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IIPSについて

会長・理事長挨拶

会長 中曽根康弘
冷戦終了後の世界情勢大転換期にあって、先行きを見通すことは一段と難しさを増しております。
求心力より遠心力が強くなったといわれるこのアイデンティティー追求と、『散乱の時代』において、財団法人世界平和研究所は、国際社会が直面する重要な課題について自由な立場から深く考察し、日本の進路と共に創造的かつ建設的な提言を世界に対して行っており、今後も、より平和で繁栄した日本と世界の実現に貢献するため、長期的で世界的な視野をもって研究を進めるとともに、国際的に開かれた研究機関として広く内外の良識を結集し、政策研究と提言を続けていく所存であります。我が国と世界全体の平和と繁栄を目指す当研究所の活動に対し、皆様の厚いご支援をお願い申し上げます。
会長 中曽根康弘
理事長 佐藤 謙
私たちは、現在、大きな変化の時代にあります。国際社会は、流動化、グローバル化の中で、安全保障や経済の新たな問題に直面するとともに、地球温暖化等の問題も顕在化しています。国内においても、少子高齢化と人口減少が現実化する中で、社会保障をはじめ多くの問題に対し、抜本的な対策が求められています。
このような状況において、我が国と世界の平和と繁栄のために必要な政策を構築・推進していくには、民間のシンクタンクが自主独立の立場から、積極的な政策提言を行っていくことが、従来にも増して重要になっています。世界平和研究所は、設立以来、幅広い課題に対し、活発な研究活動、提言活動等を行ってきたところですが、内外の課題を踏まえ、今後さらに、活動の充実を図っていく必要があると考えています。皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
理事長 佐藤 謙