レターポットのユーザー数が、開始6日で14000人を突破した。
理解されるまでに時間がかかるサービスだと思っていたが、ユーザーの皆様が利用した感想をバシバシに呟いてくださるので、「ん?楽しいの?よく分からないけど、やってみよ」と新しいユーザーが増えているという状況だ。
当然、ユーザーが増えれば増えるほどレターポットは面白味を増していくので、ありがたやありがたや。
レターポットのリリース以降、四六時中、スマホにヘバリついて、皆様の反応を見させていただいているが、おおむね、オンラインサロン内で何度もおこなった開発会議(シミュレーション)で出てきた声と同じだ。
開発会議では、メンバーの一人から、「文章を書くのが苦手な人もいるので、一文字100レターのスタンプとかを導入しませんか?」と言われて、一瞬「なるほど」と思ったが、却下した。
文章が苦手な人がレターを贈る場合、そのレターを“受けとる側の人”は、文章を贈ってきた人間が文章を書くのが苦手だということを理解しているケースがほとんどだ。
たとえば、僕の相方の梶原君は、文章を書くのがすこぶる苦手なんだけれど、彼から贈られてきたモノが、
①500円分のスタンプ一個
②100文字(=500円分)
のいずれかであった場合、僕は②の方が嬉しい。
「文章が苦手な梶原が、僕の為にこれだけ時間をかけてくれたんだ」と思えるから。
他にも、「誕生日になった瞬間にレターを贈りたいので、レターを贈る時に時間設定ができると嬉しい」という声もあったが、受けとる側のことを考えた時に、時間設定機能が無いのに0時0分に誕生日おめでとうレターが届いた方が嬉しい。
「このレターを、この時間に贈る為にスタンバイしてくれていたのね」
と思えるから。
レターを貰った時の満足度を生んでいるのは、「相手が自分の為に、わざわざ面倒なことをしてくれた」という部分で、ただスムーズに価値を交換するだけならば、世にある“個人間送金アプリ”の方が100万倍便利だ。
優秀な子孫を残すのなら、オス同士で戦って、勝ったオスがメスと交尾すればいいのだけれど、人間はそうはいかない。
「恋愛」などという、子孫繁栄の為にとってはまるで無駄なことを、当たり前のようにする。
人間を人間たらしめている最大の要素は、気持ちの部分で非効率性を受け入れちゃっているところで、当然、サービスにも「非効率」な部分を少し残しておかないと、そこに人間(体温)は宿らない。
効率だけを求める生き方は、動物か植物かロボットに任せておけばいい。
基本的に僕は無駄な動きが嫌いだけれど、「省いた方がいい無駄」と、「省いてはいけない無駄」がある。
それこそが、ロボットに代替えされない人間の才能で、何百年も続くサービスには共通して「省いてはいけない無駄」が必ずある。
サービスのリリースから6日。
学ぶことだらけだ。
ダイノジ大谷さんや、ホームレス小谷は、通貨の本質を身体で捉えている。
やっぱり、実践している人の方が圧倒的にインプット量が多い。
聞けば、堀江貴文さんは、レターポットのリリース日に、コッソリと“とりあえず”登録していたそうだ。
「とりあえずやってみる」ができる人は本当に強いよな。
今年も誰よりも挑戦して、誰よりも失敗して、誰よりも甦ってやります。押忍。
レターポットの登録はコチラから。
まだまだ試行錯誤中ですが、宜しくお願い致します。↓
コメント一覧
コメント一覧
私は友達も信頼もないからレターポット登録してなかったけど、とりあえず登録だけしておこうかな
素敵な効率の悪さ
人間らしさって時にめんどくさくて傷ついたり辛い思いもするけどそれこそ温度なんですね。昨日ちょうどそんなことを経験したから西野さんの言葉が沁みる
アートと文書は同じですね
私が中学校の時の文通みたい。
今年のテーマは
やってみるから、やってみた!
とりあえず、やってみた!
トライアンドエラーです。
新しい未来を考えてくださって、
ありがとうございます(o^^o)
わたしもそうなりたい
とにかくやってみるをちょっとずつでも身につけたいデス