みんなのニュース 報道ランナー新年SP 必ず来る!巨大地震[字]【新しい防災とは?】 2018.01.04

41月 - による admin - 0 - 未分類

(今村)絶対許すことはできませんので必ず捕まえたいと思います。
その言葉どおり…逃げ得は決して許さない。
◆当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
≫日本相撲協会の仕事始めに開かれた臨時の評議員会。
≫元横綱・日馬富士の暴行事件で一連の対応が問題視されている貴乃花親方。
年を越してついにその正式な処分が下されました。
≫全会一致で決まったという貴乃花親方に対する理事解任処分。
これで一連の事件は決着したといえるのでしょうか。
現役横綱の引退にまで発展した暴行事件。
貴ノ岩に全治12日間の怪我をさせた傷害罪で略式起訴されていた日馬富士に対し鳥取簡易裁判所はきょう上限である罰金50万円の略式命令を出しました。
この暴行事件を受け日本相撲協会は先月、現場に同席していた横綱・白鵬と鶴竜を減給処分としました。
また、日馬富士の師匠である伊勢ヶ濱親方は理事を辞任。
八角理事長も理事長としての報酬を返上するなどの処分が決まっていました。
一方、まだ処分が決まっていなかったのが貴ノ岩の師匠である貴乃花親方。
≫相撲協会は、貴乃花親方が事件の報告を怠ったことや、貴ノ岩への聴取を何度も断ったことなどを非難し理事解任と2階級降格の処分を評議員会で審議することを提案していました。
≫貴乃花親方に理事解任の決定を伝えるため電話をすると不在だったということですがその会見中事務局が耳打ち。
≫暴行事件の再発防止を目指す相撲協会。
会見ではこんな場面も…。
≫池坊議長は報道陣にあえて質問を促し膿を出し切ると強調しました。
≫完全に膿は出し切れたのでしょうか。
大相撲初場所は10日後に初日を迎えます。
≫皆様あけましておめでとうございます。
「報道ランナー」新実彰平です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
本年最初の放送は「報道ランナー新年SP」といたしましていつもより1時間ほど前倒しをいたしまして拡大版でお伝えをしてまいります。
どうぞ最後までお付き合いください。
今年最初のニュースも大相撲ということになりました。
池坊さんがここで膿を出し切りたいとこういう表現をされたわけなんですが被害者側であった貴乃花親方が最終的に理事解任という兵動さん処分をされるという形で相撲協会としては決着としたいところなんですかね。
≫でも貴乃花親方もこういうことも想定に入ってて何かを訴えたい何かを変えたいと思ってやってはるわけやからこれで終わるというかここからまた一波乱何か、起こりそうな僕は気はしますけどね。
≫まだ貴乃花親方は報道陣の前ではしゃべってらっしゃらないわけですから思いを抱えている状況ですからね。
まだ終わりじゃないというお話あったんですが貴乃花親方理事解任はされたんですけども2月に控えていますこの理事選に基本的には再び立候補することができるんですね。
立候補をすれば当選をする可能性が高いというふうにいわれています。
ただ先ほどお話しになっていた評議員会の議長の池坊さんはもし、立候補されるということになればそこでもう一度話し合いをするとおっしゃってるつまり、理事選には出るなという可能性も相撲理事会あるのかという協会側の姿勢も含めて犬山さん、いかがですか。
≫出るなんていう規定ってそもそも…。
≫ルールはないようなんですが協会的に話し合う可能性もあるとにおわせてはいらっしゃいました。
≫選挙ですからね理事選挙別に出るくらいだったら自由にさせてあげたほうがええんちゃうんって思いますけどね。
≫そもそもは被害者側の親方であった貴乃花親方がこういう形になったわけですがどうですか。
≫私は、普通の企業として考えた時に自分の部下が暴行を受けてそれを守るために何もしゃべらないとポリシーを持って貫いて結果、その守った人がなんか役職がなくなるというのは厳しいかなという印象を受けましたね。
≫あくまでも貴乃花親方の処分というのは協会内内々のお話ですからね二度と暴力事案を発生させないための抜本的な解決策というのを同時に出してほしいなという気もするんですが。
さて、ここからは「新年SP」としまして関西を襲う巨大地震についてぜひ皆さんに知っておいていただきたい情報お伝えしてまいります。
≫発生の確率今後30年以内に70%。
必ず起きるとされる南海トラフ巨大地震。
国の想定によるとその被害は関西を含め関東から九州にまで広がるとされています。
大きな揺れそして津波。
最悪の場合には32万人以上が犠牲になるとされる国難。
そんな巨大地震を前に国は去年、40年余り続けてきた地震の予知を断念しました。
≫現在の地震学の限界でございます。
≫実は、南海トラフ地震への対策は今大きな転換点を迎えているのです。
私たちはどうすればいいのか日本の防災の今に迫ります。
≫ここからは南海トラフ巨大地震について必ず来るというふうにありましたけれども皆さんにお伝えをしてまいりたいと思います。
まず今、左上にも出ていますが30年以内に70%の確率で起きるとこの数字って聞いた時どう思われました?≫もう正直、来るなという感じはしますし一番怖いのが30年以内ですから30年後じゃない。
いつ来るかわからへんばというこの怖さっていうのはやっぱり意識は高めておかんとあかんなと思いますね。
≫ですから学ばないといけないし備えないといけないというのがきょうの1つ、テーマになるわけですがここで犬山さんにちょっとクイズでございます。
南海トラフってよく聞きますがトラフってどういう意味でしょうか?4択です。
1が活断層2が海底の溝3が学者の名前4が海底のプレート。
≫1か4だと思うんですよ。
≫活断層かプレート。
≫地震に関係あるやつなんで活断層!≫では正解発表はこちらの模型を使っていたしたいと思いますがちょっと後ろにお願いします。
正解を教えてくださるのはこの方でございます。
≫防災の専門家で名古屋大学の減災連携研究センターのセンター長であります福和伸夫さんですよろしくお願いします。
≫福和先生どうぞよろしくお願いします。
早速ですが福和先生正解発表トラフとは何でしょうか?≫海の中の溝なんです。
≫2番です。
≫全然だめでしたね。
≫とっても近かったんですけど。
≫全然近くなかった!≫活断層のものではありました。
≫この中でいうと南海トラフは…。
≫この場所ですね。
静岡県伊豆半島のほうから九州近くまであります。
≫長いんですよね非常にね。
これが引き金になって南海トラフの地震が起こるということなんですがちょっとそのメカニズムを映像でご覧いただきましょう。
≫南海トラフでは海のプレートが陸のプレートを引きずりながら沈み込んでいます。
この動きに陸のプレートが耐えられなくなり元に戻ろうと大きくずれることで地震や津波が発生するのです。
≫プレートの下にプレートが潜り込んでいるという状況なんですよね。
≫この陸のプレートの下に海のプレートフィリピン海プレートが潜り込んでいるんです。
≫耐えられなくなって跳ね上がると。
これって7年前に起きたあの地震も同じような要因ですか?≫そうです。
ただ起きてる場所がちょっと違って7年前の地震東日本大震災はここで起きたんですね。
これ、日本海溝です。
こちらは陸のプレートの下に太平洋プレートが潜り込んでいるところなんです。
≫海溝っていうのは聞いたことありますよね。
≫海の溝ですねそれの浅いものをトラフっていうんですよ。
≫ですから同じようなことが関西で起こると思ったほうがいいですね。
≫その通りですね。
