グリー社がいらんことをしたせいでクラロワの宝箱演出が日本限定でショボくなった件

お疲れ様です、pontaです。

グリー社が、特許権侵害の申し立てをSUPERCELL社に対して行ったとのアナウンスが、クラロワ上でありました。 グリー社の主張によれば、「クラロワの宝箱を開ける演出はG社の専売特許である」とのことです。 それに対しSUPERCELL社は、日本ローカルでのみその演出を取りやめる対処を行いました。

上が新。まだ開かない。わかりづらい。 下が旧

絵に描いたような「不承不承」な文章で好感が持てますね。 それに対し、某クラクラプレイヤーが「GREE、お前が言うな」と言わんばかりの不穏なツイートをして物議をかもしました。

こうしてみると「天と大地と女神の魔法」(通称てんめが)とクラクラ。

確かに両者のゲームは一見、似ているようにも見えますね。どうなんでしょうか。

参考にした部分も多そうです。あまりに似すぎて、めがてんになった人も多いんじゃないでしょうか。めがてんになった人も多いんじゃないでしょうか(大事なことなので二回言いました)

うわさですがG社はクラクラが日本上陸した当初「こういうシビアなプレイヤー対プレイヤーのゲームは日本では流行るはずがない」と直感したそうです。

厳しい日本ゲーム業界で戦ってきた歴戦の猛者たちのカンといったところでしょうか。

しかし、予想に反しクラクラが日本市場で記録的なヒットをぶちかましたのを受け手のひらを返し、その優れたマネタナイズ(課金システム)に目をつけ「クラクラみたいなゲームを作って稼ごう」という安易・・・いや手堅い企画を通しました。

それが「天と大地と女神の魔法」(通称てんめが)です。

しかしクラクラの劣化コピーに過ぎなかったそのゲーム、「天と大地と女神の魔法」(通称てんめが)は、2014年7月にリリース後、2015年2月まで半年の長きにわたって愛されながらも速攻ですばやく迅速にサービス停止。

かくしてグリー社は任天堂の倒し方を抱きしめたまま今に至り、任天堂が「ゼルダの伝説―ブレスオブザワイルド」という神ゲームで2017年の世界ゲーム大賞を取ったその年に、ゴミみたいな特許侵害の申し立てをSUPERCELLに対して行ったという理解で間違いないんでしょうか?教えて誰か。

一般論ですが、他人のアイディアを盗むのはよくないですし、悔しいし、やってはならないことだと思います!!!

まあどちらが正しいかは正直、わかりません。

凄くまじめなことを言うと、SUPERCELL社とグリー社。両社が穏健な着地点を目差して交渉を続けている最中に、こうして外部のユーザーが引っ掻き回すのはかえって良くない結果を招くこともありうると思っています。

また、特許問題は専門性が高く、解釈が分かれる部分も多く、公的な機関に判断を任せるのが筋です。

さらに、私もG社といつお仕事を一緒にするかわからないので、下手に敵を作れないという嫌らしい計算も個人的に働きます。

それらを踏まえて口を慎んで湾曲に温和に言うと、「自分はパクっておきながら、そのパクリ元に対しては取るに足らない演出で特許侵害の申し立てをするグリーがダサすぎる」という感じになりましょうか。

不便なんだよ不便。

あくまで片面からの見え方ですが、またどちらが正しいかは置いておいても、グリー側の訴え方に、ユーザーが置いてきぼりになっている感は否めないなと思います。

グリー社法務の硬直した態度により、国内クラロワユーザーのヘイトが高まるのも会社としてどうなんだとか思っちゃうんですよね。

なお、グリーの社長の田中氏は非常に優秀な方で有名ですが、彼はとあるインタビューで「あるゲームが流行ったら、同じようなものを作りまくるべき」と語っております。

それを踏まえて今回の特許侵害の訴えの件を舌の上で転がすと、良質な味わいのコクが楽しめる逸品となっております。

さて「成り行きに注目」というのは、コラムやレポートを無責任かつ適当に締める言葉として有名ですが、それはさておき本件、成り行きに注目していきたいと思っています。

以上、よろしくお願いします。

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