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1604話
当然のことだが、ロッシの王城で馬車が大量に盗まれたというのは、すぐに発覚した。
王城に対して攻撃を仕掛けるような真似をせず、レイがすぐセトに乗って空を飛んでいった……というのも、馬車が強奪されたことがすぐに発覚した理由だろう。
本来であれば、敵に追撃されないように足止めをするのは有効な手段だった。
だが、レイがそれをしなかったのは……単純に、無関係の者達を巻き込むような攻撃をするのはどうかと思ったのもあるし、何より……レイにしてみれば、追撃をして欲しかったという思いが強い。
セトに乗って飛んでいるという情報を、警備の責任者や上層部の者達がどこまで信じるのかは、レイにも半ば賭けに等しい部分があったのだが、王城を堂々と襲撃されて面子を潰された国の上層部としては、そのような真似をしたレイ達を放っておくということは出来ず、追撃を命じる可能性は高いだろうというのが、レイの予想だった。
そして追撃を命じるのであれば、当然のように歩兵ではなく、機動力の高い騎兵だろうというのもまた、レイの予想。
何より、これはレイも把握していなかったが、収納した馬車の一台……レイが妙に豪華な馬車だと感じたその馬車は、レーブルリナ国の王族用の馬車なのだ。
王族の所有物が盗まれたのだから、そのままにしておくという選択肢は絶対になかった。
「そんな訳で……出来れば来て欲しい程度の予想だったが、見事に的中してくれた訳だ」
「あら、悪い人ね」
レジスタンスと元娼婦達の最後尾でレイが呟くと、それを窘めるような言葉をマリーナが発する。
もっとも、その言葉とは裏腹にマリーナの顔には笑みが浮かんでいるのだが。
「騎兵、ね。……レーブルリナ国の騎兵だと、あまり期待出来そうにないわね」
ヴィヘラは襲ってくる敵の弱さを予想し、残念そうに呟く。
ジャーヤの兵士はともかく、レーブルリナ国の軍隊と戦った経験はないヴィヘラだったが、それでもレイから話を聞き、とても期待出来そうにない……というのが正直なところだった。
一応レイも、森で戦った兵士達はあくまでも捨て駒として派遣されてきた者達で、実際にはそこまで弱くないのではないか……とは言ったのだが、それは何ら根拠のあることではない以上、ヴィヘラがレイの言葉でやる気に満ちるといったことはなかった
「ん」
こちらは、レーブルリナ国の兵士程度であれば十分に戦力になると判断され、迎撃に回されたビューネ。
夜も更けてきたこともあり、少し眠そうに目をこすっている。
(まぁ、戦闘になれば嫌でも目は覚めるからいいか)
何だかんだと、自分の仕事をしっかりとこなすビューネを、レイは信用……いや、信頼している。
「ふむ、狙うのは馬ではなく、それに乗っている兵士……いや、騎士かもしれぬが、そちらでいいのだな?」
レイの横で、ミラージュを手にエレーナが尋ねる。
他の者達もそうだが、これから戦闘があるというのに緊張している様子は一切なかった。
だが、それも当然だろう。エレーナを含めてレイ達はこれまで幾多もの戦いを潜り抜けてきた者達だ。
今更この程度の戦闘で緊張するようなことなど、ある筈がなかったのだから。
「そうしてくれ。馬車の数はそれなりにあるけど、それを牽く馬は多ければ多い程いいけどな」
セトであれば、レイが奪ってきた馬車を連結させてもそれを引っ張ることは可能だろう。
もしかしたら全てを引っ張ることは出来ないかもしれないが、それでも数台程度であれば間違いなく可能な筈だった。
だが、レイはこの集団と最後まで一緒にいるようなことは出来ない。
恐らく、途中でレイ達だけでギルムまで戻るようにとダスカーに要請されるのは間違いないだろう。
実際、レイ達がいない為にギルムの増築工事がどれだけ遅れているのかを考えれば、その要請は当然だった。
そしてレイがギルムに戻るとなると、当然のようにセトとセト籠に乗って移動する必要がある。
であれば、どうしても馬車を牽く馬というのは必要なのだ。
「そこの集団、貴様等は何者だ!」
騎兵の集団の先頭にいる男が叫ぶ。
騎兵達にしてみれば、夜にこのような……それこそどれだけいるのかも分からないような、大勢で移動しているというのは、非常に怪しく見えた。
