211/211
第十一話:プロケルの失敗と看病
オリハルコンすら超える金属を手に入れることができた。
その金属をアヴァロン・ジュエルと名付ける。
圧倒的な軽量性、防御力、魔力適応力、魔法防御力を備えた夢の金属。
軽さは比重が1.5。それは鉄の四分の一以下であることを意味する。
ロロノの話によると他にも様々な性質を持つようだ。
感情に反応して魔力を生成する。
鉱物でありながら、それ自体が超高度な情報集積回路・情報処理システムの機能を果たす。
ロロノいわく、Gス●ーンやJジュ●ルの様なものらしい。非常にわかりやすい説明だ。
他にも、特定波長の魔力を流し込むことで質量が増大する性質も持っている。
これを応用すれば、軽く取り回しのいい武器でありながら、インパクトの瞬間だけ重量を増大させて破壊力を増大させるなんてことも可能だ。
ロロノがぼそっと、ブラックホールキャノンが作れる……なんて囁いていた。
ひどく物騒なものを作ろうとしているが楽しみではある。
そして、今日も【鉱山】に来ていた。
資源のリセットのタイミングで俺が【覚醒】していなければアヴァロン・ジュエルは採掘できない。
とはいえ、ただぼうっとしているのは時間の無駄なので、書類を持ち込み簡易テントでせっせと仕事を終わらせる。
商人などとの打ち合わせの類ではアヴァロンに戻る。そのときに、資源のリセットが起これば泣くしかない。
ロロノも、様々な工具や機器を持ち込み、【鉱山】で開発を行っている。
「マスター、一つ提案がある」
「言ってみろ」
「ん。冷静に考えれば、こんな面倒なことをするより、どうせ【覚醒】するならオリハルコンの塊や、アヴァロン・リッターを【創成】したほうが大量のアヴァロン・ジュエルが手に入る気がする」
「その発想はなかった」
オリハルコン製のゴーレムである三騎士を【創成】してアヴァロン・ジュエル製のゴーレムになるのなら、アヴァロン・リッターでもアヴァロン・ジュエル製のゴーレムになるかもしれない。
もっと言えば、オリハルコンそのものを【創成】すればアヴァロン・ジュエルになる可能性がある。
【鉱山】からでは、せいぜい一日2kg程度しかとれないが、この方法ならもっと大量のアヴァロン・ジュエルが手に入るかもしれない。
「やってみよう。ただ、確実に成功するとは限らないし、【覚醒】は負担が大きい。一日に二度は使いたくない。今回の資源リセットのタイミングで【覚醒】したときにそっちも試そう」
「賛成。実験用にアヴァロン・リッターとオリハルコンを持ってこさせる」
「それとだな。もう一つ思い出した。【創成】によって強化した三騎士、それをさらに【創成】したら、さらにすごいものができるんじゃないか。もしかしたらアヴァロン・ジュエルすら超える鉱物が手に入るかもな」
「そっちもいい考え。やってみる。黒騎士も呼ぶ」
ロロノは弟子のドワーフ・スミスに声をかけて早速手配させた。
この目論見がうまくいけばいいのだが……。
◇
そろそろ日が暮れそうだ。
資源の回復のタイミングはランダム、今日は遅いようだ。
今日の業務は一通り片付いた。ロロノのほうを見ると忙しく手を動かしている。
だいぶ、ドワーフ・スミスに任せられるようになってきたが、ロロノの仕事は多い。
新入りの堕天使ラフェロウのための新武装開発。
アヴァロン・ジュエルの検証及び、それを使用した【機械仕掛けの戦乙女】の開発。
そして、三騎士のデータをフィードバックし、新型の量産型アヴァロン・リッターの開発。
ロロノによって、アヴァロンが支えられているのは間違いない。
コーヒーでも入れてこよう。
そう思ったときだった。
資源リセットの予兆を察知する計器がうなり声を上げる。
「マスター、きた」
「そのようだな」
さあ、【覚醒】をしよう。
二日続けての【覚醒】は初めてだ。
魔力を高める。
黒い力と黒い感情が己の中で暴れ始める。
黒く醜い己すらも、己だと認めて乗りこなす。
黒い翼が背中を突き破り、真の力を解放した姿へと変身した。
その瞬間だった。
「がはっ」
心臓が軋む。
己の存在が壊れていくような、そんな不愉快な喪失感が全身を蝕む。
視界がぶれる。
なんだ、これは、こんなのは知らない。
怖い。膝をつく。
「父さん! 大丈夫、父さん!」
ロロノが駆け寄ってきて抱き着いてくる。
血を吐いた。
深く、深く、深呼吸。
「大丈夫だ。……ちょっと、【覚醒】を、甘く見ていたようだ」
マルコには、使いすぎると寿命を縮めると警告を受けていたが、今まで何度か短時間の発動を行って問題はなく、一日一度であれば大丈夫だと思い込んでいた。
だが、やってみてわかった。
これはまずい。毎日は使ってはいけない。もっと間隔が必要だ。
「父さん、ごめんなさい。私が、わがままを言ったから」
「謝らなくていい。自業自得だ。これが終われば、屋敷に戻るさ。あそこに戻ってアウラの黄金リンゴを食べれば、すぐに元気になる」
測定器が資源リセット完了を告げる。
最低限の目的は果たした。
あと、少しだけ無理をするか。
もう、【覚醒】してしまったのだ。なら、一度ぐらい能力を使っても問題ないはず。
