クレイジージャーニー正月SP【滝沢秀明のマグマ大接近旅&月面探査レースとは?】[字] 2018.01.02
今夜滝沢秀明の
超危険な
に同行
そこには
さらに…
ロマンあふれる
松本設楽小池VSクレイジージャーニー
正月スペシャル
新年明けましておめでとうございます明けた明けた今夜はですね2時間5分スペシャルとなっておりますそりゃもう頑張りましょうよ
(小池)たっぷりとね設楽さんも新築したしね家をあっそうだいやいや4億は…豪邸を勝手にあ〜ぜひぜひ見て
マグマに大接近する
それは読んで字のごとく灼熱の
そうほとんど知られていない話だが
滝沢は
そこからの
アフリカのコンゴ
そう滝沢は
探検の許可が下りない1カ所を除き
すべての
しかしこれらの探検は
辺りを覆う火山ガスや
突然の落石
さらには煮えたぎるマグマとの距離感など
常に命の危険が伴うもの
(ディレクター)ちなみになんですけど
果たして
そして
今夜滝沢秀明が
危険でクレイジーなマグマ大接近旅へ
皆さんをお連れします
わ〜よろしくお願いしますタッキーだ〜お願いしますみたいですねタッキーえ〜
(設楽)意外も意外僕らなんかほら火山やって…本当にハマりましたねはい
に同行
ということで日本から飛行機を乗り継ぐこと13時間
南太平洋に浮かぶ島国バヌアツ共和国へ
ゴンザレスでいうところの
的な話だが…
ここバヌアツ共和国は
83の島からなる群島噴火で
新潟県ほどの国土におよそ27万人が暮らしている
そんなバヌアツ最大の特徴は
大きさの割に多数の火山を擁する
世界でも珍しい
滝沢にとってはまさに聖地ともいえるこの国だが
果たして
ちょっと何を言っているのかわからないが…
どうやら今回の目的は
2年前に一度訪れた
という少々マニアックなもの
となるため
この日は
すると…
嘘みたいな話だが
こちら
その中身は今回向かう
裏方の我々でも作ったことのない
見やすくわかりやすい内容が
いきなり耳を疑う行程だが
今回滝沢が想定している
火山探検のスケジュールがこちら
明日の早朝ベンボウ火山のある
島までセスナで移動し
およそ8時間の登山
火山到着後は
キャンプ生活をしながら天候のいい日を待ち
チャンスが来次第
マグマに大接近アタックをするというもの
若干の
すると…
こちらがカメラマンの立川さんそしてドクターの正さんですそしてプロジェクト全体をまとめてくれてる土山さんよろしくお願いしますジェフっていうのとあとジェフのアシスタントのクリスっていうのが
こちらがそのチーム滝沢のメンバー
これまでこの6人で休みを合わせ
世界中の火山にアタックしてきたという
中でもジェフとクリスは
火山探検のベテランで
一足
こうして翌日から始まる壮大な火山探検に
備えることとなった
「奇界遺産」佐藤と違い寝起きも爽やか
時間にきっちりの滝沢と車に乗り込み…
佐藤さんでも爽やかな方ですよ確かに
まずはベンボウ火山のある島に
セスナで移動するため飛行場へ
そしてすぐさま大量の荷物とともに機内に乗り込み
テイクオフ
ギュウギュウの機内で
あれですか?あれが滑走路なんですか!?
