Evernoteを日付タグで整理するようになったら世界が変わった

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Evernoteを日付タグで整理するようになったら世界が変わった

タグの先頭に年月日6桁の数字をつける、ってルールで運用するだけで、革命的にEvernoteが便利で楽しいものになりました。

最終更新日:2018年1月4日

なんか久しぶりにEvernoteめっちゃ面白いやん、めっちゃ便利やん、て熱が上がってきております。

きっかけはこの「Evernoteに年月日タグをつける」ってやつ。


Evernoteはあと半年で10年になるくらい使い続けてるけど、気がつけばもうタグというやつは私の中で「役に立たないもの」になってて、完全に使うのをやめてたんですが、これを見て色々考えが変わりました。

基本ルールは「タグの先頭に年月日6桁の数字をつける」(例:180101)っていうだけなんですが、自分の中で革命的に新しかったのが、買ったモノ、始めた習慣、イベント、プロジェクトなど、わりとどんなことにでもタグをつけるという考え方。

旅行などの特別なイベントには年月日タグをつけておく、ってことは昔やってたりしたんですが、そういうことじゃなくてあらゆることに対して年月日タグをつけておく、という考え方が偉大。

年月日タグなら表記の揺れは関係なく、タグを覚えられない問題も少ない

Evernote (ていうか多分あらゆるタグが使えるツール)使ってると、多分きっとすごく多くの人が「自分がどういうタグを使ってるのか覚えられない・思い出せない」って問題にぶち当たるのではないかと思います。

日本語においてはこれに加えて「ナス」と「なす」と「茄子」みたいな同じものでも表記の揺れまで存在して、さらにタグを覚えられない問題は加速。

そして妥協して英語を使おうとすると、今度はEvernoteの強制既存タグレコメンドというアホ仕様のせいで強制的に大文字を入力させられたりして、英語は英語でタグが使いにくい問題に気がつくわけです。

(この場面でcを入力すると、Sが強制的に大文字になって、小文字にするのが超難しい)

結局自分はこの辺の「めんどくさい」のせいでEvernoteでタグを使うということをほぼ完全にやめていたんですが、それもこれもよくある「同じグループのものをタグにまとめる」という普通の概念に囚われていたからなのだと今は思います。

(さらにこれに加えて、共有ノートブックは自分が作ったもの以外は既存のタグしか使えない、という問題もあるけど、それは別の話なので置いときます)

ただ、この「日付+タグ」で整理するという考え方であれば、大体の日付を思い出すということさえできれば表記の揺れとかどんなタグをつけたか覚えられないとかそういう問題はほとんどなし。

ていうか、タグをつける場合においてはだいたいが「同じ日」のノートばかりにタグをつけるはずなので、そもそも覚えられないとかそういうのもあまりないはず。

いわゆる「タグ」的な概念を捨てて、日付タグというこれまでとは違う使い方で使ってやればよいのです。

あれやったのいつだっけ?がタグを見ればわかる

この「日付タグ」で何が便利になるのかって、あれやったのいつだっけ?がEvernoteでタグ一覧を見るだけですぐにわかるようになるということ。

うまい表現がなかなか難しいんだけど、Evernoteのタグが「日記」かつ「目次」でありつつ同時に「索引」でもあるし「参考文献一覧へのリンク」だし「情報カード」にもなるみたいななんかそういう感じ。

タグの検索欄に「1712」みたいに入力すれば、2017年12月のタグがずらっと並ぶので、大雑把な年月さえ思い出せれば「タグの名前」を間違えていても見つけやすい。

ていうかそもそも、タグ一覧をざっと眺めればタグが日付順に並ぶので、タグをざっと眺めるだけでかなり問題なく目的のタグを探し出すことができそうだし、この「タグを眺める」という感覚自体がEvernoteならではの整理の方法で、これをざっと眺めてるだけでも結構楽しいというおまけつき。

なんていうか「タグで整理する」っていう概念が完全に自分の中で一新されて、めっちゃ使いやすくなって、自分のEvernoteに新しい「軸」ができた感じがします。

絵文字でタグのカテゴリを絞り込み

日付以外の検索軸として思いついたのが「絵文字でのカテゴリ分け」

例えば「買ったもの」という日付タグに「🛒」みたいな絵文字を入れておけば、タグ検索で「🛒」を入れてやれば買ったものだけをざっと並べたりすることも可能。(タグのカテゴリ分けに絵文字を使うというアイデア。今日思いついていくつかタグ付けしてみた。)

どこかでご飯食べたなら「🍴」の絵文字つけて、本を読み終えたら「📖」の絵文字をつけるとか、そういうことをやっておくと絞り込みも楽だし、直感的にもわかりやすくなるのではないかという期待。

絵文字は後で「カテゴリ」として機能しなくても、タグを眺めるときに直感的にわかりやすくなるので、とりあえず使ってみて損することはなさそうです。

その他、シゴタノにも書かれてたように、ブログに「今年買ってよかったもの」みたいなのをまとめるのに役に立ったりとか、書籍の引用をタグでまとめられるようになったりとか、多分長く使えば使うほどいろいろと便利な使い道は増えていくはず。

タグで作る索引付きEvernote日記

こういうタグの使い方って、結構Evernote以外のツールで実現するのは難しくて、そういう意味で「Evernoteじゃないとできない」ことでもある感じです。

EvernoteのiOSアプリはやたらとタグの位置付けが下の方にあるおかげで、同じようなことがかなーりめんどくさいのは大きな問題だと思うんですが、それも笑って許せるくらいには今の気分は盛り上がってます。

(ただし、 アカウント > 設定 > タグの管理 という扱いの低い場所でようやくたどり着いた「タグの管理」からタグ名の変更すらできず、ただタグ一覧と検索、スターに削除ができるだけってのはバグではないかと思えるレベルではある)

なんにしても、とにかくこの「Evernoteで日付タグを使う」ってのは過去最大級に革命的な「Evernoteの使い方」でした。

大橋さん(シゴタノの中の人)すげーなーって改めて思います。

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