ラインアレイスピーカー製造メーカー一覧
ラインアレイスピーカー(フライングスピーカー)は今や大規模コンサートではスタンダードとなってきています。指向性のコントロールのしやすさなどから、野外でのライブにおいては、狙ったエリアに均一に音を届けることができるため、以前に比べると近隣への騒音問題も軽減されてきました。
そんなラインアレイスピーカーですが、現在ではたくさんのメーカーが製作、販売を行っています。このページでは、代表的なラインアレイメーカーをご紹介していきます。
L-Acoustics
■会社概要
L-Acousticsは、世界的に有名になったV-DOSC システムを発表したことにより、斬新なラインソースアレイを発明した企業として世界中で広く知られています。
メジャーイベントだけでなく、劇場・コンベンションセンター・スポーツアリーナ・礼拝堂・アミューズメントパークにサウンドを提供し高い評価を得ています。そして、ソチで開催された冬季オリンピックの式典で230台ものK2システムが採用されました。
技術革新のための飽くなき探究は、L-ACOUSTICS創立当初からの基本理念です。物理学と基礎音響学の分野に基づきウェーブフロント・スカルプチャー・テクノロジー(WST )の研究を行い長い年月をかけて、構造工学、電気工学、信号処理、及びデジタルネットワークの分野まで、幅広い研究を行っています。また、独自のシミュレーションとモデリングのツールを開発し、その予測、実験、検証を行っています。また。定期的に学会に対して研究活動を発表しており、技術主導型の団体として、音響機器製造業界において高い評価を受けている企業です。
(ベステックオーディオ様HPより抜粋)
■製品写真
d&b audiotechnik
■会社概要
1981年4月18日にd&b audiotechnikはシュツットガルト近郊のワイン産地として名高い土地Korbにて誕生し社名は、dをJuergen Daubert(写真右側)の苗字から、 bはRolf Belz(写真左側)の苗字から頭文字を取り名付けました。当初はBuocher Strasseのガレージ(写真)でPA会社やミュージシャンの為に特殊な音響システムを製作するためにスタートしました。その会社が現在は世界有数のラインアレイスピーカーメーカーへと成長しました。Array Processingという独自のスピーカーマネージメントソフトを持っており、短時間で精度の高い音場補正を可能にする技術を持っています。
■製品画像
NEXO
■会社概要
1979年にフランスはパリを拠点にエリック・ヴァンスノー氏とミッキー・ジョンソン氏によって創立されたオーディオメーカーです。2008年からはヤマハ株式会社傘下の戦略的なビジネスユニットとなりました。同社が製造するフラグシップラインアレイスピーカー「STM」は数々の独創的な技術を投入した製品で、日本でも多くのPAカンパニーに採用されています。