ただし、この溝までの距離が東北に比べて関西のほうが近いんですね。
震源域というのが陸の下までかかっていますから揺れがずっと強くて津波も高くすぐに来ちゃうと。
≫この中で震源というのはどこに来るかはわからないんですか?≫破壊が開始する場所を震源というんですがそれはこれだけのエリアの中どこから始まるかはわからない。
≫ですから、大変警戒が必要ということなんですがもう1つ特徴として海洋性海の地震っていうのは繰り返し、周期的に起こるんで絶対に今度おこるということがわかってる、過去にも起きているということが1つ特徴なんですが今回、関西、大阪も被害を受けているんですがそれを兵動さんが取材してくださったんですね。
≫これまですごく大阪の街をぶらぶら散歩させていただいてたんですけども街の歴史に相当詳しいと思ってましたけど全然知らんかったです。
見てください、どうぞ。
≫今回は四天王寺さんのほうに寄せていただいております。
大阪も南海トラフ地震で被害を受けたということを聞きまして1枚の写真をもとに今回、そういうところを回らせていただくということになっております。
それでは今回の写真、おくれ。
これ、写真やあらへんやん。
瓦絵?瓦版っていうこと?昔の。
船の上に船があってみんなうわ〜ってなってるけどこれ、いつの?≫これは1854年安政元年なんですがいわゆる幕末です。
≫今までで最高に古いね。
この場所に行こうやと。
無理やろ。
安政のことを誰、知ってるねんな。
≫ペリーが黒船とともに来航したのが幕末の1853年。
この瓦版はその翌年に発生した南海トラフ地震の様子を描いたもの。
果たしてこの絵は大阪のどこで起きた出来事なのでしょうか。
≫安政の写真らしいんですけど大阪のどこかっていうけど見当つきませんよね。
≫昔のことはあまりわかりません。
≫そうですよね昔すぎますもんね。
ちょっとこの辺で困ったらいつもお世話になってるロケで源氏堂さん亀カステラいこうか。
すみません。
また、頼りに来たんです兵動ですけど。
≫誰?≫兄貴その前に、うまそうなんあるな。
あんまん。
また新しいあんまん編み出して。
≫そうそう。
≫うまっ!≫嘘!まだ飲み込んでもないしかんだだけでうまっ!って。
≫今回、幕末の瓦絵らしいんですけどもどこかわからんよね?≫わからんよ。
≫あとこれ、船やろ。
≫津波か?津波やったら波、こんなんなるやろ。
≫ありがとうすいません、いつも。
≫いえいえ。
≫これさ無理やで。
兄貴でさえ兄貴は津波ちゃうかっていってはったけど場所が全くわからない。
≫一応、四天王寺の中に地震の専門家の方に来ていただいてますので行きましょうか。
≫お前はばかか?この野郎。
先に言えや、それ。
≫さっそく四天王寺の中へ。
≫先生でいらっしゃいますか?≫はい。
都司と申します。
≫こちら元東京大学地震研究所の都司嘉宣さん。
過去に起きた巨大地震について研究を続けている専門家です。
≫これって何の瓦絵かわかります?≫はい。
これは、安政元年の11月4日5日の日に起きました安政の南海地震の大阪の街の中に津波が入ってきたんです。
大阪で震度6弱。
立て付けの悪い古い家は全壊する。
マグニチュードはね8.4。
阪神・淡路大震災の20倍くらいのエネルギーありますね。
これはその安政の地震の津波でお亡くなりになった人のお墓なんですね。
≫書いてるわ、見て安政地震津波碑ちゃんとあるんや、知らんだけで。
≫安政の大地震の翌年1855年に建てられた供養塔。
死者は1000人以上その死因のほとんどが津波によるものだったそうです。
津波はどこまでやってきたのか。
都司先生の案内で訪れたのは大阪一の繁華街・道頓堀。
≫先生グリコがある道頓堀のあそこから西側に来て、後ろにはなんばHatchがある。
ここのほうに寄せてもらいましたけどもなぜここにきょうは?≫実は安政の津波の時にこの道頓堀川に沿ってずっと津波が上がっていったんですね。
≫ここまで津波が来たんですか?≫そうです。
≫今も大都会ですけどその時もここは都会やったでしょ。
≫日本で2番目の大都会だったですね。
≫そんなとこまで津波来ました?≫そのど真ん中まで来ましたね。
≫さらに道頓堀川の川沿いまで行ってみることに。
≫ここ、津波来たんや。
こんな想像もできへんな。
もう見えない海からずっとこっちにかけて来るとその時の津波の高さって大体どれぐらいやったんですか?≫あの時この両側の道路の上を海水が浸したという記録がありまして大体3mくらいですね。
≫3mの津波がここまで来るの?≫ここまで来ました。
≫都司先生が手にしているこちらの絵は道頓堀川まで津波が襲ってきた様子を描いたもの。
どこまで街が水没したのかその範囲も示されています。
≫この道頓堀川これですね。
小さな船と一緒に津波がずっと入ってきまして途中にあるこの4つの橋を次々壊していってここのところでエネルギーが3方に分かれたためにこの大黒橋のところで津波が止まったことになりますね。
≫そこの大黒橋で止まった。
≫そうです。
≫ということはここから向こうは津波の被害というのはあまりなかったということですか。
≫いかなかったんですね。
≫ここでがっと止まったよ。
止まったんがこれだよっていうのが。
≫この場所がこれですね。
≫そういうこと!こんな言うたら都会やんか!≫1854年道頓堀川を襲った津波は流された船とともに次々と橋を破壊。
この大黒橋でようやくせき止められました。
これは、その時の様子を描いたものだったのです。
しかし、なぜこれだけたくさんの船が被害に遭ったのでしょうか。
≫実は地震の揺れ自体が結構大きくて家の中にいたら家が潰れて押し潰されてしまうというその危険を察知してそれじゃあ船の上に逃げたら安全やないかと思って船に逃げたんです。
ところがその時、全然津波のこと考えなかったんですね。
2時間後に津波がやってきて船に逃げた人が津波に運ばれて橋に衝突して船が沈没する。
さらに大きな船が小さな船を…。
≫押していくみたいな?≫もうひき潰していくわけですね。
≫先生、本とか書かれてますけどどういう思いで今、そういう本の執筆活動とかなされるんですか?≫これはね悔しさ。
例えば東日本震災でもちょっと注意すれば命を失わなくて済んだのに命を落とした人がいるということ。
これもそうです。
津波が来ることをちゃんと知ってれば船で逃げるなんてしなかったはずそんなことで死ななかったはず。
それを私がちゃんと大勢の人に伝えて将来、同じようなことが起きたときその命が1個でも助かるように人が死なないようにそれが私の研究の使命やと思ってますね。
≫地震、津波のことがわかるものってまだ、大阪にありますか?≫はい実は、環状線の大正の駅の近くに1個あるんです。
ぜひ行ってみられるといいと思います。
≫わかりました。
大正。
というわけで大正駅に来ました。
この界隈に地震、津波の記録があるということですけどもいきなりふぁ〜ってなってもどこかわからへんな。
こんにちは。
きょうは何?きょうはコンサート?誰の?≫東方神起です!≫この辺にね、昔地震とか津波来た時の記録があるっていうのがここまで津波が来たっていう話を聞いたんですよ。
≫へぇ〜!知らないです。
≫記録があるのもわからへんわな。
≫はい。
≫この界隈の方ですか?昔ね。
ここにね幕末の地震で津波が来たいうの聞いたことあります?≫あそこに書いてますよ橋のところに。
≫記録がありますの?≫はい。
≫ありがとうございます。
わかりました。
助かりますすいません。
この界隈に住んでる方はわかんのかな。
一瞬にして出たやんか。
大正橋や。
ここが木津川。
大正橋は木津川をまたいでんねんな。
やっぱり川の文化っていうのがこれ見ただけでわかるよな。
