「本腰を入れて取り組む必要がある」。Facebookの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は米国時間1月4日、公開書簡で2017年に起こった多数の問題を修正することを約束し、新年のスタートを切った。
2018年の第一歩は、Zuckerberg氏自身が特に懸念している事項について触れており、それは決断したことを成し遂げて、Facebookの規則を形成することよりも広範囲に及ぶものとなりそうだ。それには、専門家らのグループとの連携が必要になると同氏は述べた。Zuckerberg氏は、「これらの問題は、歴史、市民学、政治的哲学、メディア、政府、そしてもちろん技術の問題に関連する」と述べている。
今回のメッセージは、FacebookとZuckerberg氏個人の双方にとっての波乱の1年間を締めくくるものとなっている。Zuckerberg氏は当初、2016年の米大統領選に対するロシアの干渉を助長した偽情報の拡散に関するFacebookの関与について、否定的な見方を示していたが、最終的には、Facebook、Google、Twitterの代表者らが、各社のサービスが実際にプロパガンダ用のツールとして悪用されていたことを公聴会で証言することとなった。
Zuckerberg氏は約10年前から、自分自身またはFacebookを改善するための個人的課題に取り組む決意を表明している。Facebookのビジネスモデルの確立に真剣に取り組まなければならないことを覚えておくために、毎日ネクタイを着用することや、中国語の学習を始めることなどを課題としてきた。大統領選を終えて分断の幕開けとなった2017年には、米国中のできるだけ多くの人々を訪ねることを目標に定めた。
同氏は4日のメッセージで、「世界は不安と分断を感じており、Facebookにはやるべきことが多数ある」と記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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