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機能を後からどんどん追加する日本人には難しい発想法かもしれませんね。
絶対に譲れないこと(第一原理、ロケットの場合は機能)にのみ注目してあとはゼロベースで考える、極めてわかりやすい発想なんですが、多くの場合は与えられた条件から外れることが出来ずに自らを既存のレールの上に置きがちです。

ある物事に対して絶対に譲れないこと以外は前提を取り払って全部作り変えて良いですよ、こんな訓練を思い込みが始まる高校生くらいからどんどん実践する場を設けたいものです。
第一原理思考は、自分のつくっているものに対する先入観を取り除くことであり、アイデアを基本要素に分解し、別の方法で問題を解決するにはどうすればいいかを考える思考だといいます。テクノロジーからアイデアを展開するのではなく、アイデアの解決方法として最新のテクノロジーを方法の選択肢の一つとして捉えることによってイノベーションを創りだす自分の考え方と通じるものがあると思いました。
常識や先入観、過去の成功体験などに囚われず、物事を突き詰めて「脱構築と再構築」の継続的プロセスを徹底する。わかってはいてもなかなか実践出来ない、だって人間だもの。と言っていてはディスラプティブな成功は生まれないのでしょうね。
シンプルに物事を捉えることは、分野外の人が特定の分野を理解しようとする思考に近いと思っていて、だからこそ特定の分野の専門家ではなく、分野外が来た人がイノベーションを起こすことが多いのかもしれない。
物事をトコトンまで考え抜くことが、分野を問わず大切であることを改めて教えてくれる記事ですね。
「イーロン・マスク 未来を創る男」http://amzn.to/2m5jRjm を読んでみると,彼の「第一原理」が分かりますよ.シンプル過ぎるヤバさが.
「脱構築と再構築」の継続的プロセス、重要ですね。色々な業界、事業でこれまでのやり方が通用しなくなってきている中、今こそ本質に出会えるまで掘り下げていって、そこから事業の再定義と再構築を行うことが求められています。そしてそれは課題解決の幅を広げる絶好の機会でもあるわけです。まさに経営者の力の見せ所ですね。言うは易しですが。。。
今年はこの話を大学の講義で紹介して動機付けにしようと思います。
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「物理学が教えてくれるのは、類推ではなく第一原理をもとに理屈を考えることだ」
既存のやり方に囚われずゼロベースで解決策を追求する。実に合理的

第一原理思考は、単に大きな部分をひとつひとつの要素に分解するものではない。この思考のポイントは、自分のつくっているものに対する先入観を取り除くことにある。

その意味では、継続的改良とは対極にある。すでに存在するものの上に構築するのではなく、アイデアを基本要素に分解し、別の方法で問題を解決するにはどうすればいいかを考える思考だ。
ab initioを持ち出すのは、スタンフォードで物理学博士を目指して2日で辞めたイーロン・マスクならではですね。

シンプル思考大事です。既存の常識(経験値)にとらわれずに、基本原理に忠実に再構築してみる。ロケットを圧倒的に安くし、しかも、リサイクル可能性を追っているマスクの手腕は流石見事です。

他方、現実には、ab initioにも限界があります。物質構造解析でもせいぜい原子1000個、数十ピコ秒しか解析できません。実験結果つまり経験値との擦り合わせがどうしても必要になるのが現実です。

記事のシンプルなロジックからすると、蓄電で一番に安くなるのは、スーパーキャパシタですが、それを現実のシステムとして実現するのは極めて難しいわけです。

そう、電気自動車で週間5000台を超えられないのも、経験値との相克の過程なのかもしれません。見事に壁を打ち破ってほしいものです。

(昨日、道路で前をふさいだ白のモデルSはマナー最悪でした。ま、テスラ本体のイノベーションとは関係ないですね。)
第一三共株式会社(だいいちさんきょう)は、東京都中央区日本橋本町に本社を置く、日本の製薬会社である。 ウィキペディア
時価総額
2.21 兆円

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