これか立派やんか。
書いてある安政って書いてるし。
大地震って書いてあるわ。
ほんまやわ。
大地震って書いてありますけれども…。
≫この辺のおもりしてる町会の植田言います。
≫町会の。
≫で、副会長の…。
≫土井でございます。
≫ありがとうございます。
いつも探さなあかんけど来てくれはる、今回は。
≫こちらは石碑を管理する幸町の方たち。
この町では安政の大地震の翌年に建てられた石碑と津波の記録を160年以上もの間代々、受け継いできたのです。
≫ここの内容っていうのは何が書かれてるんですか?≫これねこっちに書いてますんで。
≫これがここに書かれているものなんですか。
≫そうです。
両川口というのは木津川と安治川ですねん。
その2つの川があの地震の時に津波が来て。
≫やっぱりこの界隈はあれですか?地震になって津波が来ると被害が大きいんですか?≫大きいんですね。
≫それは、川が多いとかそういうことは問題あるんですか?≫そうやね。
≫それがガシャ〜ンとなって大きなってまうということになるからこの辺の被害が大きくなると。
≫この石碑に書かれているのは大地震が起きた時には必ず津波が襲ってくるので船に避難してはいけないということ。
そして締めくくりにこの教訓を後世に伝えるため時々墨を入れ文字を見やすくしてほしいという思いがつづられています。
≫これは墨を入れてはるねんや。
≫そうです。
≫毎年?これはどれくらいの間隔で墨って入れられるんですか?≫1年に1回ですけど細い筆で墨汁を入れるだけなんですよね。
≫こんなんいうたら怒られると思いますけど筆じゃないとあきません?ペンキとかマジックとかやったら落ちひんような気がするんですが。
≫毎年やることに意義があるから落ちるやつでやれっていうこと。
≫なるほど。
そっちか!そういうことやわ。
それはもう塗って落ちひんからええやろじゃなくて一年一年、それを思ってちゃんと心に留めておけと。
≫暑い時にやりますんでちょうど。
≫その暑い中でやるそのことがやっぱり重要ですもんね。
≫やっぱり高齢化してきてますのでなかなか町内会で守っていくのがなかなか大変なんですが。
≫次の世代へいかに伝えるかというのが非常に悩んでいるところですね。
≫なんかそのへんはちょっと住んでる方やから新しく俺らがまた1つ継いで行こうという方がいらっしゃったらまた、ありがたいですね。
皆さんもちょっと意識を高めて前を通る時は手を合わせたらいいと思います。
本当に寒い中どうもありがとうございました。
≫関西で大阪でこういうことがあったということをしっかりと引き継いでらっしゃる方いるんですね。
≫だから、皆さんあの前の道はふつうに通ってると思うんですよ。
足を止めて見てないというか。
だから僕なんかはロケでやらしてもらうんですけどもその地震が来たということも知らなかったし津波が大黒橋あそこまで来たということも知らんわけですよ。
だからやっぱり船で亡くなった方もいらっしゃる津波の怖さというのはその当時やっぱりあったんでね。
それを今回、取材させてもらってやっぱり頭のどこかに置いとかないといけない。
常にそういうことに備えておかなあかんという勉強になりましたね。
≫これが来るんだと先人が教えてくれているんだから備えないといけないなと思いますけども兵動さんが取材されたのは幕末の地震でしたが過去を振り返るともうこれだけじゃありません何度も何度も起きていてそしていよいよ私たちにも南海トラフ地震が迫っているというのが見えてくるんですよね。
≫年表をご覧いただきたいんですけども実は日本は古くまで遡って地震の歴史を調べている世界でも珍しい国なんです。
「日本書紀」などの古文書や地盤の調査によって7世紀の飛鳥時代に南海トラフ地震が起きていることがわかっています。
その後、時代ごとに100年から200年ほどの周期で繰り返し繰り返し地震が起きています。
幕末に起きたのが兵動さんがさっき記録をたどった安政地震です。
その90年後太平洋戦争の終戦前後にも起きているんですね。
≫44年46年にも起きている。
そして今年が2018年ということになるわけなんですがその前回の南海トラフから70年以上たっているということでさっきご覧いただいた周期などから考えると30年以内に70%というふうに言われているわけなんですね。
≫もうほぼ確実に来るということで避けては通れないわけです。
今の年表を見ていただいてわかるように地震が起きる間隔は一定じゃないんですね。
ある時は百数十年短いときは90年そういったことを統計的に考えて前回の地震がちょっとちっちゃめだったので次は早めに来るんじゃないかということでこういう数字になってるんですね。
≫だからこれ、30年以内に70ですけど例えば向こう10年起きなければ20年以内にもっと数字が上がるという。
こういう状況だというのはご存知でしたか?≫ここまで高いって知らなかったですね。
30年以内って近々ですよね。
私たちの生活…。
≫我々が生きてる間に来ると先生、みていたほうがいいんですよね?≫そう思って対策していたほうがいいですね。
必ず起きるんだということ皆さんご理解いただけたかと思います。
中島さん、次は?≫南海トラフ地震が現代に起きたら津波の被害はどのようなものになるのでしょうか。
CMのあと空から見た被害想定です。
≫2011年東日本を襲った津波。
南海トラフ巨大地震でも津波が東海から西日本の太平洋岸に押し寄せます。
南海トラフ地震の津波は関西をどう襲うのか。
地震が起きてから間もなく津波は紀伊半島や四国南部沿岸部の町を次々と襲います。
和歌山県の想定では最南端の串本町には3分で津波が到達。
半島を挟んで東からも西からも波が襲いわずか15分ほどで街の大半が浸水。
さらに、和歌山市に40分で到達し、県内の死者は最悪の場合、9万人に上りその大半が津波の犠牲になるとされています。
和歌山県の沿岸部をのみ込んだ津波は大阪湾にも浸入。
大阪の都心も襲います。
≫今大阪の上空を飛んでいます。
大阪府が想定している津波の到達エリアに沿って今、飛んでいるんですね。
海岸線からかなり内陸まで津波が来るという予想になっています。
≫大阪府の想定では津波は岬町に55分ほど堺市には1時間半ほど大阪市には2時間ほどで到達するとみられ最悪の場合、大阪府では13万人以上が津波の犠牲になるとされています。
≫想定される浸水エリアの境界線南海本線の上空を飛んでいます。
右側に見えますのが住吉大社です。
そして、この左側が津波が来ると予想されている区域になっています。
たくさんの住宅街が広がっています。
テニスコートが見えていますね。
ここは靭公園になります。
ここも1mから2mの津波が来るおそれがあります。
大阪駅周辺です。
この辺り一帯に地震発生からおよそ2時間で30cmから2mの津波が来るという予想になっています。
1日に数十万人が行き来する関西の経済商業中心の地です。
今も多くの人がいます。
ここに津波が来るとなると大きな混乱が予想されます。
こうして改めて上空から見てみますとやはり住宅街、ビル、工場商業施設そしてインフラいろいろなものがびっしりと詰まっていますからここに津波が来るということを考えると本当に恐ろしいなということを感じています。
≫本当に多くの方が生活を営んでいるあの場所にいつか必ず津波が来るわけなんですよね。
改めてその津波の進路というのを中継で見てみたいと思います。
フィールドキャスターの坂元さんです。
≫今大阪港の上空を飛んでいます。
想定によりますとこの辺り地震発生から2時間ほどで津波が来るといわれている場所なんですね。
今から想定される津波の到達点まで飛んでいきますのでどんな風景が広がっているのか皆さんご覧いただきたいと思います。
