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富山新聞

多くの参拝客でにぎわう境内=1日、白山市の白山比咩神社

初詣、雨でもにぎわう 県内寺社

2018/01/03 02:04

 石川県内の神社や寺院は1、2日、初詣の参拝客でにぎわった。今年は両日とも雨やみぞれが降る悪天候となったが、おみくじやお守りを買い求める家族連れらで混雑し、健康や家内安全、商売繁盛など思い思いの幸せを願った。

 

 羽咋市の気多大社では、国重要文化財の拝殿が昨年末、50年ぶりに吹き替えられたこともあり、多くの参拝客が詰めかけた。「未来が明るく光り輝くように」との願いを込めた「光守(ひかりまもり)」が人気を集め、駐車場は満車状態が続いた。

 

 正月三が日の参拝者数を約20万人と見込む白山市の白山比咩神社では、2千個用意した、干支(えと)の戌(いぬ)の「福守」のほか、運気が凧(たこ)のように昇ることを願う「昇運凧」も多くの参拝客が買い求めた。担当者は「天気はぐずついているが、晴れ間を狙ってくる人が多く、例年並みの人出だ」と話した。

 

 金沢市の尾山神社では、周辺の百貨店やショッピングセンターの初売りの買い物袋を持った家族連れやカップルの姿が目立ち、破魔矢やお守りを販売する境内の授与所には列ができた。