こんにちは、てつです。
ホームページを作る時って色々な選択肢がありますよね。
デザイナーに依頼したり、クラウドソーシングしたり、自分で勉強して作ったり。
その選択肢の中でオンライン上でパワーポイントを作成する感覚で無料ホームページを作成できるWixというサービスがあります。(本社はイスラエル)
そのWixが新しくWix Codeなる機能のβ版を夏ごろに発表していたのですが、先日やっと正式リリースされたようです。
自分も触ってみましたが、これはすごい。
ただ、リリースされたばかりの新機能なのと、まだ日本語版になっていないことから、あまり情報がないんですよね。
というわけで、今回はWixの新機能であるWix Codeでどういった事が出来るのか?を中心に紹介していきます。
こんな人向けの記事です。
- Wix Codeで出来ることをサクッと知りたい
- Wixを導入して自分のビジネスを広げたい
- そもそもWixってなに?
そもそもWixってなに?
Wixはホームページを無料で作成できるサービスです。
サクッと自分のホームページを持ちたい人にはうってつけのサービスです。
イスラエルが本社の会社で日本でも展開されています。
そのWixが新しい機能Wix Codeを発表した
で、その無料で誰でも簡単にホームページを持てるWixが新しい機能を公開しました。
その名もWix Code。
簡単に言うとプログラミング、コーディングの知識なしでWixで作ったホームページの機能を拡張できるものです。
Wix Codeで新しくできることとは?
Wix Codeがプログラミングの知識なしでホームページに追加で機能を搭載できるというのは公式のアナウンスで分かりましたが、具体的には何ができるのでしょうか?
Wix公式ブログでは以下のような機能がアナウンスされています。
- データベースの作成
- 動的ページの作成
- カスタム入力フォーム
- カスタムインタラクション
うーん、この単語だけを聞いても少しイメージし辛いですね。
ここからはそれぞれの機能を使うことで、何ができるようになるのか?を深く掘り下げていきます。
データベースの作成
Wix内でデータベースを作成することができます。
この機能を使うことで、例えばこんなことができます。
- サイトに口コミ機能を付けることができる
- デザイナーがポートフォリオのデータベースを作成できる
- 料理ブロガーがレシピをデータベース化して公開できる
事業者としても使える機能ですし、フリーランスやブロガーの人でもアイデア次第で自分のビジネスに転用できますね。
動的ページの作成
単一のページデザインで、中身の情報(コンテンツや画像)が違うページを動的に作成できる機能です。
簡単に言うとWordPressのような感じですね。
カスタム入力フォーム
個人的にはこの機能が1番すごいなと思います。今までもWixには氏名とメールアドレスを入力できる問い合わせ機能のようなものはありました。
Wix Codeでは一歩進んで、さらに複雑な入力フォームを作成できるようになっています。
例えば、こんな感じの機能をホームページに実装できます。
- ゲストハウス運営者が、宿泊予約機能を実装できる
- ホームページ内にアンケート機能を実装できる
カスタムインタラクション
マウスのクリックなど訪問者が行ったアクションに対して、何らかのレスポンスを返すようなページも作成することができます。
例えば、地図を表示させて特定の箇所をクリックした時に結果を返すようなページも作成できちゃいます。
グルメブロガーがおすすめのレストランを掲載したレビュー付きのグルメマップを作成したりもできますね。
Wix Codeを使う方法
日本でもWix Codeは使えるようになったので、無料でこれらの機能を試すことができます。
Wixエディタ上のツール>デベロッパーツールにチェック
これでWix Codeがアクティブになります。
日本でも正式にローンチしましたが、12月に本格稼働したばかりで残念ながら日本語のドキュメントが充実していません。
英語のドキュメントは超充実していますが・・・
Wix Code - Advanced Web Application Development | Wix.com
今後は日本語ドキュメントも充実してくるはずなので、さらに使いやすくなると思います。
おわりに
いかがでしたか?
Wixは無料でホームページを手軽に作成できるサービスですが、Wix Codeを導入することで、ホームページにさらに本格的な機能を持たせることができます。
紹介したのはほんの一部で、プログラミングの知識があればその他にもAPIを使うことでホームページの機能を拡張することもできます。
TwitterやFacebookのようなSNS、Stripeの決済機能など外部のサービスと組み合わせればもっと色々なことができそうですよね。
何かビジネスをやる時に、昔はとりあえずホームページを持っておけばOKみたいな時代もありましたが、現在はただホームページを持つだけでは難しくなっています。
そこから一歩進んで、独自の機能や使いやすさを提供する必要があるわけですが、簡単に導入できるものでもなく。
でも、Wix Codeのようなコーディング知識不要で簡単に実装できる機能をうまく活用すれば色々なことができるようになっています。技術の進歩は本当にすごいな・・・それでは今日はこの辺で。