まずは手前に2つ商業施設が見えてきます。
1つは右手にある赤と青の建物海遊館になります。
そして奥には天保山の大きな観覧車も見えています。
これ、左側にググッとカメラを振っていきますとユニバーサル・スタジオ・ジャパンがあるんですね。
先ほど真上を飛びましたけれれども本当にきょうもたくさんの方が来場していました。
ここも津波の到達エリアになっています。
また、大阪市内にこれまたカメラを振っていきますと福和先生、非常に今VTRでも申し上げましたけども多くの住宅、ビル商業施設そしてインフラいろいろなものがびっしりと詰まっていますね。
≫これ、かつてはありえなかった風景ですよね。
≫前の地震の時にはここまでのビルというのはもちろんなかったわけですよね。
≫しかもこの海沿いには石油タンク部分がたくさんあってこれだけ多くの人が津波が来る中にいるわけですね。
≫そういう目線で見ているとやはりグラウンドですとか学校もこうして見ると多くあるんですよねそこも大変気になるところではあります。
今、真ん中に見えてきましたのは京セラドーム大阪です。
このドーム周辺には地震の発生から2時間ほどで1mから3mの津波が襲うという想定になっています。
津波は実はここまでではなくてさらに内陸へ向かうと想定されているんですね。
それがどこまで行くかといいますと画面の上の辺り見えてきました丸い建物があると思うんですけどもこれがなんばHatchになります。
この手前まで津波が来るという想定になっているんですね。
ただ、これあくまで予想で大阪府によりますとこのさらに内陸まで津波が来ることも可能性としてはあるということを言っています。
この見えている川が道頓堀川になります。
この川、見ていきますとこれ、大阪の大動脈御堂筋が見えてそしてグリコの看板道頓堀ですね。
きょうもこの戎橋たくさんの観光客がいます。
福和先生これは観光客に津波をどこまで考えるというのは難しいと思うんですけども意識としてはどういうことを考えておくべきなのかなと思われますか?≫観光客の方々もこの場所の土地勘がないしかつてどんなことが起きたかってご存知ない人たちが多いですよね。
ですから、観光客の方々にぜひ来てくださいというパンフレットの中には少しだけいざという時のことも考えてってぜひ書いておいてほしいですけどね。
≫福和先生がもしこの辺にいらっしゃるとしたらどんなことを考えながらいらっしゃいますか?≫いざとなったらどの建物が壊れなさそうでどこに逃げるかなって考えながら歩きますけどね。
≫やはり、地上で津波の恐怖なかなか感じることはないんですけども上空から見てみると改めて海が近いですし津波の怖さというのが本当に想像されますね。
≫さっきまさに兵動さんが取材してくださったのと同じですが道頓堀川を遡るという印象も上から見ると感じるんじゃないですか?≫そうですね。
本当に怖いんですけれどもそれが想像されてしまうということですね。
≫わかりました坂元キャスターの中継でした。
あの辺りって地下街もとってもたくさんあるところでご自身も行かれる機会あると思いますがどう受け止められましたか?≫本当に人がとにかくたくさんいるところでこれまで何回か地震があったと思うんですけどその時よりも何倍もたくさんの人が今、いるわけですからかなり入念な対策を立てないと恐ろしいなという気持ちになりました。
≫地震発生からおよそ2時間とは先生は言われてるんですがその時、私たちはまず何を考えればいいのでしょうか?≫まずその前に何が起きているかって考えないとだめですね。
まず最初にものすごく強い揺れが襲ってきます。
あの場所、見ていただいてわかるように古い木造家屋が随分ありましたね。
そういった建物がまず壊れてその次にその建物から火が出れば大規模な火事が起きますね。
そこから逃げようとしても地盤が液状化して歩きにくいそこに津波が襲ってくるということになります。
万が一揺れで堤防が壊れてたりすると津波が来る前に浸水しちゃう可能性もあるんですね。
ですからどんなことが起きるかちょっと映像を見ながら想像していただくのが大事ですね。
≫あらゆるリスクを考えないといけないと。
これが30年以内に70%と言われているわけなんですがでもずばりいつ来るか知りたいじゃないですか。
予知の現状ってご存知ですか?≫わからないです。
できるんですかね?そもそも。
≫できる、できないという議論もありましたけども実はここからがきょう一番皆さんに知っておいていただきたい話といっても過言ではないですよね。
≫現在、地震の予知はどこまで可能なのでしょうか。
実は今、大きな転換点を迎えています。
≫突然襲ってくる地震。
事前にわかっていたら…。
人類の夢ともいえるのが地震の予知です。
いつ、どこで起きるのか前もって絞り込むのが予知ですが1970年代にはそれができると考えられ始めました。
静岡県周辺で南海トラフの東側を震源とする地震の危険性が切迫している。
こう主張する学説が出されたことをきっかけに世の中が大きく動き出しました。
1978年にはこの地震の予知を前提にした法律まで作られます。
大規模地震対策特別措置法です。
≫こんにちは私、「報道ランナー」のランって言います。
この大規模地震何とかって法律何なんやろ?ようわかりませんね。
≫よっしゃ地震に詳しいわしが説明してあげよう。
≫あ、ナマズ博士。
なあ、この法律って何なん?≫それはやな気象庁が地震の予知を出したらみんなで事前に避難しようという法律や。
まず3日後に大地震が来るといった予知が来ると総理大臣が警戒宣言を出すそうすると電車を止めたり学校を休みにしたりして社会や経済の活動に制限をかけるそしたらみんなが一斉に避難ができるやろ。
≫へぇ〜そやけど、ほんまに予知なんかできるんかな?≫なぜ南海トラフの東側の地震は予知が可能だとされたのでしょうか。
南海トラフの震源域は東海、東南海、南海の3つに分かれていると考えられていましたがそのうち、東南海と南海では1944年と46年に地震が発生。
このとき動かなかったのが東海の震源域です。
そのため、割れ残りがあって次の地震はここで起きると考えられたのです。
さらにこんな理由もありました。
≫観測がしやすい震源域に観測装置を設置して地震の前兆を捉えれば余地ができると考えられたのです。
≫割れ残り説に観測のしやすさね。
そう言われたらちょっと予知ができる気にならんでもないな。
≫そやろ。
それから、当時は静岡県の近海で地震が相次いで起き巨大地震に対する社会的な不安が広がっていて科学への期待が膨らんでいたという時代背景もあったんやで。
≫そうなんや!≫しかしやな地震の予知の転機となる出来事が関西で起きたんや。
≫阪神高速道路の橋桁とトラックが数台転倒しています。
≫1995年の阪神・淡路大震災。
この突然の大災害をきっかけに国は南海トラフを含め日本中で地震の研究を推し進めていったのですがこのことで予知の転機が訪れます。
科学の進歩とともに予知が可能だとした当時の考えとは違う南海トラフの姿がわかってきたのです。
≫さらに2011年の東日本大震災。
この地震は南海トラフと同じメカニズムでしたがそれでも科学者たちは前兆をつかむことができなかったのです。
そして去年科学者たちは、国に地震の予知は困難だと伝え国は予知の断念を発表しました。
≫地震学の限界か。
なんか、つらいわ。
≫苦しい結論やけどほんまはもっと早く舵を切らなあかんかったんかもしれんな。
≫でも、そうこうしている間に南海トラフ地震が起きてしまうってことはないの?≫そこでや国は、今、わかる範囲の情報を出すことに決めたんや。
≫予知は断念されましたが南海トラフの観測ネットワークは広がっています。