立ち上がり、ふらつく足でアヴァロン・リッターとオリハルコンの塊のところへ。
「父さん、止めて。無理しないで!」
「ついでだ、これぐらいはできるはずだ。【創成】」
【覚醒】時のみ使える進化の力を使う。対象は三つ。
【創成】によって強化された三騎士の一体黒騎士。
量産型のアヴァロン・リッター。
オリハルコンの塊が光に包まれる。
黒騎士に注いだ魔力が拒絶された。【創成】が失敗する!? だが、量産型のアヴァロン・リッターとオリハルコンの塊は俺の力を受けて変質していく。
【創成】が終わる。
さて、どうなるか。
早く、結果をみたい。目を凝らそうとして、急に頭が冷たくなり前のめりに倒れる。
「父さん、父さん!」
ロロノの声が遠き聞こえる。
指先から順番に熱が消えていく、視界が黒く染まっていく、意識が保てない、俺は……いったい。
◇
目を覚ました。
周囲を見渡す。ここは俺の部屋だ。
「良かった。父さん、ちゃんと目を覚ました」
泣きはらした顔でロロノが俺の顔を覗き込んでくる。彼女は俺の手を強く握っていた。
そうか、俺は倒れたのか。
二日続けての【覚醒】で弱ったところで【創成】を使い、無様に気を失ったというわけだ。
「心配かけて悪かったな」
ロロノの頭を撫でる。
「ごめんなさい、父さん、私がアヴァロン・ジュエルをもっと欲しいなんて言ったから」
ロロノは俺が倒れたのを自分のせいだと思い込んでいるようだ。
「謝る必要はない。俺が大丈夫だと判断した。その判断が間違いだった。それだけだ。次から、【覚醒】は最低でも三日は間隔をあけないとな」
……さすがに今回は恐怖を感じた。
自分の存在が壊れていく喪失感、あれは二度と味わいたくない。
「父さん、三日もだめ、最低一週間。ううん、マルコ様にちゃんと話を聞いてほしい。マルコ様が一週間でもダメって言ったらもっと伸ばす」
「心配性だな」
「心配もする。父さんが目の前でいきなり血を吐いたり、倒れたりして平気でいられるわけがない」
ロロノが頬を膨らませて怒っている。
こういう仕草はクイナの専売特許で、ロロノがすると新鮮だ。
彼女には悪いが、可愛いと思ってしまった。
「わかった。そうする」
熱っぽい。どうやら、まだ体にダメージが残っているようだ。
「ご主人様、もう目を覚ましたんですね。もう、驚きましたよ。いきなり、リンゴ農園にロロノちゃんが『父さんが死んじゃう』って駆けこんで来たんですから」
「アウラか、おまえにも迷惑をかけたな」
口の中が若干甘い。
寝ている間に、アウラが黄金リンゴで作ったポーションを飲ませたのだろう。
「いえいえ、弱っているご主人様なんて、滅多に見れませんからね。役得でした。ご主人様、体も心も……なにより魂が衰弱しきってますよ。【覚醒】、危ない力ですね」
「……まあな。今度から気を付けるよ」
「私って、わりと魂とか気とか感じ取れる魔物じゃないですか。そういうのに人一倍敏感です。だから、聞き流さないでくださいね。ご主人様、ただ倒れただけとか思っているなら大間違いです。ぎりぎりでした。もう少しで魂に癒えない傷が入るところでしたね……ここまでならぎりぎり時間をかければ癒せます。今日から、毎日私が検診します。許可をするまで【覚醒】どころか、【創造】も禁止です。ご主人様の【創造】も魔力と魂の力です」
アウラに言われると改めて事態の深刻さを認識する。
「【創造】も禁止なんてやりすぎじゃないか?」
「やりすぎぐらいにしないと駄目なぐらいにご主人様の体はまずいんです。黄金リンゴの気に包まれたこの部屋で、私の特性ポーションを飲めば、そうですね……四日ぐらいで【創造】の使用許可は出せます。【覚醒】はちょっとわかりません」
どうやら、俺が考えていたよりも重傷だったようだ。
……もし、今の状況で【戦争】を仕掛けられたらまずいな。【覚醒】と【創成】という切り札の一枚が使用不能になる。
少なくても、【覚醒】ができるまでは、【戦争】になりそうでも時間稼ぎをしないといけない。
「わかった。アウラの言うことを聞こう……ロロノ、いい加減、泣き止んでくれ。おまえのそんな顔をみると俺も辛い」
「ん。泣き止む。だけど、父さん、本当にもう無理はしないで。血を吐いて苦しんでるのに、【創成】を使うって言ったとき、ほんとにほんとうに怖くて、【創成】を使って倒れたときは死んじゃったかと思って、目の前が真っ暗になった」
ロロノが俺の胸に顔を擦り付けて泣く。
そんなロロノを見て苦笑する。
そうしていると、乱暴にドアの開く音が聞こえた。
「おとーさん、無事なの!?」
クイナがすごい勢いで飛び込んできた。
そのまま、俺の元へダイブしてくる。
あれは痛そうだ……なんて思っているとアウラがクイナの首根っこを捕まえる。
「クイナちゃん、気持ちはわかりますが病人にとどめをさすことになりますよ」
「はーなーすーの、おとーさんの無事を確かめるの!」
クイナが手をバタバタとして暴れる。
アウラがにっこりと笑うとゆっくりと近づいてきて、俺の布団の上にクイナを置く。クイナががばっと抱き着いてきた。
「良かった、ちゃんと生きてたの!」
「クイナにも心配をかけたな」
