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仮想通貨とは要するに仮想の通貨だった
angelx77 / Pixabay
昨年末某日。お金に詳しいお友達にある質問をぶつけてみました。
「ねえ、要するに仮想通貨ってなんなの」
ほら、今「仮想通貨」っていうのが流行ってるじゃないですか。年末に数万円だったのが数百万円になったとかテレビCMで仮想通貨を扱うお店?のコマーシャルをやってたり。ビットコインっていうやつは200万円になったとか。
で、分かる人はきっとわかってて、分からない人はさっぱりわからない。
でも調べようにも「なにがなにやらさっぱりわからないので調べようがない」わけです。こういうときこそ頼るべきは友達です。そういうのに詳しい友だちがいるのでLINEを使って「世界一わかりやすく仮想通貨というものを教えてもらう」ことにしました。
そこからわかったこととわからなかったことなどをこの記事にまとめていこうと思います。もし、今そんな方がいたら一緒にかじっておきましょう。ではスタート。
要するに仮想通貨ってなに?
さて、この会話の登場人物は私こと「先」、そしてお友達の「友」の会話です。私はお金の勉強をさっぱりしたことないし、株もまともにやったことがありません。友達は資産運用でガッチリ手堅くやっておられる様子。そういう人に聞くのがもっとも手っ取り早いのです。そんなある日。
- 国や政府が担保するお金ではなく、世界中が土俵となりインターネットでやり取りすることができる通貨である
- 仮想通貨(種類による)は発行枚数に制限があるものもあり、株やお金のように価値が上下する
- 仮想通貨のニーズが高まりつつあることから仮想通貨自体の価値が上がり今のような状態になっている
- 仮想通貨は国などが中央集権的に管理しているものではない
- 世界中にいる「マイナー」と呼ばれる人や企業のコンピューターが分散して仮想通貨を管理している(マイニング)
- マイニングは仮想通貨の取引の処理をしたり新しい通貨を発行したりする
- マイニングの報酬は仮想通貨の発行でおこなわれ、自宅の高性能のパソコンでそれを行う人や会社がある
いろんな種類がある仮想通貨
- 仮想通貨ごとに特徴があり、その特徴に将来性が加わって価値が上下する
- 将来的に銀行や企業が仮想通貨を使って取引を行うことも予想され、仮想通貨の技術によって将来性や価値が生まれる
- その将来性を見越して沢山のお金が急に投入され、今の仮想通貨高騰の原因になっている
- 現在では様々な特徴のある仮想通貨が1000種類ほどあると言われている
仮想通貨の特殊な技術とは
- 仮想通貨をつかうことで国際間に存在する銀行や為替レートなどが不要となり、その中間手続きがなくなることで送金処理速度が飛躍的に上がる
- 国際的な企業などの送金処理などのスピードアップなどのために仮想通貨は注目されている
- 仮想通貨の根底には「ブロックチェーン」という技術が存在している
仮想通貨の根本的な技術「ブロックチェーンテクノロジー」とは
これはちょっと難しいので少し説明します。
ビットコインを作った人が作り上げた技術が「ブロックチェーンテクノロジー」というものです。これは銀行や国家、カード会社などのように情報を一つにまとめるのではなく、逆にわざと分散させることで沢山の目からシステムを監視させ、ハッキングなどの不正を行うことができず、お金の取引を直接容易に行うことができるようになる技術です。
メリットとデメリットをまとめてみます。
- 銀行などの第三者を通さないで送金処理できるため速度も早くなるうえに、手数料などもかからない。
- 中央集権のデータベースで管理しているわけではないのでハッキングやデータ改ざんがほぼ不可能
- 国や銀行などの圧力が加えられることがなく信頼性が高い
- 沢山のコンピューターでデータを補完しあっているのでサーバーダウンなどの障害が起きにくい
- このままデータが巨大化していくと世界中のネットワーク、コンピュータで処理しきれなくなり破綻する可能性がある
- インターネットのオンライン上でしか取引することができない
- 世界中をつなぐために暗号化することができない。ただし匿名化は行われている
こういう技術の上に仮想通貨がなりたっている、というのはすごいことですね。
仮想通貨取引を始める前に知っておきたいこと
最後に
ふと湧いた「仮想通貨」への興味を友達にぶつけてみてきいた話を記事にしてみました。わからないけどちょっと興味がある、でも漠然としていてよくわからないという方にちょっと参考になればと思います。
実際の仮想通貨の購入などについては仮想通貨取引所をつかうことになるのですが、これより先のことは選択肢も多いので各自で調べてみてください。