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第五話:回復術士は英雄となる
新たな復讐対象ができた。
天空を舞う竜を弓で射貫き、俺の予定を狂わせ、クレハ、フレイア、エレンを危険にさらした弓使い。
それだけでなく、俺に卑怯者だとレッテルを張ってきた。
一つ一つの罪はさほど大きくないが、これだけ積み重なると許すわけにはいかない。
しっかりと復讐しないといけなくなった。
クレハたちから見えないほど離れていることもあり戦場の中で、ぐちゃぐちゃにしてやった。
さすがの俺も戦場では初めてだが、これはいい趣向だ。
血と炎と命が興奮をあおる。
戦場でそんなことをしてると、弓使いを助けようと新たな敵がやってくるが、そんな奴らは皆殺しにした。
こんな雑魚、片手間で十分だ。腰を振りながらでも殺せる。
助けるわけでもなく遠巻きに見ている連中は放置している。どうやら、この弓使いは人気があるらしい。奴らは股間を膨らませて痴態を眺めている。恥ずかしい連中だ。
「さてと、これぐらいで十分か」
だいぶ前に弓使いは壊れてしまった。
【鷹眼】の娘だけあって、なかなか頑丈だったが少々遊びが過ぎた。
レベルもスキルも技能もステータスも優秀だが、普通の美人の範囲にとどまっている。
これでは、俺の所有物にはふさわしくない。
治してリサイクルはせずに捨てよう。
俺は、股間を膨らませるだけで弓使いを助けようともしない薄情ものたちのもとへと弓使いを蹴り飛ばす。
まあ、俺の”食べ残し”でも十分楽しめるだろう。
……うわぁ、戦場で無抵抗な女に相手に始めやがった。
「呆れるな。やつらには良心や常識と言うものがないのか」
すっきりした。やっぱり復讐はいいな。最高の娯楽だ。
情報を【回復】できたし、こいつの父親の【鷹眼】は技能を【模倣】する隙を与えてくれなかったが、娘のこいつからはしっかりと技能を【模倣】させてもらった。遺伝なのかレアで強力な技能を持っていて満足だ。
「ジオラル王国、ずいぶんと面白いことになっているな」
口角を吊り上げる。
弓使いは、大貴族かつ英雄の娘だけあってなかなか情報を持っていた。
まさか、あそこまでジオラル王がぶっ飛んでいるなんて想像もしていなかった。
ジオラル王国は一周目でも狂っていたが、あくまで魔王と魔族から人類を守る盾という外面を守り、かげでひそかに禁呪を作り上げ魔王を殺し【賢者の石】を得ることで世界征服をしようとしていた。
しかし、今のジオラル王国は違う。
もはや、外面を投げ捨ててしまった。
ただ、もてるすべての力。外道なものも総動員して、逆らうものすべてをなぎ倒そうとしている。
黒い騎士たちは、ジオラル王国の力の一端でしかなく、ありとあらゆる禁忌の力を使い、人間だろうが魔族だろうが、己の敵をすべて踏みつぶしている。
いや、自国だろうと関係なくだ。ジオラル王に逆らうものはみんな死ぬか、黒い騎士にされる。
魔王よりよほど魔王らしい。
勇者や正義を掲げて戦うつもりはないが、あんな奴に好き勝手されれば、復讐を終えたあとに待っている楽しい生活がぶち壊される。
ジオラル王国に支配された世界なんて想像もしたくない。
だから、ジオラル王国は殺して、壊す、完膚なきまでに。
俺の幸せを邪魔する奴はすべて排除だ。
「おっ、ラナリッタも頑張るものだな」
【翡翠眼】で視力を強化し、さらに【模倣】で弓使いから得た技能【鷹眼】の重ね掛けをすることでさらに視力と動体視力を強化、透視能力まで得た規格外の眼で街を見る。
これは便利だ。【鷹眼】は技能だから体質である【翡翠眼】と併用できる。
この眼があればすべてを見通せる。
街では驚くの光景が繰り広げられていた。
なんと、黒い騎士あいてに善戦している。
冒険者やラナリッタの施設軍たちが連携して、殺すのではなく罠に嵌めたり、うまく誘導して、一か所に集めたところを複数人がかりで氷魔術をかけて無力化している。
犠牲は少なくないが、しっかりと対抗で来ている。