「むう、おとーさんはいつもクイナに無茶をするなって言ってるくせに、自分が無茶するなんてだめなの」
「それはロロノとアウラにも言われた」
さすがに今回のは情けない。
「ロロノ。無茶をしたことは後悔しているが、無茶の結果を知りたい」
「ん。ゴーレムはちゃんと今日もアヴァロン・ジュエルを採掘できてる。……ただ」
「ただ?」
「【創成】のほうは成果がなかった。黒騎士は元のまま。アヴァロン・リッターは進化したけど新技術が導入されているだけ。オリハルコンは、オリハルコンにいくつかの金属が混じった合金になって性能はあがったけど、私でも作れる合金」
「そうなったか」
おそらく、俺が一度【創成】したものは【創成】できないのだろう。あるいは進化させられる限界がある。
それができれば、いくらでも無限に強くできる。
アヴァロン・リッターがアヴァロン・ジュエル製にならなかったのは、アヴァロン・リッターの完成度からの進化ではアヴァロン・ジュエル製のゴーレムには届かない。三騎士クラスの完成度がなければアヴァロン・ジュエル製のゴーレムにならないと考えられる。
オリハルコンについても同様の理由だろう。
得られたものはないが、【創成】について理解を深められたのは収穫だ。
「ロロノ、悪いがアヴァロン・ジュエルの追加はできそうにない。今、ある分で新武装を作ってくれ」
「わかった。父さんが無理をした分、がんばる」
たった4キロ。鉄の四分の一の軽さだから量はそれなりだ。
満足のいく量ではないが、ロロノなら最善の使い方をしてくれるだろう。
「さて、元気になったし、今日届いた手紙の類をチェックしよう」
「「だめ(なの)」」
ロロノとクイナが顔を近づけて大きな声をあげる。
クイナなんて、俺に馬乗りになっている。
「おとーさんは病人だから絶対安静なの!」
「ん。今日はベッドの上から逃がさない」
冷や汗を流す。
心配してくれるのはいいが、大げさすぎる。
「ご主人様、それには私も賛成です。朝までは安静にしてください。マルコ様に手紙を送り、明日来ていただく手配は整えました。マルコ様が大丈夫と判断するまでお仕事禁止です」
アウラの言葉にクイナとロロノも頷く。
魔王権限で命令すれば、どかせることもできるが、それはしない。
娘たちを心配させてまで、するような急ぎの仕事はない。
「わかった。今日はゆっくりするよ」
「やー♪ 今日は一日中看病するの」
「ん。全身全霊を込めて父さんを元気にする」
そんなに気合を入れられると逆に辛いが、その気持ちうれしい。
クイナとロロノが布団にもぐり込んでくる。
これは逃げられないな。
今日はおとなしく、娘たちに看病されよう。
二人の看病を楽しめるなら病人も悪くない。
そして、元気になってから今日の遅れは取り戻すとしよう。
いつも応援ありがとう。画面下部から評価をいただけるとすごく嬉しいです
また、好きラノというライトノベルの人気投票で魔王様の街づくりもエントリーされています
↓に投票ページのリンクがあります。ワンクリックで投票できますので、是非投票を!
ラノベ人気投票『好きラノ』に魔王様の街づくり がエントリーされています
投票締め切りまであとわずか。
下のリンクからワンクリックで投票できるので! 少しでも多くの方に作品を知っていただくため、なにとぞよろしくお願いいたします!
好きラノ投票ページ
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全254部分)
- 26148 user
-
最終掲載日:2017/12/29 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部分)
- 23552 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全532部分)
- 30106 user
-
最終掲載日:2017/12/17 23:39
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 25259 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 27204 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全353部分)
- 23175 user
-
最終掲載日:2017/12/31 15:24
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。
※書籍版とWEB版は順番や内容が異なる箇//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全560部分)
- 32301 user
-
最終掲載日:2017/12/31 18:55
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全135部分)
- 22379 user
-
最終掲載日:2018/01/02 01:32
