ビットコインがなぜ、値上がりするのか説明できる?(2018.01.07)

■連載/ファイナンシャル・プランナー山崎俊輔の「フィンテック入門」
■フィンテックの注目株に一躍浮上した仮想通貨
仮想通貨、特にビットコインが話題となっています。仮想通貨とは、国などの発行体が存在せず、また紙幣や貨幣といった形が存在しないお金と考えてみるといいでしょう。
お金といえば紙幣や貨幣のような「形」があるように見えますが、最近では形のないお金の流通も増えています。電子マネーは紙幣や貨幣のような形はありませんが、1000円相当の電子マネーのチャージは1000円相当の購買力があります。クレジットカードも、実際に1万円を出さなくても1万円相当の買い物ができます。ただしこれらは銀行預金としての「円」と必ずひもついており後日引かれます(電子マネーの場合、その場で1000円札を渡して1000円相当のチャージを行う場合もある)。
「円」や「ドル」は政府の信用により成り立っています。1000円札は1000円札としての、500円玉は500円玉としての価値を政府が保証しているわけです。個人が勝手に増産するようなことは偽札作りということで罰せられます。
仮想通貨のおもしろいところは、政府が行う信用の代わりに、「暗号」が信用のよりどころとなっているところです。お札に透かしを入れて偽造を防いだり、重複しない番号が記載されているのは、通貨の信用を高めるためのひとつの方策ですが、仮想通貨では、暗号によりその信用が得られます。そして、どの「国」であろうと信用を与える存在ではないということです。
これもまた、金融とITの融合として考えるとフィンテックのひとつの成果といえなくもありません。しかし、ビットコイン、実際のところどうなんでしょうか。
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