司令官がいいのだろう。
まあ、こういう作戦ができるのは俺のおかげでもある。
後方部隊が無事であれば、黒い騎士たちをフォローしていただろう。その後方部隊を復讐のついで潰したから、ラナリッタの策がはまる。
……ただ気になることがある。
噂の黒い騎士を生み出す黒い騎士がいない。ラナリッタにとっては幸いだ。そんな奴らがいればとっくに滅びていただろう。
「ご主人様が怖いの、女の人をあんなに乱暴に、ぶるぶるぶるぶる、グレンもいつかあんなことを……逃げるの!」
走り去ろうとした子ギツネの首根っこを捕まえる。
そういえば、クレハたちに見られていないから羽目を外して楽しんだが、グレンのことは気にしていなかったな。
俺のお楽しみ中も隣でずっと見ていたのか。
「俺は身内には優しい。グレンが望まない限り、そういうことはしない。だいたい、キツネ相手に獣姦するつもりはない。身が危なくなれば、さっさとキツネになれ」
「グレンを食べない?」
「食べない」
「信じてあげるの! だから、グレンにあんなことしちゃだめなの!」
ふむ、トラウマにはなっていないみたいだ。良かった。
よくよく見るとグレンも可愛いな。幼いがキツネ耳美少女というのも素晴らしい。
暇になれば少しずつ仕込んでいこうか、いつか自分の意思で俺に抱かれたというように誘導していくのだ。
もふもふのキツネ尻尾に顔を埋めながら、いろいろとするのは気持ちよさそうだ。
「ご主人様、なにか悪いことを考えている顔なの!」
「気のせいだ。考えていたのはとってもいいことだ」
嘘は言っていない。俺にとってとってもいいことだ。
遅くなったが、クレハたちのところへ戻ろうか。
竜を癒して飛べるようにしなければ。
◇
クレハたちのところに戻ると、クレハとフレイアがいなかった。
「エレン、クレハとフレイアはどうした」
「ケアルガ兄様、クレハとフレイアはラナリッタの方々に救援を請われて、街に向かいました。正義感の強いケアルガ兄様がいれば、かならず協力するからって。付近の黒い騎士たちは全滅させましたし、ケアルガ兄様があの弓使いと敵の後方部隊を撃破したので、ここの安全は確保できていることもありセツナだけは残して、二人に救援の許可を出しました」
分断された場合の指揮を行うエレンが快活に答える。
「ああ、そうか。いい判断だ。こんな非道なことを許しておけないからな」
「はい、ケアルガ兄様もそう思って、竜の飛行に邪魔な弓使いの排除だけではなく、後方部隊を殲滅したのですよね」
「よく、俺の意図を読み取ったな。えらいぞ」
エレンの頭を撫でてやる。
エレンは優秀だが、前提を間違えているのが問題だな。
俺はフレイアたちの前では、正義感で動いているという建前を見せており、それをフレイアたちは信じている。
……フレイアたちの前で見せている正義感がある俺なら、ラナリッタを見捨てたりしない。エレンの判断は間違ってはいない。
「竜を見せてくれ。【回復】する」
竜に寄り添っている竜騎士に話しかける。
「よろしくお願いします。【癒】の勇者様。ですが、片羽がちぎれちまっています。こうなりゃ、どんな【回復】だって治せません。こいつはもう飛べません」
「普通の【回復】じゃダメだろうな。だが、俺の【回復】は普通じゃない」
通常の【回復】とは消毒と自己治癒力の強化の組み合わせでしかない。
つまるところ、放って置いて治るものしか直せない。
部位欠損の治療は不可能だ。
しかし、俺の【回復】は違う。時間の巻き戻しにすら近い。あるべき姿へと回帰させる。
「【回復】」
翼をもがれた竜の傷が癒える。
翼だけでなく、疲労やかつての古傷すらも癒し尽くし、この竜にとって最善の状態へと導く。
「これで飛べるな」
「信じられない……これが、【癒】の勇者の力」
竜騎士が目を見開いて、声を震わせる。
それだけ信じがたい光景だろう。
「さて、これからどうするか。もう日が暮れる。竜を飛ばすわけにはいかないな。なにより、クレハとフレイアが街の中だ」
