6日午後7時半ごろ、兵庫県西宮市毘沙門町の県道で、走行中の保冷車から出火した。運転していた男性(48)は車外に飛び出して無事だったが、保冷車は無人の状態で走り続け、約50メートル先のガードレールに接触して炎上。止まった場所は、ガソリンスタンドの前だったという。
西宮署によると、保冷車は西宮市内の食品会社が所有。近く車検の期限を迎える予定で、社員の男性が、積み荷が空の状態で走り具合を確認していたという。
前輪付近から火が出たといい、男性は「後続車のクラクションで気付き、運転席から飛び降りた」などと説明。停車、炎上した場所はガソリンスタンドの敷地まで数メートルで、同署は「大惨事にならなくてよかった」と安堵している。