上の写真は1975年のKISSのアルバム「Dressed To Kill」だ。アメリカ・ニューヨークの23通りと8通りのコーナーで撮影されたものだが、40年以上たった現在、この場所を撮影し、アルバムを重ね合わせると、まるで若いころのKISSが現代に降臨したかのように見える。
かつて撮影された有名なアルバムジャケットから手がかりを探し出し、その場所に出向き今を撮影。アルバムと重ね合わせて一体化させるという試みを行っているのは、ニューヨークで不動産業を営むボブ・イーガンである。
ボブはアルバムを参考にしながら、角度や構図を計算し、透過処理したアルバムの写真をうまく合成させる。
まるでタイムスリップしたかのように、かつてのミュージシャンたちが、現代によみがえる。アルバムジャケットはすべてニューヨークで撮影されたものだ。
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1.ウエストサイド物語(1957年)
2.The Whoの「The Kids Are Alright」(1979年)
3.ヴァン・モリソン「Too Long In Exile」(1993年)
4.ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「Live At Max’s Kansas City」(1972年)
5.ボブ・ディラン「追憶のハイウェイ 61」(1965年)
6.ニール・ヤング「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」(1970年)
7.ニューヨーク・ドールズ「The New York Dolls」(1973年)
8.ラモーンズ「ロケット・トゥ・ロシア」(1977年)
9.スティーリー・ダン「プレッツェル・ロジック」(1974年)
10.デクスター・ゴードン「Doin' Allright」(1961年)
11.トム・ラッシュ「Take a Little Walk With Me」(1966年)
12.ボブ・ディラン「MODERN TIMES」(2006年)
13.ジョン・レノン「ウォッチング・ザ・ホイールズ」(1980年)
14.サイモン&ガーファンクル「グレイテスト・ヒッツ」(1972年)
15.ラモーンズ「I Wanna Be Your Boyfriend」(1976年)
他のアルバム一致写真はボブ・イーガンのフェイスブックにて公開されている。
References:vintag / designyoutrust / popspotsnyc
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コメント
1. 匿名処理班
建物はそのままでも、電話ボックスが撤去されてるのを見ると時代の流れを感じる
2. 匿名処理班
ロマンですわぁ~
3. 匿名処理班
いいね、センスあるわ
4. 匿名処理班
面白い試み。もっとみてみたい。
5. 匿名処理班
The Whoの「The Kids Are Alright」
2階建てくらいの高さのオブジェの前かと思ってた!
6. 匿名処理班
ぱっと思いついたのは アビイ・ロード
7. 匿名処理班
更にこれをジャケットにする。
8. 匿名処理班
ボブディランのジャケは、隣に立ってる人の上半身がカットされてて、めちゃ違和感あり
9. 匿名処理班
その時代と重ねて違和感ないのが素晴らしい
日本では難しいじゃないかな
10. 匿名処理班
危ない刑事やスチュワーデス物語撮影現場を探す人がいたが
無くなってたり、なぜか妙な場所に変貌するなど、海外とは
違った面白さがあった
11. 匿名処理班
東京だと40〜50年前の建物だと無くなっていても不思議じゃないな・・。
上手く合成できない場所がけっこうありそう。
12. 匿名処理班
もちっと透明度上げてくれると分かりやすいかな。
13. 匿名処理班
出来れば透過されていないアルバム、乗算していない写真、と
記事の様な重ねている写真って揃えて欲しかった
14. 匿名処理班
レンガの家は長持ちするね。
15. 匿名処理班
おお、ジョンレノンの「ロックンロール」とかも建物が残ってるならやってみて欲しいなぁ
16. 匿名処理班
これはおもしろいね、ありそうでなかったというか知らなかった
17. 匿名処理班
14.サイモン&ガーファンクルは場所か角度かミスってるな。
川岸がズレすぎてる
18. 匿名処理班
スコーピオンズのアルバム「ヴァージン・キラー」のオリジナルジャケ
・・・は絶対無理だなー