もし王城に乗り込んできた相手を探していない状況であっても、その集団に事情を聞いたのは間違いないだろう。
「何故、ロッシから遠ざかるように逃げているのか。その説明を聞かせて貰おう。もし人に言えぬような事情があるのであれば……こちらとしても、容赦はせんぞ!」
持っていた槍の切っ先をレイに突きつけるその姿は、疑念と苛立ちに満ちていた。
当然だろう。夜もこれから……それこそメジョウゴに出掛けようと思っていた者や、そこまでいかなくてもロッシの酒場や娼館に出向こうとしていた者も多いなかで、いきなりの招集だったのだ。
今夜の予定が狂ったと、そう思って苛立ちを露わにしてもおかしくはない。
半ば八つ当たりも入っていたそんな男の言葉だったが……
「そうだな。何者だと言えば……こう答えるか。お前達の敵だとな」
レイがそう言い終わると同時に、エレーナ達は動き出した。
真っ先に攻撃をしたのは、ミラージュを鞭状にしたエレーナだ。
持っているのが長剣だったとは思えない程に伸びたその刀身は、レイと話していた男の胴体に叩き付けられる。
それでも男が死ななかったのは、男の技量が高かった訳でも、高品質な鎧を装備していたから……ではない。
単純に、エレーナの一撃で命中した場所が刃の部分ではなかった為だ。
(欲しいのは馬であって、この者達の命ではないしな)
鞭状になったミラージュの間合いは、非常に広い。
それこそ、今いる場所では騎兵達の半分近くがエレーナの攻撃範囲に入っているくらいには。
そして、攻撃するのはエレーナだけではない。
面倒臭そうにしながらも、そのまま騎兵との間合いを詰めて馬に跨がっている足に向かって拳を振るうヴィヘラや、白雲を使って傷を与えていくビューネ。
極めつけは、やはり精霊魔法を使いこなすマリーナの一撃だろう。
風の刃……ではなく、風の衝撃を与えてダメージを与えていく。
騎兵達は、何が起きたのかは全く理解出来ていなかったが……それでも、この場にいれば危険だと判断したのだろう。
馬に踵を返させ、城に戻ろうとする。
自分達ではどうしようもないと援軍を呼びに行こうとしたのか、それとも単純にこの場にいるのが怖くなって逃げようとしたのか、もしくはそれ以外の理由だったのか。
その理由はともあれ、致命的だったのは馬が言うことを聞かなかったことだろう。
「グルルルルルルルルルルゥッ!」
夏の夜空に高く響くセトの鳴き声。
それが、王の威圧というスキルであると知っているのは、この場にいるほんの少数のみ。
大多数であった筈の騎兵達は、突然自分の相棒が動かなくなり、もしくは全く指示を聞かなくなったことに驚き、戸惑う。
騎兵達がこの場にやって来て、その上でセトが背後に回り込んでいた時点で、既に詰んでいたのだ。
そのことに気が付いていない時点で、騎兵達がこの場で全滅することは決まっていたのだろう。
……もっとも、全滅ではあっても死んだ者は一人もいなかったのだが。
勿論死んだ者がいないからといって、怪我人が誰もいないという訳ではない。
怪我人という点では、重傷を負っている者も珍しくはなかった。
そんな兵士達とは違い、馬の方はセトの王の威圧の効果もあって動けなかったことが良い方に働き、怪我をしていない馬の方が多かったが。
「よし。……馬を連れて行くから、馬の取り扱いに慣れてる奴は頼む!」
レイの言葉に、少し離れた場所でようすを見ていたレジスタンス……もしくは、単純に馬の扱いに慣れている女もそれぞれ馬の側に近づいていく。
馬の近くで、まだ意識がある兵士は自分の馬を奪われようとしているのに気が付き、それに何とか逆らおうとするも、身体は怪我でろくに動かすことが出来ない。
中には何とか馬を奪おうとする相手の足を掴んだ者もいたのだが、そのような者はすぐに蹴り飛ばされてしまう。
そうして手に入った馬は、合計三十頭程。
全ての馬車を動かすには若干足りないが、それでは追々途中の村や街で入手していくということを考えれば、十分な数だった。
「よし、急ぐぞ。こいつらが戻ってこないのを見て、また向こうが援軍を出してくると面倒になる」
「レイ様、馬は幾らいてもいいのでは? この調子で敵を呼び寄せては馬を奪っていけば……」
