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WASTE OF POPS 80s-90s

2018年01月03日

2017年のアルバム10枚。

The National / Sleep Well Beast
何度か聴いているうちに、初期の彼らでは決して出せなかったスケール感がよくわかるようになってきた。でかい会場で観たいのでフェスに来てほしい。



Perfume Genius / No Shape
1stは奇跡でしかなかったんだけど、その奇跡に可能な範囲で寄せつつ、でも遂に全く新しいポップネスも手に入れた感じの。



Einar Stray Orchestra / Dear Bigotry
ノルウェーの地味バンドが遂に化けました。快作です。結構難解なこともやってるようなのですが、それをそう聴かせず普通にポップスとして消化できる気持ちよさ。誰か日本に呼んで。



Shobaleader One / Elektrac
ライブを観てからCD買った。あれをスタジオ音源で聴いても意味ないと思ってたんですが、聞いたらこれライブ録音って言うじゃないですか。すなわち最高。



Cigarettes After Sex / Cigarettes After Sex
抗えない。こんなに地味で暗くてどの曲もだいたい同じなのに。洋楽では結局一番聴いたかもしれない。



sora tob sakana / cocoon ep
「ribbon」もちろん最高なのですが、アルバムの中で一番アガるのはM-5「透明な怪物」のサビ前、ピアノと歌だけのところにフィードバックギターが「キシャー!」と鳴りながら被ってくるところ。



私立恵比寿中学 / エビクラシー
フィロのスのアルバムと迷いましたが、よく聴いたのはこっちだったので。「感情電車」以外では元ジュディマリTAKUYAの「紅の詩」最高。あと、初回盤のソロ歌唱盤の「感情電車」は小林歌穂ちゃん担当なのですが、彼女の歌唱がもう何かに覚醒したレベル。うまいとかじゃなくアイドルとしての強度として。



Special Favorite Music / Royal Blue
とても丁寧に作られたポップス。ただただメロディーとアンサンブルが美しく、ありがたい気持ちになる。



トリプルファイヤー / FIRE
歌詞も曲もアレンジもとにかく他と異質なことをしていて、結果もう完全に孤高の音楽になっているという状況、もうネタとかで済ますわけにはいかなくなってきた。



DYGL / Say Goodbye to Memory Den
日本の他の自称「洋楽志向」バンドが昔の雑誌読んでCD聴いて真似してるみたいなスピード感の中、間違いなく彼らは現在の洋楽バンドとリアルタイムに繋がっている。