これを生かし、気象庁は今後南海トラフ全域を対象に予知に代わる情報を発信することになりました。
それは南海トラフ地震に関連する情報。
この情報が出た場合こんなニュースが流れます。
≫番組の途中ですがここで南海トラフ地震に関するニュースをお伝えします。
気象庁は今後南海トラフ沿いで新たな大規模地震が発生する可能性が高まっていると発表しました。
きょう午後2時に三重県南東沖で発生したマグニチュード7.0の地震は南海トラフ沿いの大規模地震の想定震源域内での地震であると判定しこの地震が引き金となって今後1週間程度は南海トラフ沿いで新たな大規模地震が起きる可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとしました。
≫豊田さんが何か言ってましたけどちょっと何言ってるかわからなかったでしょう。
≫わかりづらいな。
≫前兆のようなものをつかんだら私たちに出される情報というのはこれなんですね。
≫南海トラフ地震に関連する情報ということで今後3日以内もしくは1週間程度巨大地震が発生する可能性がいつもに比べて高まったというものなんですね。
≫可能性がいつもに比べて高まったと。
これ、もしこれ出たらお2人どう受け止めますか?≫どうしたらいいかわからんねいつもに比べたらって言われてもね例えばあいつ切れてんでって言われてもあいつの平常がわからへんしみたいなもんで何を基準にしてええかわからへんし僕たちはどう動けばいいんでしょうか?≫出張とかそれこそ学校とか仕事とかどうしたらええんやろ?≫休みますか?≫いや、なかなか休めない。
でも子供は休ませようかな。
≫先生、これはどう捉えたらいいんでしょうか?≫困りましたね。
ただ、今の科学で言える精いっぱいの文章なんですね。
今、平田先生もおっしゃってたようにいろんなことがわかればわかるほどなかなか地震の発生を確実に予知するのは難しい。
≫逆説的とおっしゃってましたが科学が進歩したことで予知ができないことがわかったと。
≫私、地震の取材をしてた15年前くらいなんかではまだ東海地震を予知できるということを前提にいろんな政府の対策はやってたんですけどやっぱりずっと科学が進んできてこの前の東日本大震災の時も実は前の日にももう1つ前の日にも結構マグニチュード6とか7クラスの前揺れというか前震というものがあったんですけども結局それが本震といいますか東日本大震災につながらなかった、予知としてはできなかったということもあってどんどん科学が進歩していったゆえにこの予知というのは難しいんじゃないかと、昔はできると思ってたけども科学が進歩して逆説的に逆に難しくなってしまっただからこれが今の科学の限界なのでなのであえて出すとしたらこういう情報になるということなんですね。
≫曖昧な我々から見ると情報になりますがこちらなんですね。
南海トラフの想定震源域最初にお話ありましたがどこで揺れるかわからないというのがこれだけ広範囲であってこの中で何かしら前兆をつかんだらあの情報が出るわけなんですけども例えば前兆というものこういったものが考えられます。
この想定震源域の中でマグニチュード7クラスの地震が起きると。
揺れでいうと震度5とか6とかという形になるんでしょうか。
こうなると1週間以内に巨大地震が発生する確率が高いよということなんですが実際起きる確率って何%ぐらいだと思いますか?マグニチュード7の揺れが起きた後。
≫5%くらい。
≫5%くらいは欲しいですか。
こちらです2%です。
1週間以内に起きるのはと。
これは…。
≫確かに、このところずっと見ていてもですねマグニチュード7クラスの地震って何十回も起きてますけどもそのあとでマグニチュード8以上のものが起きたのは東北の東日本大震災だけなんですよね。
そうするとわりかし悪い数字ではない。
≫統計学上こういう数字になるんですがこれで私たちどう判断しようと。
もっと確実なケースがとありますがこちらです。
この震源域の中の一部のエリアで先にもう巨大地震が発生したらこれ、もっとはっきりしたケースとして考えられるとこれ、どういう意味でしょうか?≫例えば1回前の南海トラフの地震1944年にこれだけずれ動いた東南海地震。
その2年後に南海地震が起きてるんですね。
≫東南海が起きて…。
≫2年後なんです。
≫もう1回前の1854年は東海地震が起きて32時間後にこちら。
もう1回前は全部が動いてる。
ということは片側だけが地震が起きたら結構な確率で隣があるぞ。
それがこの一部エリアで巨大地震発生と。
≫本番の大きな地震が分かれて起きうると。
それはどのぐらいのスパンで起きるんですか?≫それが1回前は2年もう1回前は32時間もう1回前はほんのちょっとあとというふうに考えると意外と高い確率だと。
≫1週間可能性高いですよと言われて1週間、過ぎた起きない。
でも、前2年後に起きたこともある。
どうしますかという話なんですねこれが。
≫いずれ必ず起きるんです。
≫気を張り続けるのはなかなか…。
≫いつまで気を張るかということになるわけですね。
≫ただいつかまだちゃんとわからんよ?≫結局そういうことになるんですね。
≫そこで長ければ長くなるほど意識が薄れてしまうのが怖いよね。
明日は来ないだろうが急にバンと来られた時にこれ、難しいですね。
≫ですからこの情報を受け取った側がどう動くかというのが今、とっても問われてるわけなんですが続いて。
≫この新情報は私たちの生活にどう関わってくるのでしょうか。
行政や学校などの対応を取材しました。
≫今後3日以内もしくは1週間ほどの間に巨大地震が起きる可能性が高まったという情報が国から出たら…皆さんは避難しますか?≫情報が出た場合具体的にどう対応したらよいのか国は現在、自治体や企業にヒアリングを進めていて新しい防災対応のガイドラインを作ろうしていますがいつまでに作るのかというと…。
≫国のガイドラインが決まっていない中情報が出たとしても社会の経済活動を止めることは難しいかもしれません。
南海トラフ東側の地震が予知されたら運休することが法律で決まっていた東海道新幹線は…。
≫JR西日本も和歌山県沿岸部の路線も含め今のところ止めることにはなっていません。
では自治体はどうでしょうか。
南海トラフ巨大地震では最悪で13万人以上が犠牲になると想定されている大阪府は…。
≫大阪市西区に来ました。
ここは幼稚園と小学校が同じ敷地にある場所なんですがそこの壁の1.5mの高さにこういった青い線がずっと書いてあるんですね。
そしてそこにはおおきなじしんでここまでつなみがくるなるべくはやくたかいばしょへにげろというインパクトのある文字もあります。
これを書いたのが卒業生だということなんですね。
この地域の地震に対する意識の高さを感じます。
≫南海トラフ地震で1.5mの津波が襲うと想定される大阪市西区の堀江小学校と幼稚園。
毎月1回、避難訓練を行うなど意識が高いのですが南海トラフ地震に関する情報が出たら保護者はどうするのでしょうか。
≫南海トラフ地震の情報に関して大阪市の教育委員会ではまだどう対応するか、検討が進んでいないということですが堀江小学校と幼稚園ではこんな措置をとることに決めています。
≫一方、南海トラフ地震が起きたら真っ先に津波に襲われる和歌山県串本町では情報が出た場合事前の避難を呼びかける方針です。
≫串本町では高台の造成地に避難所となりうる学校や役場などの公共施設を移転させる予定です。
しかし、移転までには3年から4年がかかるということです。
≫沿岸部の地区では住宅の近くに高台へ上がる避難路を作るなどいつでも逃げられるように備えをしています。
区長は今回の情報について正確であればあるほどよいが早く出るほうがいいと話します。