番組にたびたび登場する
Goodmorning
こちらはベンボウ火山を簡単な断面図で表したもの
今回我々は8時間の登山を行い
山頂部のP1を経由し
P2でベースキャンプを設営しているジェフとの合流を目指す
ちなみにベースキャンプ到着後は
ここを拠点に天候が良い日を待ち
チャンスが来次第
マグマに最も接近できるP4にアタックする
ということで車の荷台に乗り込み…
いやこれホントああ嬉しい嬉しい〜
さすが滝沢
旅人の熱を届けることには定評のある
我々
してくれた
すると…
ポーターですはい
途中大量の荷物を一緒に運んでくれる
現地のポーター20名をピックアップし
さらに
我々はここから8時間の登山を行い
この奥にそびえるベンボウ火山を目指す
こうして超過酷が予想される登山が
ついにスタート
はなから
運動不足のスタッフには当然苦しい道中だが
先ほど
と褒められたばかり
滝沢に
そうだ頑張れそりゃそうだ
歯を食いしばって
非常に情けないが
早くも1回目の
そして…
ハァハァハァ…
その後も
のだが…
歩くスピードを上げ
とのことなので
しばらく
あれ?えっ
なんと私物のカメラを取り出し
撮影しながら歩いてくれたのだ
ありがたい
とかいちいち言わない
そして何より
ディレクターが撮っていたバックショットより
な気がする
滝沢のおかげでペースが上がったのに映像もあるという
ありがたい状態で進んでいると…
撮影を免除してもらってる同行ディレクターが
またもダウン
をいただくことになってしまった
思えばこの久野というディレクターは
これまでも…
ベースジャンプの飛び出し口で足を滑らせ転倒したり
沢登りでも
滝沢には申し訳ないが
しかし…
イラついたりすることもなく優しく気遣ってくれる滝沢
割と
さらにしょってる
その後もただただ
すると…
予定よりは遅れているが
ようやく中間地点を通過
一行は山を越え
道は次第に砂地に
あの左側に見えるやつですねそうですそうです
まだまだ先ではあるが
ついに
しかし登山開始からは
既に7時間が経過
恐れていた
そして…
ねいきなり
この日
一行は
さすがに…うん
さすがの
こうして一行は
ここまでの遅れを取り戻すべく
この日も
ひたすら
ついに一行は
に到着
ここから再び山道を歩き
ジェフの待つP2を目指す
すると…
そうですね向こう側のちょっと右ですね
そしてここからは尾根を歩く危険な登山が始まる
いやホント怖いうわ怖っ
細心の注意を払いながら
ついに…
おおっあれですベースキャンプです
ついにベンボウ火山のP1に到着
ここから先発したジェフが待つ
P2のベースキャンプを目指すのだが…
う〜わっ
これからロープを使い
この急斜面を降りていくのだが
ガスが立ちこめ視界は真っ白
さらに…
なんと有毒性の雨まで降りだしてしまった
ここにきて急にツイてないが
この状況で
まず最初に
本来なら
しかし
の旅に同行している
スタイルでいかせていただく
そうですねロープだけで
なんと200m近い断崖を命綱なしのロープで下降
かなり危険な行程だが滝沢は準備を整え…
このカメラの映像だと簡単そうに見えるかもしれないが
滝沢の目線はこんな感じ
この後久野Dが続いて降りられるのか不安になる
かなりの絶壁
しかし滝沢はそこを手際よくガンガン降りていき…
200m下のロープなしでも歩けるポイントに到達
滝沢の合図を受け久野Dもこれに続く
見よう見まねではあるが
これ以上迷惑をかけないよう慎重に降りていく
何度も言うが命綱がないため
もしロープが手を離れたらここを真っ逆さまに落ちていく
ものの
何とか
そうですよね
そして
ついに…
ねえ
こうして滝沢と火山探検をする
おなじみのメンバー
チーム滝沢がここに集結!
ここからいよいよ
が始まる!
ということでまずはベンボウ火山のマグマとご対面
これだけでも十分恐ろしい光景だが
クレイジージャーニー滝沢は
ここからさらにマグマに接近していく
果たして
ようやくベンボウ火山のベースキャンプに到着した滝沢
眼下に見えるマグマへの大接近アタックは
天候の良い日に1日がかりで行うことになるため
しばらくはこのベースキャンプで
そのチャンスを待つこととなる
ジェフたちはえっそうなの?
そう天候が良い日を待つと言っても
それは一種の賭けのようなもの
持ってることでおなじみの「クレイジージャーニー」だが
正月スペシャルという大舞台で
勝負強さを見せることはできるのか?
まずは
それが終わると今度は夕飯作りに取りかかる
この日のメニューはレトルトの牛丼
そして…
ここからはアタックのチャンスも身の安全も
運の部分が大きくなるが果たして…
おはようございますいやあのね…
ぶっちゃけ2〜3日天候に振り回される
という展開があってもよかったが…
持っているのだから仕方がない!
