パスワードを忘れた? アカウント作成
13496375 story
著作権

ホワイトノイズだけのYouTube動画に5件の著作権侵害申立 24

ストーリー by headless
ザー 部門より
YouTubeで公開されているホワイトノイズが10時間続くだけの作品に、著作権を侵害されたとの申立が5件送られているそうだ(TorrentFreakの記事作者のツイート)。

この作品「10 Hours of Low Level White Noise」はオーストラリアの大学の音楽学部で教鞭をとるSebastian Tomczak氏が2015年に公開したものだ。映像は「Low level white noise」と書かれた静止画像で、オープンソースソフトウェア「Audacity」搭載のノイズジェネレーターで生成したという10時間のホワイトノイズがダビングされている。

他の作品からサンプリングしたものなどではないが、ホワイトノイズを使用しているらしき作品の著作権者4人/社から、Tomczak氏の作品が数秒~数分にわたって著作権を侵害しているとの申立が計5件届いている。ただし、申立者がマネタイズを希望しているため、アカウント停止や動画の公開停止にはならなかったようだ。

チップチューンをテーマにした論文で博士号を取ったというTomczak氏は作成当時、さまざまな継続するサウンドを長時間聞き続けることによる知覚や注意力の変化に興味を持っていたという。同時期には完全五度の2つのトーンが10時間続く「10 Hours of a Perfect Fifth」や1時間かけて1つのトーンが1オクターブ上昇する「Hour-Long Octave Shift」といった作品も公開しているが、これらに著作権侵害の申立は届いていないとのこと。

Tomczak氏のオリジナル作品に著作権侵害の申立が送られるのは初めてではなく、これまでは異議申立がすべて認められてきたという。Tomczak氏は今回も異議申立が認められると考えているが、コンテンツIDによる誤った著作権侵害の主張が行われないよう、YouTubeには何らかの調整が必要だと感じているとのことだ。


関連リンク

  • それぞれが、(ある程度持続した)ホワイトノイズの著作権を所有していると主張しているわけです。
    なぜ、互いに訴え合わないの?

    ここに返信
    • >それぞれが、(ある程度持続した)ホワイトノイズの著作権を所有していると主張しているわけです。

      ホワイトノイズそのものではなくホワイトノイズを含む作品を参照ファイルとしてYouTubeのコンテンツIDに登録しているのだと思われます。
      また、コンテンツIDによる著作権侵害申立は自動で行われますから、その5件4者のコンテンツホルダーにはこのSebastian Tomczak氏の動画に対して著作権侵害の主張をしたとの認識はありません。
      動画投稿者が異議申立てを行なった時点で、コンテンツIDが誤った著作権侵害申立をしたことをコンテンツホルダーは知って著作権侵害申立を取り下げる操作を行いますから、「これまでは異議申立がすべて認められてきた」となるのでしょう。

      >なぜ、互いに訴え合わないの?

      コンテンツID上では5件の参照ファイルに重複はないからです。
      コンテンツIDの参照ファイルで競合が発生した場合は、後から登録したコンテンツパートナーはその重複部分に基づく申立てができないようになっています。
      https://creatoracademy.youtube.com/page/lesson/cid-references?cid=cont... [youtube.com]

      今回の件は曲が長ければその分だけコンテンツIDの誤判定の確率も上がるということなのかもしれませんが、「コンテンツIDによる誤った著作権侵害の主張が行われないよう、YouTubeには何らかの調整が必要だと感じている」には全く同意。

    • by Anonymous Coward

      不正コピーを自動検出するプログラムが誤検知&誤通報しただけですよ

    • by Anonymous Coward

      さも Sebastian Tomczak 氏 が著作権をもっているような書き振りだけど、それを証明するのは当の本人だって難しいよね。
      とりあえず氏を含めた6者で話し合うべき。

  • ホワイトノイズだけの動画なんて需要あるんだろか?って思って調べてみたら、
    赤ちゃんが泣き止むとか寝てくれるとかいうアレで結構ホワイトノイズのみの長時間動画ってあるみたいですね。
    根拠は母体にいるときに赤ちゃんが聞いている音に似ているとかそんなだっけか?

