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1603話
レイの予想通り、元娼婦の女達を引き連れた一行は、夜のうちにロッシの前まで到着した。
いや、正確には予想通りとは言わないだろう。
時間的に、午後八時くらいにロッシに到着するとレイは思っていたのだが、実際に到着した時にレイが懐中時計を見ると、午後十時近かったのだ。
二時間近くも予定がずれ込んだのは、やはり人数の多さが原因だった。
もっとも、それは最初に不満を口にした女達のようなどうでもいい理由ではなく、純粋に体力が問題となった者達だった。
連れてこられた者の中には、色々な者がいる。
そんな中には、ジャーヤに連れ去れる前には殆ど家から出たことのなかった者……そして家から出られたなかった者もいる。
出たことがなかった者と出られなかった者。
言葉にすると似ているが、実際には大きく違う。
前者はいわゆる箱入り娘といったもので、後者は病気の類で外に出ることが出来なかった者だ。
少なくても、レイが事情を聞いた限りではそういう話だった。
病気なのに娼婦をしていたのか? と思ったが、奴隷の首輪をしていると治癒能力が強化されるらしく、病気も自然に治ったのだと。
そう言われ、レイは黒水晶の力も悪いだけではなかったのかと納得する。
そのような訳で、どうしても歩くのが普通よりも遅い者がおり、そのような者達が全体の移動速度を落とすことになったのだ。
(どこかで、馬車の類でも……しまったな。レジスタンスのジャーヤが戦ってる時に馬車を落とすなんて真似をしなければよかった。もしくは、巨人の巣の最下層に置いてあった馬車を持ってくればよかったな)
今更そのようなことを考えても既に遅いのだが、取りあえず途中で村や街に寄ったら……いや、別にそこまでする必要はないか? と考える。
自分の視線の先にあるのは、レーブルリナ国の首都、ロッシ。
そしてロッシにいるだろう国を動かしている者達は、明確なまでにレイ達と敵対しているのだ。
もっとも、国の上層部の者達は、ミレアーナ王国からやってくるだろう者達と共にジャーヤを共通の敵として認識させる必要があるのでやむなくその場にいたレイ達と敵対したといった方が正しいのだが。
(つまり、街中に住んでる奴はともかく、国の上層部は俺の敵として認識してもいい訳だ。なら……ここで物資の類を調達しても、文句はないだろ。幸い、セトの力があれば馬車の一台や二台、それ以上の数も容易に牽くことは出来るだろうし)
そう判断すると、レイは近くにいたレジスタンスの一人に、エレーナを呼んでくるように言う。
正確には、レジスタンスの者達はレイの部下ではなく、命令を聞く必要もない。
だが、今この集団を率いているのがレイだというのは、誰もが納得するところだ。
それこそ、もしこの場からレイが……そしてレイの仲間達がいなくなれば、この集団はジャーヤの、そしてミレアーナ王国の者達のいいようにされるのは確実だった。
そうしてエレーナを呼びに行かせて数分……歩いている集団の中から、エレーナがレイの側に近づいてくる。
「どうした? 何かあったのか? その様子を見る限りでは、特に何か不都合なことがあったようには思えぬが」
「ああ。ちょっと考えついたことがあってな。どうしても今の状況だと、移動速度が遅い。だから、馬車を用意しようと思う」
「……馬車を? ああ、なるほど」
一瞬怪訝そうな表情を浮かべたエレーナだったが、レイの隣を歩いているセトを撫でるのを見ると、納得したように頷く。
撫でられたことが嬉しかったのか、セトは喉を鳴らしていたが。
ともあれ、それで馬車を持ってくるという意味を理解したエレーナは、月明かりの下でも美しく煌めく金髪を掻き上げながら口を開く。
「レーブルリナ国の者達には、多少ではあっても同情するな。……もっとも、今までやってきたことを思えば、到底同情は出来ぬが」
知らない間に馬車を奪われる……それもレイがやるからには、徹底的に奪われるのだろうレーブルリナ国に対しては、哀れだと思う。
だが、上層部がジャーヤと組んでやってきたことを思えば、同情の余地は一切ないというのが、エレーナの判断だった。
