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1600話
レイとセトが戦闘に加わると、ジャーヤとレジスタンスとの戦闘は加速度的に終息に向かっていった。
もっとも、レイ達が戦闘に加わる前からエレーナやヴィヘラ、ビューネといった女達が戦闘に加わっていたのを考えれば、その時点から既に戦闘は終わりに向かっていたのだろうが。
元々、エレーナとヴィヘラの二人――若干レイも手を貸したが――だけで、千匹近い巨人を倒すだけの実力があったのだ。
そんな巨人達よりも弱く、数も少ない。
そのようなジャーヤの兵士達を相手に、苦戦するなどという選択は一切なかった。
勿論レイのように、ジャーヤの兵士とレジスタンスの兵士の判別に困るということはあったのかもしれないが。
ともあれ、体長三mを超えるグリフォンの背に乗り、デスサイズと黄昏の槍という長柄の武器を二本も持っているレイが暴れながらジャーヤの兵士達だけを殺していくのだ。
胴体を上下に切断され、頭部を砕かれ、首を切断され……まさに地獄絵図と呼ぶに相応しい光景が広がり、それを見れば当然のようにジャーヤの兵士達の士気は下がる。
中にはメジョウゴの中心部の戦いで生き残った兵士の姿もあり、そのような兵士達はセトを見た時点で逃げ出した者も珍しくはない。
そうしてレイが戦闘に参加してから戦闘が完全に終結するまで、三十分程。
「まぁ、こんなもんか。ちょっと時間が掛かりすぎた気がするけど」
セトの背の上で呟きながら戦場を見回したのは、当然ならレイ。
若干言葉に不満が滲んでいるのは、戦闘に時間が掛かりすぎたからか、それとも夏らしい太陽が夕暮れに変わりつつあり、それが眩しいからか。
その理由はともあれ、レイが不満なのは間違いなく……
「な、何でそんなに不満なんですか!? こんなにあっさりと戦いを終わらせられたのに!」
驚きの込められた声が、レイの背後に座っているアイレンの口から出る。
「何でって言われてもな。……正直なところ、混戦になってなければすぐにでも勝負がついた戦いだぞ? それにここまで時間を掛けたんだ。不満に思うのも当然だろう」
当然といった様子で告げるその言葉は、それだけにアイレンにとっても強がりでも何でもないということが理解出来た。
(これが……異名持ちの高ランク冒険者の力……)
自分よりも背が小さいレイだったが、どれだけの実力を持っているのかを見たアイレンにとっては、それはどうでもいいことだった。
憧れの視線をレイに向け……
「あら、レイ。随分と可愛い彼女を連れてるのね」
不意にそんな声が聞こえてくる。
「って、か、か、か、彼女って、そん……な……」
聞こえてきた声を否定しようとしたアイレンだったが、その声の主を見た瞬間、言葉に詰まる。
目の前にいるのが、それだけ美しい相手だったからだ。
夕日に変わりかけている太陽の光が、少し前までアイレンが着ていたような娼婦の服を煌びやかに飾りたてる。
悠然とそこにいるだけで一つの芸術品と思えるような……そんなヴィヘラの姿に、完全に目を奪われたのだ。
その衝撃は、レイに抱いた憧れの感情を吹き飛ばしてしまう。
「えっと、その……」
「どうした、ヴィヘラ。レイは……」
言葉に詰まっているアイレンの前に現れたのは、こちらもまたヴィヘラと同じくらいの美しさを持つエレーナ。
この二人の登場により、アイレンは完全に何も考えられなくなり……
「ちょ、ちょっと報告に行ってきますーっ!」
そう言いながら、その場から走り去る。
「何だったんだ?」
事態がよく分かっていないレイは首を傾げ、セトも背中にいるレイの真似をするかのように首を傾げる。
そんなレイの姿を見て呆れたように溜息を吐いたヴィヘラだったが、その溜息の理由をレイに話すつもりはない。
「それで、結局どうなったの? まぁ、レイが戦闘に参加してたし、レジスタンスの娘と一緒に行動していたのを考えれば、大体理由は分かるけど」
「ああ、そっちはレジスタンスを率いているスーラから承諾して貰った。勿論全員って訳じゃなくて、希望する奴だけだけど」
「そうなの? まぁ、普通に考えれば、自分の故郷に戻りたいって人や、レジスタンスだとこの国に残りたいって人もいて当然でしょうね」
故郷というのは、その人にとって特別なものだ。
それは、故郷を飛び出したヴィヘラであっても十分に理解出来ることだった。