いきなりアタックチャンスが到来
このベースキャンプがあるP2から
マグマが煮えたぎるP4までは
400m近い崖を降下する超危険な行程
それに伴い使用する道具も
専門的なものになってくる
こんなんではいビヨ〜ンってでもそういうことなんですねはい
天候が良いうちに
マグマに接近するための
何かこうやっぱり
その言葉は己をコントロールしていると同時に
どこか我々に言っているようでもある
すると…
そう実はこの
おはようございますお願いします
させてもらっていたのだ
滝沢は感覚を取り戻しながら
この懸垂下降を何本も繰り返し
ド素人・久野Dは滝沢の指導を受けながら
基礎技術を学んだ
そうですね
マグマへの大接近アタックに向け
これから滝沢が行うのは…
およそ200m下にあるP3までの懸垂下降
そう言って準備を整えると…
OKOKThankyouはいわかりました
滝沢のクレイジーなプライベート
灼熱のマグマに大接近する
慎重に歩を進めていく滝沢
ちなみに今滝沢が降りているのは…
ご覧の
ここにたった1人で挑んでいるのだ
命綱があるとはいえ
足を踏み外せばひとたまりもない
しかしこれまでの経験と
ジャニーズ的運動神経で
順調に下へ下へと降りていく
そして
さらに…
この状況でカメラ片手に自撮りを始めた滝沢
実はこれもし余裕があったらカメラを回してほしいという
我々の要望に応えてくれたもの
後に続く
そして滝沢は崖がくぼみ足が着かないエリアに突入
だがそこを巧みなロープさばきと身のこなしで
一気に降りていく
そして次第に岩場から噴き出す火山ガスが
滝沢の体を包んでいく
それでも
下降開始から20分で
およそ200mの断崖絶壁を降りきった
いや〜でも
そう続いて久野Dの番
ここまで途中でへばったり
1人つえつきスタイルになったりと…
しかし懸垂下降はみっちりトレーニングをしてきた
いよいよ滝沢に続き久野Dも下降開始
に下っていく
そして崖がくぼみ足が着かないポイントに突入
すると…
体の支え方がわからず突然
滝沢のアドバイスで何とか体を起こすが…
その後も…
なかなか
了解です
だが…
何とか滝沢に続き
久野DもP3地点に到達した
お〜すげえすげえはいはい
滝沢はプライベートで世界中の火山に遠征し
好きこのんでこんな危険なことをしているのだ
そしてここからいよいよマグマと最も近いエリア
P4へのアタックとなる
この後滝沢がいよいよマグマに大接近!
果たして
さらに
に迫る!
いよいよマグマに最も近づけるP4へのアタック
すると…
これはロープを固定するアンカーというボルトを
岩に突き刺すため穴を開けているのだが
ドリルの扱いも超上手な滝沢
そして…
ボルトを?はいなるほどそうです2年前ですマジっすか?はいOK
天候が崩れる可能性もあるらしく
滝沢は急いでスタンバイしていく
そして…
マグマの勢いが増していく中
ついに滝沢が火山探検の最終目的地
P4への下降を始める
この時点で既に
1000℃を超すマグマとの距離は
わずか80m
マグマが少しでも跳ねようものなら
大やけどでは済まない
しかし滝沢はちゅうちょすることなく
どんどん下に降りていく
そしてスタートから15分…
ベンボウ火山で最もマグマに近い
滝沢のすぐ後ろのこの下で
灼熱のマグマが煮えたぎっている
そして滝沢のチャレンジをすぐ近くで撮るため
またも時間はかかったが何とか滝沢と合流
すると…
なんとマグマまであと少しのところで
突然の大雨
そうですね行きましょうただ問題は何で
語り口が爽やかだからか伝わりづらいが…
実は今かなりヤバイ状況とのこと
ひとまず雨がやむのを待つことに
その後30分待機するも雨がやむ気配はない
滝沢の頭の中はもはやマグマに接近することでいっぱい
ジェフを信じて
すると…
ホントっすかはい
突然雨が弱まり
雲の隙間から太陽が姿を現した
ここからはマジで危険なため
ヒートスーツを着用し接近を試みる
果たしてマグマに大接近することはできるのか?