レジスタンスの一人がレイに向かって尋ねる。
レイの能力を……そしてレイの仲間の能力を間近で見ただけに、その言葉には崇敬の念すらあった。
……レイにとっては、メジョウゴでのジャーヤとの戦いも、今の騎兵との戦いも、そこまで本気で戦っているという訳ではなかったのだが。
「それもいいかもしれないな。けど、こっちにあまり時間を掛けていると、俺が離れる時に色々と危険が大きくなるぞ?」
実際、レジスタンスの女提案はそこまで悪いものではない。
馬というのは……それも戦場で戦えるように訓練された馬というのは、非常に高価な代物だ。
小国だけに、レーブルリナ国にとってそのような馬の価値はミレアーナ王国より高くなってしまう。
また、人が走るのに比べて圧倒的な機動力がある馬は、戦争に限らず非常に役立つ生き物だ。
そのような馬を、レーブルリナ国に消耗させるという意味で次から次に手に入れていくというのは、相手を弱らせるという意味ではそこまで間違ったものではない。
「けど、ここでレーブルリナ国だけを弱らせすぎると、ジャーヤとの戦いで負ける可能性がある。そうなると、この先も色々と不味くなる」
「あー……そうでしたか。すいません」
「別に構わないさ。それこそ、俺達がいない時はお互いに色々と意見を言い合って行動する必要があるんだからな。その為にも、自分だったらこういう時にはこうするってのをしっかりと考えておいた方がいい」
そう告げるレイの言葉に、レジスタンスの女は尊敬の視線を向ける。
「はい!」
レイは、自分が別に尊敬されるような性格をされるとは思っていないし、されようとも思っていない。
少なくても、自分はエレーナのような公明正大という訳でもなければ、マリーナのように何だかんだと言いつつ人助けをしたりといった真似は……皆無という訳ではないが、あまりないのは事実だ。
だからこそ、レジスタンスの女に今のような視線を向けられるのは、どこか決まりの悪いものがある。
「行くぞ。もう数時間は歩いて、可能な限りロッシから出ておきたいからな」
結局それだけを告げ、レイはその場から離れて一行の先頭に向かう。
「ふふっ」
そんなレイの隣で、マリーナは面白そうに笑みを浮かべる。
「何だよ?」
「別に? ただ、レイにしては珍しい態度だなと思って」
マリーナに何か言い返そうかと思ったレイだったが、今の状況で何を言ってもマリーナに口で勝てるとは思えず黙り込む。
その選択は正しかった。
マリーナは、もしここでレイが何かを言い返していれば、少しからかってやろうと、そう思っていたのだから。
今の空気は面白くないと、取りあえずレイは話題を変えることにする。
……もっとも、本来であれば最初にそちらを話していなければならなかったのだろうが。
「それで、いつくらいに追撃が来ると思う? いや、寧ろ追撃をすると思うか?」
「どうかしらね。今回の追撃は、城に侵入した相手が誰か分からなかったから行われたという面も大きいでしょう? だとすれば、この一件で私達が関わっていると知った。となると、ミレアーナ王国の好感度を稼ぎたいレーブルリナ国としては……」
追撃をしてこない可能性も高い、か。
そうレイは口の中で呟き、納得する。
実際、マリーナが口にしている言葉は決して空想や妄想の類ではなく、実際に有り得ることだ。
であれば、ミレアーナ王国と共にジャーヤを叩きたいレーブルリナ国としては、そう簡単に手を出すようなことは出来ないだろう。
また、ここで無駄に戦力を消耗すれば、それだけジャーヤとの戦いで苦戦することになる。
宗主国であるミレアーナ王国の戦力があれば、レーブルリナ国が負けるといったことはない。
それでも、多少なりとも面目を保つためには相応の戦力を用意し、同時に戦果を上げる必要があった。
その為には、ここで戦力を消耗し……ましてやミレアーナ王国の手の者のであるレイ達と敵対する真似は避けたいと考えるのが普通だろう。
「ま、その辺りの事情を何も考えないで、感情で行動するのなら追撃が来る可能性もあるけどね」
そう告げるマリーナの言葉に、レイは同意して頷くのだった。
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