若山騎一郎、3度目結婚の証人は千葉真一 本人が明かす
エンタメ週刊新潮 2017年12月28日号掲載
役者として異彩を放った父親にも、負けてはいない。故若山富三郎(享年62)の長男、若山騎一郎氏(53)が3度目の結婚を発表。艶福家として知られた父は、生前2人の妻を娶ったものの、亡くなる時は独身だった。回数では父を超えたわけだが、驚くのはそれだけではない。仲を取り持ったのは意外なあの人物で……。
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2012年に結ばれた騎一郎氏の最初のお相手は、俳優で故上原謙の次女、仁美凌さん(37)だった。
スポーツ紙記者が言う。
「7年の交際を経てゴールインしましたが、5カ月後に痴話げんかの末、1度目の離婚。1年後にヨリを戻して再婚すると、約1カ月後の13年11月、夫婦ともに覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまったのです」
2人には執行猶予3年の判決が下されるも、これを機に2度目の離婚。別々の道を歩むことになった。それから4年。騎一郎氏は、新たな伴侶との再々婚に成功したというのだ。お相手は、元テレビ制作会社勤務で、得意の語学を生かし世界陸上で通訳をしたこともある45歳の才女で、バツイチだという。
「元々、父親同士が中学高校の先輩後輩で、僕も30代の頃から彼女の存在は知っていました。10年前、六本木の行きつけの店で出会い、言葉を交わすようになった」
とは、当の騎一郎氏。
「肝っ玉母さんみたいな面があって、捕まってから周囲の人は避けていくのに、彼女だけは事件のことにも触れずに、飲みに誘ってくれた。付き合ってからは部屋の掃除に来てくれたりして、“この人なら”という思いはありました。でも、事件のことが頭にあって、結婚を躊躇していたのです」
マリア様みたい
そこで背中を押してくれたのが、なんと、俳優の千葉真一。ジャパンアクションクラブへの所属経験がある騎一郎氏の師匠だ。
「昨年から今年夏まで、彼女と2人で飲み屋を経営したんです。そこへ、千葉さんがよく来てくれて、“お前ら籍を入れろよ。俺が見届け人だ”と何度も言ってくれたんです。過去に千葉さんに恋人を紹介しても、口さえ利いてくれなかったのに、今の女房とだけは仲良くしてくれる。今年3月に千葉さんとスタッフと彼女とでスキーに行った際、まるで家族のようでした。それで結婚を決めたのです」
今年11月22日に入籍。婚姻届の「証人欄」には、千葉がサインした。
「今の奥さんは騎一郎をきちんとコントロールできる雰囲気がある。それで薦めたんです」(千葉)
と太鼓判を押す。千葉と言えば、女子大生との交際が取り沙汰されたこともある。バツ2というのも、少々、気になるのだが……。もっとも、騎一郎氏は、
「僕も今まで女遊びをしてきたことは否定しませんが、父親のモテ方と比べたら、僕なんか足元にも及びませんよ。今の女房には、出会うべくして出会ったと感じています。マリア様みたいな女です」
三度目の正直なるか。
ワイド特集「冬の花火」より