それはエレーナだけではないだろう。寧ろ、この集団でジャーヤと手を組んでいたレーブルリナ国のの上層部を許せる者の方が方が少ない筈だった。
「ま、そんな訳でちょっと侵入してくる」
「それは構わんが……結界はどうするのだ?」
メジョウゴでは、結界の類は張られていなかったので普通に空から侵入することが出来た。
だが、このロッシは腐っても首都だ。
いざという時の為に、間違いなく結界が張られている筈だった。
「そうだな。結界が張られているのは間違いないだろう。だが……その結界は、恐らく侵入を知らせる為の結界だと予想している」
これは、別に何の考えもなくそう言ってる訳ではない。
ギルムに張られているような、敵の侵入を防ぐ結界というのは、強力だが……その分、必要な触媒は高価なものとなる。
それこそ、一国の首都であっても、レーブルリナ国程度の小国では用意するのが難しいだろうくらいには。
また、空を飛ぶモンスターの類がやってくることも滅多にない以上、そこまで高価な結界を張るとは、レイには思えなかった。
もっとも、もし何かの間違いでそのような強力な結界が張られていても、セトであれば容易にその結界を突破出来る筈だという確信もあったが。
「分かった。もうこれ以上は何も言わん。馬車が必要なのは事実だしな。もっとも、レイがいない間の馬車はどうするのかといった疑問はあるが」
「もうこれ以上は何も言わないんじゃなかったのか? ……まぁ、その辺りは行く途中の村や街で何とかするしかないだろ」
レイの持つミスティリングに生き物を収納出来ない以上、馬車を牽く馬を城から奪ってくることは出来ない。
生き物も収納出来ればな……とそう思わないでもなかったが、出来ないことを考えても意味はないだろうと判断して、頭を切り換える。
「出来れば、騎兵に追ってきて欲しいな。そうなれば、馬を用意する手間を省ける」
「ふふっ、そうだな。そうなったら少し面白いだろう」
笑みを浮かべるエレーナにレイもまた笑みを返し、そのままセトと共にその場を離れていく。
「スーラ、俺はちょっとロッシに潜入してくる。お前達は俺達に構わず、ずっと進み続けろ。下手に動きを止めれば、こっちに被害が出るぞ」
「え? ええ。分かった……けど、本気なの?」
近くにいた以上、当然スーラはレイとエレーナの会話を聞いていた。
聞いてはいたが……まさか、こうも簡単に首都に忍び込むと言うとは思っていなかったのだ。
半ば冗談か何かではないかとすら、思っていた。
しかし、実際にはこうして首都に忍び込むと言っているのだから、とてもではないが冗談ではないのだろう。
「ああ。じゃあ、後は任せたぞ。セト」
「グルルゥ」
レイの言葉に、セトは短く鳴き声を上げると微かに身を沈める。
そうして乗りやすくなったセトの背にレイが飛び乗ると、その瞬間にセトは走り出す。
数歩の助走の後、翼を羽ばたかせて空に駆け上がっていくセトの様子は、背後にいた者達の目を奪うに十分な力強さと優美さを持っていた。
「あっという間だったな。……分かってたことだけど」
セトの背に乗り、地上を見下ろしながらレイは呟く。
セトが飛ぶ速度を考えれば当然だったが、それこそ瞬く間にレイとセトの姿はロッシの上にあった。
眼下にあるのは、ロッシ……その中でも、街ではなく城だ。
そう、まさに現在レイとセトは城の真上にいるのだ。
「問題なのは、どうやって馬車のある場所を見つけるか、だな。やっぱり馬の厩舎がある場所の近くにあると思っていいのか?」
考えてみれば、レイは今まで馬車がどこに保管されているのかといったことは殆ど考えなくてもよかった。
基本的に移動する時は、馬車ではなくセトに乗って移動することの方が多かったからだ。
ギルドの用意した馬車で移動することもあったが、その際はギルドの方で馬車を用意してもらっていた。
どこに馬車が保管されているのかといったことは、残念ながらレイには分からない。
「となると……やっぱり強引に探す必要があるか。まずは、馬のいる厩舎の近くからだな。出来れば十台くらいは奪っておきたい」
「グルゥ!」
任せて、と喉を鳴らすセト。
そんなセトを撫でながら、レイは口を開く。
「じゃあ、頼む。多分結界を通過すれば、俺達がロッシの中に突入したことはすぐに察知されると思う。そうなれば、当然のように兵士や騎士といった連中が俺達を探す筈だからな」