「そうだな。……故郷というのは大切なものだ」
エレーナもヴィヘラの言葉に同意する。……が、その言葉には深い葛藤がある。
ケレベル公爵家の一人娘として、現在のエレーナは将来的にケレベル公爵寮を継ぐという形になる可能性が高い。
そのような立場でなければ、それこそヴィヘラのように家を出てレイと共に行動したいという気持ちが強いのだろう。
だが、エレーナの立場としてそれが出来ない。
特に今はレイと共に行動し、充実した時間を送ることが出来ているので、余計にその葛藤は強くなるのだろう。
「取りあえず、スーラに会いに行くか。向こうでも色々とこっちと相談したいことがあるだろうし」
そんな二人の思いを気にしているのかいないのか、レイはそう告げる。
エレーナとヴィヘラは、レイの様子にお互いに顔を見合わせ……やがて仕方がないな、といった笑みを浮かべる。
「どうした?」
「何でもない。それより、レジスタンスを率いている者のところへ行くのだろう? 向こうをあまり待たせても失礼に当たる。私達も行くとしよう」
「……まぁ、いいけど」
エレーナの様子に微妙に納得出来ないものを感じながら、それでも今の状況を考えれば、そうした方がいいのは確実だった。
既に夕方になりつつある現在、実際に夜になるまではまだそれなりに時間はあるのだろうが、それでも出来るだけ急いで話を纏めた方がいい。
もっとも、ここから歩いて移動するとなると、ギルム方面に向かうのであれば首都のロッシに到着する頃には当然完全に夜になっているのだろうが。
(いやまぁ、寧ろそっちの方がいいのか? 昼間であれば、ロッシの近くを移動する時に目立ってしまうし)
レジスタンスの男もいるが、大部分は女だけの集団がロッシの近くを通るとなると、どうしたって目立つ。
周囲が明るければ、特にそれは顕著だろう。
そうなれば、どのような集団なのか兵士が様子を見に来るのも確実であり、メジョウゴで娼婦をしていた者達だと知られれば、大きな騒動になるのは確実だろう。
兵士達のような下の立場の者にとっては、馴染みの娼婦がいなくなるということで。
そして上の立場の者達にとっては、莫大な税金を納めている歓楽街のメジョウゴが、メジョウゴとして運営出来ないことに。
そうなると、当然のようにレイ達の邪魔をするだろう。
もっとも、その邪魔というのが武力行使の類になるのか、それとも単純に話を聞かせて欲しいといった対応になるのか……その辺りは分からないが。
だからこそ、夜の内にロッシの前を移動するというのは決して悪くはない選択だった。
幸い、この辺りにはモンスターの類も殆どいないし、盗賊の類も基本的にはジャーヤのおかげでいない。
……もっとも、ジャーヤの追っ手が来る可能性は十分にあるのだが。
「それでもそっちの方がいいか」
「どうしたのよ、いきなり」
レイの呟きに、ヴィヘラが視線を向けて尋ねてくる。
そんなヴィヘラに、レイは何でもないと首を横に振ってから、口を開く。
「さて、さっさとスーラに話を付けた方がいいな。俺は行くけど、そっちはどうする?」
「あら、私達だってレイと一緒に行くわよ? レジスタンスを率いている人がどういう人か、レイの話だけじゃなくて、実際に会って話してみたいもの」
「そうか。じゃあ、行くぞ。セト、頼む」
「グルゥ」
ヴィヘラの言葉に特に何か異論を言うでもなく、レイはあっさりとそう頷いてセトを撫でる。
その感触に気持ちよさそうに喉を鳴らすと、セトはスーラのいる方に向かって歩き出す。
エレーナとヴィヘラ、ビューネの三人も、そんなセトを追いかけていった。
尚、エレーナの使い魔のイエロは、何を思ったのか夕暮れになりかけの空を飛んでいる。
何か思うところがあるのだろう。
(そう言えば、日本にいる時も薄暗くになると蝙蝠とかが飛んでたよな)
田舎だけに、蝙蝠の巣も色々とあり、薄暗くなると空を蝙蝠が飛んでいたのを見るのは、珍しくなかった。
レイは空を見ながら日本にいた時のことを考えつつ、レジスタンスの本陣に向かっていく。
戦いが終わり、本陣に戻ってきていたレジスタンス……そして、レジスタンスに協力していた戦闘力を持つ女達の視線を向けられながら進む。
周囲から向けられる視線には、畏怖の色が濃い。
実際に戦場を共にしたことで、レイ達がどれだけの力を持っているのか、自分の目で確認出来たことが大きいのだろう。