【翡翠眼】と【鷹眼】の組み合わで街を見ると、二人は大暴れだった。
クレハが黒騎士たちを次々に無力化し、フレイアが超広範囲の氷魔術でまとめて氷漬け。
やっていることは、ラナリッタの連中と一緒だが、クレハとフレイアは二人でラナリッタ全軍並みの働きを見せる。
レベル200オーバーかつ、勇者の力、恵まれた素質値、強力なスキルと技能、そして圧倒的な実戦経験。
そのすべてが絡み合った結果だろう。
セツナがくいくいと俺の裾を引っ張った。
「ケアルガ様、二人を呼び戻す?」
「いや、乗りかかった船だ。いっそ毒を皿まで喰らおう。俺たちも助成する。街の中から黒い騎士を一掃する」
「わかった」
セツナが頷き、氷の爪を魔術で作り出し、エレンがセツナに戦術を授けた。
「竜騎士、おまえは竜と共に森にひそみ、相方と合流してくれ。明日の正午に、森の入り口で待ち合わせだ」
「かしこまりました。御武運を」
予定はだいぶ狂ったが、想定していた状況とのズレもあり、むしろこれで良かったとすら思える。
このトラブルすら味方につけて予定を修正していこう。
◇
ラナリッタの中でクレハたちと合流した。
俺たちが全員揃ったことで、殲滅力は格段にあがる。
エレンが作戦を立案することで常に最適な戦術でパーティは動き、そのエレンをセツナが守る。
グレンの炎を剣に纏ったクレハは単独で黒い騎士たちを消滅させることが可能となり、クレハの戦術級の魔術は冴えを増す。
そして、すべてをこなせる俺は好き勝手暴れつつ、全員をフォロー。
不死身の黒い騎士たちを殺し尽くす。
日が完全に沈むころ、ラナリッタに潜伏した黒い騎士は全滅した。
「ようやく終わったな」
「ん。セツナ、もうくたくた」
「ええ、さすがに今回は疲れたわ」
「魔力がすっからかんです」
「ケアルガ兄様、私も頭を回転させ続けて気分が」
体の疲れや怪我は【回復】で癒してしまう。
ただ、精神の疲れと魔力の消費だけはどうしようもない。
しっかりと体を休める場所がほしい。でないと明日からの行動に支障がでる。
その場で休んでいると、周囲に人が集まってくる。
「すげええよ、あんたら」
「一騎当千ってこういうことを言うんだな」
「ありがとう、あなたたちが来なければラナリッタは終わっていたわ」
「お兄ちゃんたち、かっこよかったよ!」
次々に感謝の言葉が飛び出してくる。
クレハは頷き、セツナは鼻息を荒くし、フレイアは鼻をかいて、エレンは微笑する。
まあ、たまには普通に感謝されるのも悪くはない。
そして、その人だかりを割れ、奥から立派な白い鎧に身を纏った壮年の男性が現れる。
「【癒】の勇者ケアル様、【術】の勇者フレア王女、【剣聖】クレハ様。その仲間の方々。ラナリッタを救っていただき、感謝します。あなたがたが竜より舞い降り、助勢してくださらなければ、ラナリッタも黒い騎士たちに飲み込まれておりました。私は、この街の領主。アフル・レアル・ラナリッタ。ぜひ、我が屋敷で歓迎させてください。そして、これからの話をさせていただきたい」
俺たちの正体を知った周囲の人々が沸き上がる。
ラナリッタでは、とある事件により【癒】の勇者ケアルと【術】の勇者フレア王女は英雄になっている。
そして、【剣聖】クレハも生粋の英雄で、人々が歓声をあげるのも納得できる。
「ええ、歓迎を受けましょう。……そして、今後のこと。邪悪に落ちたジオラル王国を倒すために語り合いましょう」
【剣聖】クレハは見た目でわかるとして、俺とフレイアの正体を見破ったのはどういう手品だろう?
この街の軍を指揮していたのは彼であり、なかなかの辣腕を振るっていた。
そして、この街をここまで発展させた男。
傑物じゃないはずがない。有意義な話ができそうだ。
彼の屋敷でしっかりと体を休めつつ、ジオラル王国を潰すために、今の状況に応じた最適解を出すとしよう。
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