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 23138 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1602部分)
- 24384 user
-
最終掲載日:2018/01/05 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全398部分)
- 36078 user
-
最終掲載日:2017/12/31 23:32
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全126部分)
- 27262 user
-
最終掲載日:2017/12/24 06:11
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全298部分)
- 34164 user
-
最終掲載日:2018/01/01 16:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 31580 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全178部分)
- 24204 user
-
最終掲載日:2017/12/28 04:15
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全386部分)
- 24432 user
-
最終掲載日:2017/12/20 12:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全131部分)
- 22953 user
-
最終掲載日:2017/12/19 03:54
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全492部分)
- 21569 user
-
最終掲載日:2018/01/04 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全115部分)
- 21929 user
-
最終掲載日:2017/12/23 19:31
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~
※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています
――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。
回復術士は一人では戦えない。そんな常識//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全114部分)
- 22900 user
-
最終掲載日:2017/12/31 17:02
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 29791 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中
中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。
ある日、彼は社畜だった前世の記憶を取り戻し、かつてやり込んだゲーム世界に転生したと気付く。//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全62部分)
- 21082 user
-
最終掲載日:2018/01/04 20:04
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全171部分)
- 27265 user
-
最終掲載日:2017/12/26 20:08
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全362部分)
- 24180 user
-
最終掲載日:2017/09/06 20:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで
「働きたくない」
異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全313部分)
- 23199 user
-
最終掲載日:2017/12/31 00:00
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全415部分)
- 24568 user
-
最終掲載日:2017/06/30 09:00
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全394部分)
- 24262 user
-
最終掲載日:2017/12/25 18:00