もっとも、そこにあるのはあこうまでも畏怖であり、恐怖ではない。
それは、自分達が助けられたというのが大きな理由だろう。
すると、本陣から何人かの男女がレイ達の方に近づいてくる。
その中心にいるのは、レジスタンスを率いているスーラだ。
スーラは、目を潤ませつつ口を開く。
「レイ……その、ありがとう」
出てきたのは短い言葉だったが、それだけに強い思いが籠もっている。
当然だろう。スーラはレジスタンスを率いてはいるが、まだ若い。
それだけに気を張っており、今回の戦いでも精神的に大きなダメージがあったのは間違いなかった。
「気にするな。最初に言っただろ? 依頼を受けてるからだって。……それで、取りあえずどうする? 俺としてはなるべく早めにメジョウゴを出てギルムに向かいたいんだが。馬車で移動しても一ヶ月くらい掛かるんだ。少しでも早く出発した方がいい」
ギルムに向かうという言葉を聞き、周囲にいた者の殆どが不思議そうな表情を浮かべる。
どうやら、まだスーラは他の者達に希望者はギルムで引き入れるという件を話していないと知り、レイはどうする? と視線を向ける。
スーラが説明するのであれば任せるし、説明しないなら俺が説明するけど、という意味を込めて。
そんなレイに、スーラは自分で説明すると頷きを返す。
そして、周囲にいる者達を見て……まだ全員が戻ってきている訳ではないというのは分かっているが、それでも口を開く。
「聞いて頂戴、もう気が付いているかもしれないけど、この人はレイ。ミレアーナ王国で、深紅の異名を持つ冒険者よ」
ざわり、と。
スーラの言葉を聞いた者達はそれぞれの反応を示す。
異名持ちの冒険者というのは、それだけ希少な存在なのだ。
少なくても、レーブルリナ国には異名持ちの冒険者は一人もいないし、娼婦をさせられてていた女達の中でも、異名持ちの冒険者を見たことのある者の方が少ない。
中にはレイの背の小ささを見て、本当に異名持ちの冒険者か? と疑う者もいたが……そんな疑問も、セトを見た瞬間には消えてしまう。
何より……レイ達の力を見て、それでも侮るという選択肢は有り得なかった。
「そして、彼から提案があったわ。ミレアーナ王国にある、ギルムという街は聞いたこともある人はいるんじゃないかしら? そこの領主が、行く場所がない人は受け入れてもいいと言ってるわ。ジャーヤに連れ去られた人だけじゃなく、私達レジスタンスも含めてよ」
その瞬間、レイの正体を聞いた時よりも更に大きなざわめきが起きる。
当然だろう。レイのことは、言ってしまえばあくまで他人事に近い。
勿論自分も関わっているのだが、極端な話、戦いが終わってしまった以上、もうレイの存在は必要ないと言ってしまえばそれまでだ。
……実際にはそんな訳にはいかないのだが、そう単純に思っている者の方が多かった。
だが、ギルムが自分達を受け入れるということは、これからの自分達のこと……未来に関することなのだ。
そこに感心を持つなという方が、難しいだろう。
スーラの言葉によって生まれたざわめきは、その言葉が聞こえたなかった他の者達にも広がっていく。
そんなざわめきが広がるのを見ながら、再びスーラは口を開いた。
「当然だけど、ここに残りたい者、そしてミレアーナ王国ではなく、自分の故郷に帰りたい者もいると思う。そのような者達にまで強制的にギルムまで連れていくということはしないらしいわ。あくまでも、希望者だけ。……そうよね?」
視線を向けて尋ねてくるスーラに、レイは頷く。
「そうだ。また、レーブルリナ国からギルムに向かう途中に自分の故郷があるという者は、それに同道してもいいと言われている」
しん、と。
ここが戦場跡だというのが信じられないくらいの静寂が周囲に満ちる。
そして、不意にその静寂を破ったのは、一人の女。
「けど、あたし達がギルムに行ったところで、どうしろってのよ? また娼婦でもやれって言うの? それに、これだけの人数が住む場所は……」
「ある。知ってる者がいるかどうかは分からないが、現在ギルムは拡張工事中だ。それも、街から都市の規模にまで。それが終わっても……今ここでは言わないが、色々と仕事はある。少なくても、飢えて死ぬ……といったことはない筈だ」
そう、レイは言葉を返すのだった。
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