もっとも、上空から突入してきたセトの姿を見つけるのは難しいだろう。
空を飛び続けていれば見つけられるかもしれないが、レイ達の場合はそのまま地上に着地するのだから、余計に見つけにくい筈だ。
ましてや今は夜なのだから、余計に見つける難易度は高い。
「グルルルゥ!」
セトが鳴き声を上げ、そのまま翼を羽ばたかせながら地上に向かって降下していく。
もしかしたら……本当にもしかしたらだが、ギルムのような結界が張られている可能性も考えはしたが……そんなレイの覚悟は何だったのかと言わんばかりに、セトは城に向かって降下していった。
一瞬だけ違和感があったのを思えば、それが結界を通り抜けた証だったのだろう。
だが、結界と思われる場所を通り抜けても、今のところは特に何もない。
そのことを不思議に思いながら、恐らく侵入してきた者には聞こえないように、特定の場所や人に知らせるといったことが出来るのではないか。
そんな風に思いつつ、レイはセトに乗ったまま厩舎と思しき近くに着地する。
「セト、周囲の警戒を頼む! 攻撃してくるようなら反撃してもいいけど、殺すなよ!」
この殺すなというのは、別にレイが人道的な性格をしているから……という訳ではない。
純粋に、怪我をした者を運ぶにはより多くの人手がいるというだけの話だ。
この場にいる時間は長くない以上、そうした方が手っ取り早く向こうの戦力を減らせるだろうという目論見もあった。
「グルゥ!」
セトも現在の自分達の状況がどのようなものなのかは分かっているのか、周囲に聞こえないように短く鳴き声を上げると、その場から離れて建物の陰に隠れる。
……体長三m以上となった今のセトの場合、周囲の警戒をするにしても迂闊に歩き回っていれば、当然のようにすぐに見つかってしまう。
レイ達には理解出来ていないが、恐らく空から侵入してきた相手を探しているだろう兵士や騎士達に見つかれば、間違いなく不審者……より正確には侵入者と判断されるのは間違いない。
だからこそ、セトは建物の陰に隠れたのだ。
レイはそんなセトを置いて、目星を付けていた建物に向かって走る。
真っ先に目に付いてたのは、厩舎の近くあった建物だ。
何となく、車庫……という印象を抱いたのは、レイが日本で暮らしていたからか。
ともあれ、馬車を置くのであれば当然それを牽く馬がいる厩舎の側だろうと判断した訳だが……
「ビンゴ……って奴だな」
その建物は特に鍵も掛けられておらず、自由に開けられるようになっていた。
ここが城の敷地内である以上、このような場所で馬車を盗むような者がいないと、そのような判断から警戒が緩やかになったのだろう。
そんな建物の中に入ったレイは、笑みを浮かべて周囲を見回す。
そこに存在しているのは、レイが探していた馬車が二十台近く並んでいた。
中には高い爵位……もしくは王族が乗る物なのか、かなり豪華な飾り付けをれている馬車の姿もあった。
以前にレイがランクアップ試験で見たような、悪趣味なまでの成金馬車という訳ではなく、豪華ではあっても品の良い豪華さと表現すべきか。
「一発目で見つかるとは思わなかったな。……まぁ、建物の配置的に多分間違いないとは思ってたけど」
幸運という訳ではなく、純粋に推測が当たった言うべきか。
慎重に数台……などとレイが考える訳がなく、手当たり次第に馬車をミスティリングに収納していく。
ついでに馬を馬車に繋ぐ時に使う紐や金具といった細かな代物や補修部品と思われる物も残らずミスティリングに収納され……一分前には建物の中に大量に存在していた馬車や部品の類は全てなくなってしまう。
「本当なら、ここで魔法の一つでも使って騒動を起こした方がいいんだろうけど……さすがにな」
城にいる者全てがレイの敵という訳ではない以上、無関係の人間を焼き殺すというのは、レイにもあまり気は進まなかった。
だからさっさと戻るか。そう思った瞬間……
「グルルルゥ」
「うわあああぁああっ!」
セトの鳴き声と悲鳴が周囲に響き渡る。
「見つかったか」
既に用件は済んでいる以上、長居は無用とばかりに、レイはその建物を飛び出すのだった。
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