そうですね行きますか
と近づいていく
えっ行くの?私も
もはやマグマがひと跳ねしたら即死の距離
しかし滝沢はさらに接近していく
そしてついに…
どうなる?うん?超近いマジで?こんな近くに行くの?この映像すごい!うーわ何かすげえ!合成みたいすっげえ!すごっ最高ですか何これ?そうです
あまりに高温のため
ヒートスーツを着ていても滞在できる時間はわずか5分
こうして滝沢は目的だった
ありがとうございましたお帰りなさい
そしてすっかり日が暮れた午後7時
滝沢は無事P2に生還
そうですねホントですか?はいはいちょっと俺え〜っ?いやいやいやもうおお〜!あんなうねりが…
(小池)あるんですね
(設楽)いやすごい実際こううわって来てる感じっていうのは防護服着てても感じるんですか?感じますね自分の目線の高さまでボッと来るときもあるのでこれちょっと予想以上だったどうでした?そうですねやっぱこれで?はいもうもっとビシャンビシャンなってたんですよねメンバーのクリスっていうのがここで?はいあっこれですねわっホントだ!この存在を知って中でつながって溶岩が減ったというか半分に分かれちゃったんだはい同じぐらいのデカさのやつですねそうなんですよなのでちょっと行かないといけない…はいすごいね自然っていやホントっすねそうなんですつながっちゃったんだ
(小池)そうなんですか!?いやいや怒っていいですよこれと同じにされてるんですからでも確かに構造的には同じこと…そそうですねいやいや確かにじゃなくてどうです?お二人男の子としてこれやっぱ行ってみたいみたいな気持ち…僕でも今聞いたらねえタッキー最悪あそこまでねえあそこまでまあでもなかなかもうよっぽどのときしか…はい続いてのクレイジージャーニーはこの方です
ロマンあふれる戦い
宇宙好きをくぎ付けにする
それは…
通称
Googleがスポンサーを務めるこのレースは
なんと人類初
月面を舞台に繰り広げられる嘘みたいな戦い
そんなクレイジーなレースには
3つのクレイジーなミッションが課せられている
まず1つ目は…
これはNASAやJAXAなど宇宙開発を行う国の機関ではなく
民間の力でロボットを製作し月に送り込むというもの
そして2つ目は…
言葉どおりだが月面に着陸したロボット探査機を
地球から遠隔操作し500m以上移動させなければならない
そして3つ目は…
これまた言葉どおりだが
送り込んだ探査機が月面で動画や静止画を撮影し
それを地球に送らなければならないというもの
スケールがすごすぎて
イマイチピンとこないが
わかりやすく超ざっくり言うと
月面に自作のラジコン的なものを飛ばし
それを地球から操縦して移動させたり
映像や写真を撮ったりするというもの
そして世界中から参加チームを募り
ミッション完了の早さを競うのだが
このとき優勝チームに贈られる
賞金が半端じゃない
その額なんと
日本円にしておよそ22億円
もはや王様の遊びともいえるこのレースだが
が参加を表明
そんな中日本から唯一名乗りを上げたチームがある
その名は
HAKUTOっていうのは白い兎っていう意味で
チームの代表を務めるのは袴田武史38歳
大人になってもその熱が冷めることはなく
24歳のとき単身渡米し航空宇宙工学を学んだ
そして…
壮大な宇宙ビジネスも視野に
この月面探査レースへの参戦を決意したのだ
そんな袴田同様宇宙に魅せられた
総勢100名のメンバーが
その顔ぶれは
そんな彼らが繰り広げる月面での戦い
果たしてその全貌とは?
今夜チームHAKUTOが
ロマンあふれる月面探査レースへ皆さんをお連れします
お三人?初めてのことじゃないですか?