≫皆さん、さまざまでしょう受け止め、どうするかね危機感がそれぞれの場所によって違うということもあるんでしょうがやっぱり串本は出たらすぐに避難準備情報を出すと避難に時間がかかる人を促すための空振りでもいいんだとこういう考え方ですが一方で大阪はまだ検討、進んでいませんし福和先生は内閣府の検討会にも入ってらっしゃるわけですが国がまだガイドラインが定まっていないという。
≫なかなか難しくて確実な情報が出せないとなってしまうと国としては明快なことが今、言いにくくなってるんですね。
ですから、いったん社会の人たちにボールを投げてこのぐらい幅のある情報なんだけれどもどういうふうに活用できるかちょっと考えてくださいというのが今のタイミング。
非常に見事に差が表れていてとても弱い方々を抱えているところでは命に代えられないからちょっと頑張って対策するぞそこに結び付けるけどもいろんな責任を持っているところは簡単には判断できない。
特に鉄道のようなものを1回決めるとすべてが止まっちゃう。
だから、ちょっと様子見というところがありそうですね。
ですからこういったような状況を踏まえて国はこれからガイドラインを作る方向に動いていくと信じています。
≫ですからボールは私たちに今、投げられちゃってる。
私たち、メディアもある意味この情報を受け取ってまた発信するという難しさがありますよね。
≫新しい方針というのが決まったのが去年の秋で気象庁がこういう臨時情報を出すと決めたのが2か月くらい前の話なんで我々も実際にどう対応しようかととりあえず出たら気象庁の情報を迅速にニュース速報のような形でお伝えするんですけどもそのあとの対応というのも我々自身も今からどうしようかって考えているところでなかなかどこまで皆さんがあまり例えば番組中断してしまったりするとすごい社会に与える影響も大きいのでそこをどれだけパニックにならないようにするかというのをこれから考えいかなあかんということですね。
≫ボールは犬山さんにあります。
≫子供の命も自分にありますから50分の1というか2%ですよね。
何回もなって慣れるのが一番怖いなっていうのが。
≫その点、いかがですか?≫とってもおっしゃる通りでオオカミ少年的になっちゃうことが怖いですね。
ただ、メディアの伝える力は極めて大きいのでどういう雰囲気を社会に与えるかということを考えながら冷静に確実に被害を減らせるようにしたいと思います。
≫私たちの対応が今、まさに問われているわけなんですけれどもでは、最後のVTRにまいりましょう。
私たちに今できることな何なのか。
≫ある家族の避難訓練を密着取材しました。
皆さんも一緒に考えてみてください。
≫南海トラフ巨大地震で津波が襲うとされる大阪府堺市西区の沿岸部にある食堂。
この食堂を営む高田さん家族。
漠然とした不安はあるもののこれまで家族で津波からの避難訓練をしたことはありません。
≫こんにちは。
≫高田さん一家は子供3人の5人家族。
自宅の備えはどうなのでしょうか。
≫防災リュックは家族で1つ。
中にあるのは缶詰などの食糧だけ。
≫あまり備えをしていない高田さん家族。
実際に避難訓練をやってみたらどうなるのでしょうか。
訓練では両親が仕事中に地震が発生したと想定。
長男は海に近いグラウンドで野球の練習。
長女と次男は自宅。
この状況でみんなが無事に避難所までたどりつけるかやってみました。
訓練には内閣府のプロジェクトで京都大学が開発中の避難訓練用のアプリを使用。
GPSで自分の位置がわかり制限時間が迫ると想定される津波の浸水エリアが広がってきます。
≫もしもしゆうき?今から避難訓練するからね。
≫はい。
≫浜寺南中学校まで行ってください。
制限時間は60分です。
≫はい。
≫じゃあね。
≫バイバ〜イ。
≫いつもは車で通る道。
歩くのは初めてです。
≫行ってね。
ほな俺、ゆうきのほう行くから。
≫避難開始してから6分同じですね、これ。
まだ安全って出てます。
≫お父さんと長男は無事に合流できそう。
≫ゆうき!≫まずは一安心ですがお父さんは、実際にはこんなに順調にはいかないだろうと感じたようです。
≫こと、それ持って下りれる?とりあえず下まで。
≫OK。
≫こちらもようやく準備が終わったようですが…。
≫大事な家族。
≫自宅での避難準備には15分ほどかかりました。
実際に地震が起きたらどうなるのでしょうか。
あなたなら地震が起きてから準備しますか?それとも事前に準備しておきますか?≫着いた!南中学校避難所、着いた。
やった。
≫お父さんとお兄ちゃんは?≫喜んでる。
≫訓練開始から40分ほどで家族全員が合流しました。
≫できました!≫拍手、拍手!≫普段、お母さんメロディちゃんのこと犬って呼んでないですよね。
犬、犬!でも、あれくらいいわゆるテンパるという焦りますよね。
≫練習であれやからね。
そやから、思いましたわきょう、新年早々どんだけテンション下げてくる企画やねんって思ったけど。
新年やからこういうことを家族で話し合うちょっと意識を持つということが大事なんやと思います。
みんな、これしてたらほんまにもしもの時には対応できるもん。
≫助かる命増えますよね。
≫帰ってやりますわ、うちも。
≫お仕事出てるときに起きたりしたら本当、会えるかどうかわからないですもんね、皆さん。
≫家に帰って、きょうどこどこに集合なって決めるだけでも大きいと思うよこれ。
≫犬山さんひと事じゃないでしょう。
≫本当にひと事じゃないからさっきのアプリですかあれも入れて私もすぐやらなあかんなと思いました。
あとまとめてないなっていう反省がね。
≫リュックですねぱっと持っていけるように。
≫速攻ぽちりますね。
≫でも、実際参加していただいておっしゃってましたが実際、起きた時は状況が変わってくるということも含めてですね、先生から提言をいただきたいと思います。
≫このフリップに書いてみました。
悲観的に想像し楽観的に行動する。
今、訓練を通してさまざまな発見がありました。
そうやっていろいろな想像力を育んだうえで楽しく備えを、日々していただきたいと思います。
その一歩一歩が災害被害を少しずつ減らしていってくれます。
≫普段楽しくていい?≫そうじゃないと続きませんから。
≫でもどんな状況になるかというのはどんどん悲観的に考えていったほうがいいんですね。
皆さん、ぜひちょっと胸に留めておいていただければと思います。
きょうは大阪と和歌山の状況を中心にお伝えしましたけれども「報道ランナー」のホームページではそれ以外の近畿各地それから徳島の被害想定というのもまとめておりますのでぜひ一度ご家族皆さんで確認をいただければというふうに思います。
きょうは名古屋大学福和伸夫先生にお越しいただきましたありがとうございました。
このあとはCMを挟みまして宮崎哲弥さんにも加わっていただいてニュースです。
威嚇の裏で対話の姿勢も年明け早々、北朝鮮に動きが。
≫さてここからは宮崎哲弥さんにも加わっていただきます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
お正月はどうされてたんですか?≫大体、寝正月でした。
≫ちょっと安心しました。
ありがとうございます。
ではここからニュースにまいりたいと思います。
あの国の新年の挨拶が憶測を呼んでいます。
北朝鮮の金正恩委員長新年の演説で核のボタンが机の上に置かれているとアメリカを威嚇した一方韓国に対しては対話の可能性を示唆したんですね。
一体、何を狙っているのでしょうか。
≫北朝鮮のピョンヤン中心部に集まった多くの市民。
新年を祝う打ち上げ花火に大きな歓声が上がるとともに同時に開催された氷の彫刻祭りで市民がこぞってスマートフォンなどで撮影していたのが氷で造られたICBM大陸間弾道ミサイルでした。
