがて止まる。
この世界においては珍しい自然現象である地震というものであることはクルツもエミルも理解していたのだが、これまで数えるほどにしか発生していなかったそれが、魔王討伐後は強弱の差はあれど、頻発するようになってきていた。
「地面が揺れるっていうのは、嫌なもんだねぇ」
「そうなの?」
元々クルツはフラウが自らの一部から作りだした存在である。
それ故にフラウが持っている蓮弥の知識というものを一部受け継いでおり、クルツからしてみれば地震とは、エミル達が思うほどに驚くような現象ではなかった。
「嫌じゃないかねぇ? だって大地が揺れるんだよ? なんだか世界が揺らいでいるみたいで気持ちが悪いじゃないか」
「そういうものかなぁ?」
理解できないとばかりに首を捻るクルツに苦笑しつつ、少し休んでいくように勧めながらエミルは漠然とした不安のようなものを感じていた。
魔族であるエミルは長く魔族領で過ごしていたのだが、今のように地震が頻発するような事態に遭ったことはこれまでない。
自分以外の魔族にも確認してみたのだが、やはりエミルと同意見であり、一番年嵩の魔族ですらこれまでに経験したことはないというのだ。
「嫌な予感がするんだけど、調査している余裕はないんだよねぇ」
目下、最優先でこなさなければならないのは討伐軍の帰還である。
大地が揺れるというのは非常に不気味な現象ではあるものの、実害がない以上はどうしてもその優先度は低いものになってしまう。
「さっさとクリンゲに帰って、腰を落ち着けてから改めて考えないといけないねぇ」
体力を回復させるためといってクルツが作業場の片隅に座り込み、目を閉じて仮眠を取り始めたのを見ながらエミルはそう呟くと、目の前に積まれた魔物の山を見ながら、現在動かすことのできる人員をさっそく魔物の解体作業に回すよう考え始めるのであった。
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