仮想通貨市場・ビットコイン市場の状況

@マナです。
今さらですが明けましておめでとうございます。今年ものんびり書いていこうと思います。

今日は、ここ最近の仮想通貨市場、特にビットコイン市場の状況について一旦まとめておこうと思います。

この市場の基軸通貨はビットコインであり、動向は一応頭に入れておくと良いと思っています。

2018年1月3日時点での仮想通貨市場

2018年1月3日仮想通貨市場

仮想通貨市場全体では約76兆円。

この1年で60倍ほど市場が拡大、つまり、フィアット(法定通貨)を仮想通貨に換える動きが大きくなったということです。

現在の盛り上がりぶりや、他国でもTVCM・YoutubeCMでも仮想通貨関連のものが増えている状況から考えると、2018年はさらに成長していくと考えられます。

ビットコイン市場の動向

ビットコインドミナンスは37%に

2018年1月3日時点でのビットコインドミナンス

2017年11月末頃からアルトコインバブルが始まったことで、ビットコインドミナンス(仮想通貨市場におけるビットコイン時価の割合)は37%に急降下。

ビットコインキャッシュと合わせれば44%になります。

最近はビットコインに対する好材料が乏しく、トランザクション詰まりによる手数料高騰・着金遅延の問題が大きくなりつつあるせいか、相場上昇しにくい状況になっているように見えます。

ここ2週間ほどはリップル社のXRPが急上昇したことで、ビットコインドミナンスはさらに下がりました。とはいえ、市場のパイが拡大しているので、ビットコインが下がっているわけではありません。相場が大幅下落していないことから見ると、現在も安定した需要を獲得できています。

ちなみに、NEM(XEM)のドミナンスも急上昇で現在1.58%。ライトコインやDASHに迫る勢いです。MONEROに対しては2倍となりました。

ビットコイン相場チャート

ビットコイン相場チャートも横に動いています。昨日のエントリーでも書きましたが、こういう時はアルトコインにお金が流れます。ビットコインの伸びが期待できないからです。

【関連記事】今から仮想通貨投資で短期間10倍利益を得るにはどうしたらいいか

ビットコイン購入ボリュームはUSDがJPYを超している

ビットコインボリューム

今日現在ではビットコインはUSDで一番購入されています。USDが41%、JPYは28%。

CME,CBOEでビットコイン先物取引が開始されることになり、アメリカで仮想通貨市場が大きく注目され、大手取引所コインベースのユーザーが拡大していることにも関係してると思われます。

明日以降、銀行からの入金が増えればまたJPYボリュームも伸びると思いますが、年末年始でも住信SBIネット銀行からの入金は取引所に数分で反映されている状況です。明日からは5日分溜まった入金処理が一気に反映されるでしょう。

(余談ですが、住信SBIネット銀行口座はメリットしかないので、持っておくことを私はお勧めしています。)

【関連記事】仮想通貨取引をするなら住信SBIネット銀行口座は持っておいた方が良い理由

ビットコインマイナーの状況

ビットコインマイナー,ハッシュレート動向

最近気になっていたのですが、ビットコインキャッシュをマイニングするマイナーが増加しているようです。

いつもなら数日~1週間ほどBCHへのハッシュレートが上昇して、その後また下降して元に戻ることが多かったのですが、今回は2017年12月18日頃からBCHに継続的にハッシュレートが多くなったままです。

何か起こっているのでしょうか。

ビットコインとビットコインキャッシュの報酬比較

先日ビットコインの難易度調整が終わりましたが、ビットコインとビットコインキャッシュの報酬比較では両者ほぼ同じで乖離は小さいようです。

ビットコインのノード数

ビットコインノード数

ビットコインのノード数は相変わらず右肩上がりで、現在約8800。ビットコインキャッシュは約1000。

ビットコイン決済採用の現象、ビットコインキャッシュへの流れ

ビットコインキャッシュ(BCH)決済導入が増加しています。今日の海外ニュースでもBCH決済増加が取り上げられていました。

音楽ストアEurceがBTCからBCH決済に切り替えた理由は「ビットコインコアの現在の状況では顧客が音楽にお金を払う事が難しい。(手数料が高過ぎるから)」と回答しています。

その他、http://cryptonize.it/というギフトショップはBCH決済専用となりました。(アクセス過多で繋がりにくいかもしれません)

BitcoinABCがBCHアドレスフォーマットの変更をリリース

ビットコインキャッシュの開発をしているBitcoin.ABCがBCHアドレスフォーマットの変更をリリースしました。

現在のビットコインキャッシュアドレスはビットコインと同じ形式で、「紛らわしい」という声が多くなっていました。既に大手決済会社のBitpay/Copayウォレットでは独自に「C」から始まるアドレスに変換していますが、これは同ウォレット同士でのみ利用可能な状況です。

Bitcoin.ABCで開発された新しいアドレスフォーマットが共通採用されれば、アドレスミスによる送金間違いも少なくなって、BCH決済はさらに使いやすくなると思われます。

中国大手仮想通貨取引所HoubiがSBIと提携

2017年12月7日に既に発表されていましたが、中国大手仮想通貨取引所HoubiがSBIと提携しています。

HoubiPro取引所とSBI提携

Houbi取引所は香港に拠点を移して「Houbi-pro」という新しい取引所を作って既に売買が行われています。

SBIは現在、香港でDigital Asset Exchange(仮称)の開業準備を進めていて、Houbiグループの技術・ノウハウ・人材活用を提供してもらう予定のようです。

【ソース】中国を中心としたアジア地域で仮想通貨関連事業を展開するHuobiフオビーグループとの資本および業務提携に関する基本合意のお知らせ

Houbi-proでは多くのアルトコイン売買が可能になっているので、SBIグループの香港取引所でも同様に多銘柄取引が可能になると思われます。

気になる人はHoubiProの取引所を覗いてみてください。

さいごに

2018年も仮想通貨市場は盛り上がりそうです。

「将来の老後資金とか、介護費用とかどうなるんだろ・・」と考えてた私にとって、こんなチャンスに巡り合えた事は幸運でしたよ、ほんとに。

皆さま、今年もできるだけ健康第一で仮想通貨に関わってください。
ではでは。


【このエントリーで紹介した外部リンク】
今から仮想通貨投資で短期間10倍利益を得るにはどうしたらいいか
仮想通貨取引をするなら住信SBIネット銀行口座は持っておいた方が良い理由

中国を中心としたアジア地域で仮想通貨関連事業を展開するHuobiフオビーグループとの資本および業務提携に関する基本合意のお知らせ
HoubiPro

このブログを書いている人

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@マナです。貯金1000万円(+475万)で2017年から仮想通貨売買を開始。座右の銘「外そう、自分のリミッター」。