その北朝鮮は1日金正恩委員長の肉声による新年の辞を放送。
アメリカには敵対心をあらわにし韓国には融和を呼びかけるという全く異なるメッセージを発しました。
≫この翌日韓国側は軍事境界線上にあるパンムンジョムで9日に当局者会談を行うことを北朝鮮に提案しました。
すると北朝鮮側は文大統領の対応について金委員長が高く評価し歓迎の意を表明したと発表。
パンムンジョムの連絡ルート南北直通電話をおよそ2年ぶりに再開させました。
一方で核のボタンが机の上にあると威嚇されたトランプ大統領はツイッターで…。
≫このような応酬にホワイトハウスでの会見ではトランプ大統領の精神状態に疑問を呈する質問が出ましたが…。
≫北朝鮮の非核化についてはアメリカが対話の前提条件としているのに対し韓国は対話と同時並行で進めたいとしていて全く異なる立場を示しています。
きょう、伊勢神宮を参拝した安倍総理大臣。
≫国際社会の連携の必要性を改めて強調しました。
≫北朝鮮ですねアメリカに対しては核のボタンが机の上に置かれているとトランプ大統領がそこにこっちのほうが強力だと返すとこの状況も相変わらずだなという感じなんですが韓国に対しては対話路線にシフトしたのかなというそういう姿勢にも見える態度を変えたといわれているんです。
金正恩委員長の狙いはどこにあるのかアメリカはこう見ています国務省の報道官です。
北朝鮮はアメリカと韓国を分断しようとしているかもしれないとこう話しているんです。
どういうことかアメリカと韓国の分断。
今、国際社会は何とかこの北朝鮮包囲網というものを築こうとしているわけですね。
特にその中で日米韓の連携というのは非常に重要になってくるわけなんですが北朝鮮が韓国に秋波を送る韓国もちょっと喜ばしいなというような反応を示す徐々に距離が近づくとなるとこうなりますよね。
このアメリカと韓国の間に亀裂が入るもちろんこれ、日本、アメリカと韓国の間にも亀裂が入るというふうにも言えるわけですがそうなるとじゃあ、国際社会が頑張っている経済制裁の行方はどうなるのかそれから日本の北朝鮮政策はどうすればいいのか今はこのアメリカの圧力路線についていくしかないのかもしれませんが今後ずっとこの路線で本当にいいのって中国もこの状況もしかして喜んでるんじゃないの?ってこういう部分も気になるわけですが宮崎さん、どう見ますか。
≫北朝鮮側の意図というのは基本的には短期的に見るならば何とか平昌オリンピックが終わるまでアメリカが直接的な攻撃をするということは避けたいということは短期的な意図だと思うんですけれども長期的には今、おっしゃった分断したいというのがあるのかもしれないけどこれは完全に分断してしまうというのは不可能です。
それはやっぱり韓国と北朝鮮は現状でも準戦時状態でもありますし軍は完全に日米韓の連携という輪の中にありますからこれを分断するということ不可能だろうそれくらいは北朝鮮はわかっているわけですよ。
そうすると向こう側に韓国の背後にアメリカがいてそれとのある種の融和というようなことをですねにおわしていると。
≫アメリカを見ているんですね。
≫やっぱりアメリカを見てる常にアメリカを見てる。
そういう可能性というのもあるしそこを受け止めたトランプ大統領もツイッターかなんかでそういう反応もしてますよね。
しばらく様子を見てみようという。
≫日米韓の連携という意味でいうと先立って中国が日米韓の協力というのを軍事同盟には絶対にするなというのを韓国に言って韓国がそれを受け入れた韓国が中国にちょっと寄ってるなんていう話もあるそことの関連は?≫それはもっと先を見据えた事態だと思いますね。
もっと事態が進んだ時に軍事同盟に日本と韓国がなってしまうとこれは中国にとっては大変都合が悪い。
今、アメリカはどうなのかということを申し上げますとこの間取材をした限りにおいてはアメリカは1つは攻撃態勢というものをこれはマティスさんが中心になって整いつつあります。
この攻撃というのは可能性として一番高いのは3月です。
≫オリンピックが終わった後ということですか。
≫ちょっとスケジュール見てみましょうか。
≫2月に平昌オリンピックそして3月にICBMが1つ完成するんじゃないかという情報をCIAがつかんでいるなんていう話もありました。
≫ですから今の態勢というものが続くとするならば3月に攻撃の態勢は整うんですけども攻撃の態勢が整うことと攻撃するかどうかというのはまた別の問題でこれ、最終的に判断するのはマティスさんじゃなくてトランプさんです。
≫という状況の中でさらなるICBMの発射の兆候というのも今、いわれてるということで2018年も国際社会は北朝鮮にどうやら振り回されそうという状況です。
さて、では次にまいりましょう生中継コーナーです。
わがまちLIVEジュリアのイチオシきょうは新春スペシャルでございますけども何を紹介してくれるんでしょうかジュリアさん!≫あけましておめでとうございます。
きょうは世界が注目する謎のSAMURAI書道パフォーマーをご紹介します。
≫さて続いては生中継わがまちLIVEジュリアのイチオシでございます。
きょうは新春スペシャルということで今、世界が注目する関西出身の書道パフォーマーということなんですがなんかさっきすごい格好をされてましたけどジュリアさんお願いします。
≫はい、改めてあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
きょうは新年1回目の放送ということで大阪が生んだSAMURAI書道パフォーマーにご登場いただきます。
今回は関西テレビの1階からお届けしていくんですがさっそくそのパフォーマンス見てみたいですよね!ではお願いします。
≫重くないのかな?≫てへんですね。
≫わかってきた。
はねがかっこいい!はねが!お見事!≫かっこいい!≫ありがとうございました。
本当に迫力のあるダイナミックなパフォーマンスで力強く挑と書いていただきました。
本当にこの格好が勇ましい鎧姿なんですがどんな方がこの字を書いたのか気になりますよね?≫わりかし小柄なジュリアさんと変わらないぐらいの感じですね。
≫そうですねでは、このお面に隠されたお顔見せていただいてもよろしいですか。
特別に見せていただきます。
どんなお顔が出てくるんでしょうか。
あら!改めましてご紹介いたします。
書道家の青柳美扇さんです。
よろしくお願いします。
本当に美しいですよね。
美扇さんは大阪出身で27歳で3歳のころに書道に触れて今では国内外で活躍する今、注目の書道家なんですよ。
でも本当に美しいのになんで隠して鎧姿でパフォーマンスされるのかなって思うんですけどなんでなんですか?≫今までは和装を着て書道パフォーマンスをしてきたんですけどもどうしても女性っていう部分をフォーカスされることがすごく多くて女性なのに力強い書ですねって言われるのがすごく嫌でそれやったら甲冑を着て仮面をつけて女性っていうのを隠してパフォーマンスをしようと思ったのがきっかけです。
≫確かにお面とられるまでは女性というのを度外視して力強いなって思ってましたもんね。
≫そういう先入観が消えて書に集中できますよね。
≫美人すぎる何々みたいな感じであおりまくりますからね我々がね。
このお姿も美扇さんを一躍有名にした要因ではあるんですがもう1つ理由があるんです。
それが、こちら。
この漢字一文字なんですがスタジオを代表して宮崎さんこれは何と読むかわかりますでしょうか。
≫全然、知らない!わからない。
想像もつかない。
≫では正解いきますね。
世界で最も画数の多い字ビャンという字なんですね。
中国にビャンビャン麺というものがありましてそのビャンなんです。
詳しくはインターネットで検索してみてください。
