image credit:sean fennessey
現在、オーストラリア・メルボルンにあるビクトリア国立美術館にて「NGVトリエンナーレ(National Gallery of Victoria Triennial)」が開催中だ。
現代アートとデザインの国際展で、32ヵ国から選ばれた100名以上のアーティストの作品が展示されている。
その中でひと際異彩を放ちまくっているのがイギリスに拠点を置くオーストラリアのハイパーリアリズム彫刻家、ロン・ミュエク氏の作品「mass(マス)」。
ミュエク氏がこれまでに手掛けた作品としては最大となり、「mass(質量)」と名付けられているとおりハンパないボリューム感だよ。
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うず高く積み上がる巨大な頭蓋骨100個
ミュエク氏の作品「mass」は、美術館のフロアに巨大な人間の頭蓋骨100個を積み積みしてしまうというもの。
image credit:sean fennessey
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頭蓋骨はガラス繊維と合成樹脂でできており、直立させるとそれぞれ高さ約90cmだそうだ。設置場所によってはそれが5個も積み上げられているところもあって迫力満点。
ほかのアーティストの作品が展示されている空間にも巨大な頭蓋骨が威風堂々と散らばって、なんともシュールなことになっている。
image credit:sean fennessey
パリのカタコンベみたいな雰囲気!?
なんとなくおどろおどろしいテーマなのかなとか思いきや、この作品には人間賛歌的な意味合いが込められているらしい。
image credit:sean fennessey
image credit:sean fennessey
すべての人類のつながりを称賛するとともに、あらゆる文化や宗教における芸術の本質的な部分にあるシンボル、ドクロに敬意を表しているという。
image credit:tom ross
image credit:tom ross
フランス・パリにある世界最大のカタコンベ(地下墓地)を思わせたり自分の人生について深く考えたくなったりしそうだな。
なお、この展覧会は2018年4月18日まで開催され入場は無料とのこと。メルボルンに行くチャンスがあれば立ち寄ってみるといいかもだよ。
via:NGV / Colossal / Designboom / Wikipediaなど / translated by usagi / edited by parumo
※追記(2018/01/04):本文の一部を修正して再送します
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コメント
1. 匿名処理班
10万年後の考古学者が驚愕しそうですねw
ミッシングリンク! 巨大人類がいた!?
2. 匿名処理班
メメント・モリ的な精神を感じる
3. 匿名処理班
ターミネーターの冒頭シーンみたいだ
大きさはともかく
4. 匿名処理班
エヴァンゲリオンQの
リリスのいた場所を思い出したわ
5. 匿名処理班
それゆけそれゆけガイコッツ
6. 匿名処理班
ハイパーはシュールレアリスムより凄いのかな
7. 匿名処理班
平清盛のやつを思い出す。
頭蓋骨は世界中多数のモチーフになってるからそれぞれ連想するものは違うでしょうね。
8. 匿名処理班
素直な感想が「邪魔」だわwwwwwwww
9. 匿名処理班
一個欲しい
10. 匿名処理班
精巧な物はそれだけで魅力があるな
11. 匿名処理班
合体してがしゃどくろになりそうw
12. 匿名処理班
こういうロケーションで撮ったらいい絵ができそう(コスプレイヤー)
13. 匿名処理班
あれ、ミュエック→ミュックに邦訳変わったんだな
14. 匿名処理班
ロアか"100 ひ"き て"た !
アメシ"ストを さした"しますか?
15. 匿名処理班
ロン・ミュエクとロン・ミュエックという表記ブレはよく見かけるが、ミュックは初めてみた
16. 匿名処理班
展示終わったら、どーすんだコレ…
17. 匿名処理班
いいなあこれ、あとちょっちドクロの中に(大きさ的に無理っぽいけど)入ってみたい。目玉辺りから顔を出して覗いてみたいな
18. 匿名処理班
エヴァQのセントラルドグマごっこ出来そう
19. 匿名処理班
この骨を肉付けすると実在する人になるのかな
20. 匿名処理班
国芳とか暁斎を思い出しちゃうなぁ。
21.
22. 匿名処理班
骨って美しいよね
23. 匿名処理班
どうやって作ったんだろう
24. 匿名処理班
見たい見たい見たい!!日本にも来て!!
25. 匿名処理班
ここに猫たちを放したら大喜びで遊びそう
26. 匿名処理班
1個で勝負しなきゃ
不安だからたくさん作ってごまかす