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年01月06日 19時20分 (#3340638)

    他者のオリジナル著作物に対してありもしない著作権侵害を申請する行為には罰則が求められるべきだし、
    運営はきっちりと調査して確実な侵害だけを問題にしてほしい

    偽の申請が通ってオリジナル著作者が排除されたりするのはどうかんがえてもおかしい

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年01月06日 19時31分 (#3340640)

    実は厳密にはホワイトノイズではなく、スペクトルに偏りがあるとか周期性があるとか、その辺で芸術性があるんだという主張とか。
    Audacityのノイズジェネレーターも、厳密に一様とは言えないし。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年01月06日 19時56分 (#3340648)

    (ホワイトノイズではない普通の)音楽を、楽器を変えて演奏したり、アレンジしたり、鼻歌にしたり・・・それでもやはり元の楽曲の著作権を侵害してることになる。元の音楽を真似してるわけでなく、偶然()一致してしまったと言い張ってもやはり侵害したことになる。

    ここでホワイトノイズに戻ると・・・「私はAudacityで作った。オリジナルだ!」「演奏時間が違う!」と言っても、先駆者がすでにいたらそれはやはり

    侵害になるのでは?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      つまり3分33秒以上あったら、John Cageに著作権が……

      • by Anonymous Coward

        John Cageは4分33秒ですね
        Johnny Cageはわかりません

        • by Anonymous Coward

          失礼、ただの誤植です。

    • by Anonymous Coward

      なりません。
      1) 著作権法の保護対象は具体的な「著作物」(の表現)です。
      2) 特許法とかと違って、先行作品に依拠せずに全く独自に作った場合なら、同じ様なものを作っても問題ありません。
      # なので、プログラムの世界では内部コードを覗いたり参考にしたりせず
      # クリーンルーム方式で作ったならOKになる。

      著作権法はアイデアや"キャラクター"みたいな抽象的なものを保護するもんじゃないです。
      音楽はまあちょっと特殊で半分抽象的な領域に足突っ込んでますが。
      構成する楽器や演者の部分は抜いて、リズムを伴った単音・和音を繰返したもの、
      つまり一連のリズムと音階の構成の部分が保護対象と解されます。
      かつ保護の対象になるには、作者の意図が反映されている必要あり。

      # 先駆者のホワイトノイズの演奏時間を知っていて意図的に真似したとか
      # 言明してたならダメになるかもかもしれんけど。

      • by Anonymous Coward

        クリーンルーム方式で作ってもそれが同じものだったらアウトでしょ。
        セーフなのはそれがI/Fだけ同じで内部が違うから。それでもI/Fの部分に権利があると言って裁判沙汰になった(APIに著作権はあるか)こともあるぐらいだし。

        • by Anonymous Coward

          著作権的にはセーフだよ。(本当に独自作成なことを証明できればだけど)
          じゃないと言葉を話すやつは皆先人の言葉に似てるとい理由で著作権アウトになって何もしゃべれなくなるよ。

        • by Anonymous Coward

          不特定が本当に独立に作って同じになったなら、同一でもセーフが原則。
          標準関数の実装とかの局所的なレベルなら、バイナリ一致する関数も結構ありそう。

  • by Anonymous Coward on 2018年01月06日 20時23分 (#3340656)

    ホワイトノイズって耳に良くないじゃなかったけ?

    耳はともかく再生機器に良くない。ホワイトノイズを大音量で
    再生するとスピーカーのツイーターが飛んじゃうシステムは一杯あります。要注意!

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      普通の音楽でも大音量で再生したら吹っ飛ぶし耳にもよくないけどね

typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...