でもこの字が有名にしたわけなんですがこの字を書く姿をインスタグラムにアップしたところわずか2日間で30万回の再生回数を超えたということなんですよ。
なんでSNSに投稿しようと思われたんですか?≫書道ってどうしても地味だというふうに思われがちなんですけども若い人に見てもらおうと思うとやっぱりSNSっていうのがすごい強いのでそこを生かして書いてる動画をアップすると本当に爆発的にヒットしてこれをするようになりました。
≫確かに私でも始めてみたいなって思いました書いてる姿を見ると。
今後の目標をお聞きしたいんですけどもこちらですね。
≫2020年東京オリンピック開会式で世界中の人々に書道パフォーマンスを披露したいです。
≫これは見たいですね。
≫東京オリンピックで見られるかもしれないパフォーマンスをもう一度ご覧いただこうと思います。
先ほどはこの大きなパネルに挑むと書いていただいたんですが続いてはこちらの大きな紙に「報道ランナー」へのメッセージを書いていただきます。
ちょっと準備していただきましょうかね。
≫頑張れってことですかね。
何て書いてくださるんだろう。
≫では再びお願いします。
≫2年目の若い番組でございます。
≫素敵見ちゃう。
≫力強い!≫なんとこの躍動感!いや〜すごい!生き物みたいですね字が。
≫こんな大きい字を書いてよく軸が…バランスが整ってて。
≫これ、見事やな。
≫ありがとうございました。
新実さん飛躍ですよ。
頑張りましょうね!≫あなたもね!≫青柳美扇さんをご紹介いたしました。
ありがとうございました。
≫お見事!飛躍したいと思います、我々も。
宮崎さん字がきれいな女性好きですもんね。
≫何を言いたいんですか?≫前、おっしゃってましたよね。
≫何を言いたいかわからないけど。
≫見事でしたね。
≫素晴らしいですね。
≫飛躍、いかがでした?最後の飛躍。
≫いやあなたに求められることなのでもう私のような老人はどうでもいいので。
≫なんでそんなこと言うんですか!美扇さんを裏切らないように我々頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
ではこのあと片平さんのお天気まいりましょう。
≫こんばんは天気予報をお伝えします。
こちらご覧いただいているのは今の大阪市内の様子です。
大阪はきのう今シーズンの初雪を観測したわけなんですが雪が降るくらいということできのうも、そしてきょうも本当に寒かったですよね。
この寒い中で明日は天気が崩れてくるということで場合によっては京阪神よりも南の地域で雪が降って積もるというおそれも出てきています。
最悪に備えてこういう時は行動していただきたいなというところです。
ではまずきょうの天気図からご覧ください。
きょうは近畿地方のずっと東シベリアのほうに高気圧そして近畿地方のずっと西にシベリアの高気圧そして近畿地方のずっと東のほうに低気圧があるということで西高東低の冬型の気圧配置。
しかもこんなに規模が大きな冬型の気圧配置はこの冬以降で一番強いような状況というわけなんですね。
きのう以降は上空に非常に冷たい空気が流れ込んできていて、寒くなっているというわけなんですがその中で明日の気圧配置を見ていただくと西から低気圧が近づいてくるというわけなんですね。
まだあれだけ強い冬型の気圧配置ですから日本付近には冷たい空気が残っているところに西から雨雲がだんだん近づいてくるというわけなんです。
明日は近畿地方の南のほうの地域を中心に天気が崩れていくというわけなんですが特に時間帯としては明日の日中太平洋側を中心に雨か場合によっては南のほうの地域でも雪になる可能性が出てきているわけなんです。
ですから、標高が高くて気温が低いような場所などでは明日は雪が降って積もるおそれが出てきています。
予想される雪の量明日にかけて皆さんのお住まいの地域やお出かけの地域を確認していただきたいんですが注目していただきたいのは京阪神より南の地域です。
大阪や奈良和歌山の辺りでも山沿いでは場所によって5cmから10cmくらい徳島県でも産地では10cmの雪が降り積もるおそれがあります。
また徳島県や和歌山県、奈良県大阪府などでは場所によっては1cmから3cmくらい雪が降るような状況になりそうなんですね。
普段、雪が降っていないような地域ではたった1cmの雪が降って積もってもこれは大ごとになります。
雪に慣れていない地域でも明日は雪が降って積もるおそれがありますので早めの行動をとっていただきたいと思います。
明日の予報を見ていただくと京阪神より南の地域には雨のマークに合わせて雪のマークも現れています。
特に紀伊山地の周辺で山に近い所ほど雪が降りやすいと思ってください。
そして明日の朝の気温今朝よりも若干高めで1度前後という所が多いんですが雪が降るかもしれないというくらいで昼間はほとんど上がりません。
最高気温は大阪や奈良では5度京都、神戸、和歌山では6度の予想になっています。
明日はかなり厳しい寒さになりますのでどうぞ万全の家にある一番あったかい服装でお出かけいただきたいなというところです。
そしてこの先1週間見ていただくとあさってからまた3連休といううらやましい方も結構いらっしゃると思うんですが真ん中の日曜日が北部も含めて晴れのお天気でお出かけ日和となりそうです。
連休の一番最後の日月曜日は広い範囲で雨が降ってこの雨の後連休明けはまた寒波がやってきます。
寒暖の変動がとても大きくなりますので体調の管理にはくれぐれもお気を付けください。
≫京都の下鴨神社では平安貴族などの遊びとして伝わる新春恒例の蹴鞠はじめが行われました。
蹴鞠は平安時代には和歌と並ぶ貴族のたしなみとして発展し下鴨神社では毎年この時期に奉納するのが恒例となっています。
伝統の装束をまとった鞠人たちが掛け声をかけながら鞠を地面に落とさないよう蹴り上げていきました。
≫時折雨が降る厳しい寒さの中優雅な姿の鞠人たちが5回10回と蹴りつなぐと見物客から拍手と歓声が沸いていました。
2018/01/04(木) 16:00〜17:53
関西テレビ1
みんなのニュース 報道ランナー新年SP 必ず来る!巨大地震[字]【新しい防災とは?】

いま、備える時が来た〜 最悪の場合32万人が犠牲となると予想される南海トラフ地震。その対策として国が作った新たな地震情報発表システムとは?新実彰平・兵動大樹ほか

詳細情報
番組内容
報道ランナー新年の第1回放送は、4時からの拡大SPで防災に関する特集をお送りします。西日本に深刻な被害をもたらすとみられる南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に発生する恐れが70パーセントと言われています。国は2017年秋、この地震の前兆現象を捉えたらすぐに発表する仕組みを整えました。しかし、地震発生を確実に予知することはできません。「南海トラフ地震の危険が高まっています」と発表されたら、
番組内容2
あなたはどう行動しますか?番組では、地震情報の読み解き方と、それを受けてどう行動すべきかを考えます。午後5時台後半は関西のニュースをお送りします。
出演者
【進行】
新実彰平(関西テレビアナウンサー) 
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)
【パネラー】
兵動大樹(矢野・兵動) 
神崎博デスク(関西テレビ) ほか

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – ローカル・地域

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