「安倍政権がよって立つ「時間軸」は、極めて短い」(朝日社説)だと? 朝日新聞よ!正月早々インチキ・デタラメを根拠にするな!
【朝日社説】来たるべき民主主義 より長い時間軸の政治を
https://www.asahi.com/articles/DA3S13297256.html社説は冒頭から安倍長期政権に対して「政策を着実に積み上げてきただろうか」と批判的問いかけから始まります。
そしていいや、安倍政権は「正面から取り組んだとはいえまい」「迷走してきた感が深い」とその能力を批判します。現在の安倍政権になって6回目の新年を迎えた。近年まれな長期政権である。
しかし、与えられた豊富な時間を大切に使い、政策を着実に積み上げてきただろうか。
正味5年の在任で、例えば、社会保障と税という痛みを伴う難題に正面から取り組んだとはいえまい。持論の憲法改正も、狙いを定める条項が次々変わり、迷走してきた感が深い。でその原因のひとつが、安倍政権は選挙しすぎと噛み付きます、「誠に慌ただしい」と。
原因の一つは、国政選挙を実に頻繁に行ったことにある。
■場当たり的政権運営
政権を奪還した2012年12月の衆院選まで含めて数えると合計5回。ほぼ年に1回の勘定だ。3年に一度の参院選が2回あり、14年と昨年はいずれも強引な衆院解散に打って出た。
選挙に向け、政策の看板も次から次へと掛け替えてきた。
誠に慌ただしい。
長期政権にもかかわらず、なのか、長期政権を狙ったがゆえに、なのか。皮肉なことに、安倍政権がよって立つ「時間軸」は、極めて短いのである。うーむ、つまり社説タイトル「来たるべき民主主義 より長い時間軸の政治を」とは、安倍政権への批判なのですね、
「長期政権にもかかわらず、なのか、長期政権を狙ったがゆえに、なのか。皮肉なことに、安倍政権がよって立つ「時間軸」は、極めて短い」ですと。
今回はここに着目したいのです。
正月早々安倍政権を批判している朝日新聞なのですが、安倍政権は本当に朝日新聞の指摘通り「安倍政権がよって立つ「時間軸」は、極めて短い」といわれるほど「国政選挙を実に頻繁に行った」のでしょうか?
ここは統計的科学的に事実を持って徹底検証しましょう。もう一度朝日社説より。
政権を奪還した2012年12月の衆院選まで含めて数えると合計5回。ほぼ年に1回の勘定だ。3年に一度の参院選が2回あり、14年と昨年はいずれも強引な衆院解散に打って出た。
うーん、ここには2つの朝日新聞のインチキ、トリックが含まれています。
まず憲法で定められた「3年に一度の参院選が2回」は比較対照にすべきでありません、こんなものカウントするな、少なくとも安倍政権の「意思」に反映すべきではありません。
よって残された衆議院3回が5年の任期で戦後のほかの政権と比較して多いのか検討すべきです。
でもう一つのインチキは「政権を奪還した2012年12月の衆院選まで含めて数え」るのはでたらめでしょう、これ民主党野田政権のもとでの解散選挙じゃないですか。
そうなると純粋に安倍政権の「意思」でしかけた選挙は、任期期間5年で2回の衆議院選挙です。
さて衆議院公式サイトで戦後の衆議院選挙について一覧を確認します。
新憲法のもとでは、第24回(昭 24. 1.23)から、昨年の第48回(平 29.10.22)まで、69年(1949〜2017)で25回であります。
つまり新憲法配下の選挙は、69年に25回、これは2.76年で1回の割合です。
一方安倍政権は5年に2回、つまり2.5年に1回の割合です。
ごらんのとおり、ほぼ同じであり、少なくとも朝日の評価「実に頻繁」とか「誠に慌ただしい」とかは全く事実に基づかない印象操作、でたらめであることがわかります。
さらに今年は総選挙はまずないはずですから、今年を含めれば安倍政権は6年で2回となり、これは3年に1回の割合ですから、戦後の平均より総選挙の期間は長くなる計算になります。
(以下全文はソース元で)
http://blogos.com/article/268955/
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