(小池)袴田さんとエンジニアの古友さんと宮本さんということでよろしくお願いします皆さんて僕は今見て思いましたけどね
(小池)3つのミッションってありましたよねもちろんこのミッションをクリアできると思って袴田さんも参加されてる…?そうですね1つでも大変だなっていうのは感じますけどそうですねはい何でこんなGoogle出すんですか?金Googleが出してくれてる…?そうですねこれもう単純なホントすいませんわかんないからアレだけど22億円も賞金出すんだったらそれはちょっと違うんですか?はいそうですねというところにあるんですねゆくゆくねここで培ったものがGoogleさんが手にするんじゃないですかいろんな技術革新…
この後ロマンあふれる月面探査レースの全貌が明らかに
チームHAKUTOが挑む月面探査レースとは
一体どのようなものなのか
我々は六本木にあるHAKUTOの研究開発の拠点へ
お疲れさまですよろしくお願いしますはいよろしくお願いします
ということなのでまずは今回のプロジェクトの主役ともいえる
探査ロボットを見せていただくことに
これが月面探査ローバーといわれるものですね
机の上に雑多に置かれているが
こちらが月面探査レースの主役通称ローバー
その内部には月面を撮影するための
4つのカメラや
地球との交信に使う精密機器など
宇宙空間でのミッション達成を可能にする
あらゆる技術が詰まっている
そのため…
そうですね
そうロマンあふれる戦いとはいえ向かう先は月面
当然莫大なお金が必要になる
袴田の概算では今回のプロジェクト全体で
合計10億円が必要となり
その内訳はざっくりご覧のとおり
ローバーの開発費やそれを宇宙に飛ばす打ち上げ費
さらにチームの運営費など
これでも各国のチームと比べたら
かなり少なめに抑えているとのこと
つまり月面探査レースを制するには
エンジニアを中心としたローバーの研究開発はもちろん
袴田が担う資金調達も大事な要素で
この両輪がかみ合い初めて希望が見えてくるのだ
では実際にローバーを開発しているエンジニアは
どんな人たちなのか
ちょうどやってますねこんにちははいそうですね
こちらがHAKUTOのローバー開発を担うエンジニアの皆さん
ミーティングを英語でしちゃうくらいなので
頭のいい方々なのは間違いないが…
もはや何をかじったのかもわからない
とにかく
ここまですごいと
確かに
なんとエンジニアを務めるこちらの宮本は
4歳の娘さんを育てながら
月面探査レースに挑む
ちなみに
当然
そして
はいはいヤンキーだったんですか?
とここにきて
高校を中退し元ヤン疑惑もある古友は
もともとスポーツカーの開発や
宇宙製品事業をしてきた技術者なのだが
月面探査レースの存在を知り
ここからは資金集めやHAKUTO全体のことを袴田に
そして月面で数々のミッションに挑む
ローバー開発についてを
古友宮本に聞いていく
そもそも月面探査レースは
民間で作った探査機ローバーを月面に飛ばし
そこで遠隔操作による500m以上の移動
そしてその間に高解像度の動画や静止画を撮影し
地球に送信しなければならない高度な戦い
これを2017年末までを期日に
最も早くミッションを達成したチームには
なんと賞金22億円が贈られる
月面で繰り広げられる未知なる戦い
そこにはどんな試練が待ち受けているのか
そしてレースの行方とは?
まずは
そう月は昼間と夜の温度差が激しく
その差は270℃にもなるといわれている
ローバーには数々の精密機器が搭載されているため
まずはこの温度に耐えられるボディ作りが必須となる
いきなり難しめの話だが
何やらローバーのボディには
頑丈で温度変化に強い
飛行機の翼と同じ素材を使用しているとのこと
さらに…
はい
使用するテープも耐熱性に優れているなど
その対策には万全を期している
そして何より勝手に親近感を持っていた
元ヤン古友がほかのメンバー同様
完全に頭のいい方で
こうして耐熱性を備えたローバーは
月面に着陸後500m以上の移動をしなければならないのだが
続いて襲いかかるのが月独特の地面
なかなか耳にしない独特な情報だが
そこをローバーが走破できるよう
古友らエンジニアチームは日々研究を進めているのだ
こちらは2014年に行われたローバーの走行テストの様子
舞台となったのは月面の環境に比較的近いとされる砂丘
ちなみにこのとき古友は
HAKUTOに入りたての
そもそもローバーは月面まで
ほかのチームと一緒に月着陸船で運び
到着後は
今回の走行テストでは着陸船から地面に降り立ち
500m走りきれるのかを初めて試す
なお
一定の操作性能を見せられれば
なんと5000万円の資金援助を受けられることになっている
いちいちスケールがデカくてビックリするが…
袴田も見守る中いよいよ
正直「遅っ!」と思った方もいるかもしれないが…
いやいやまあでも…思った
本番はこの場所が下見もできない月の上で
かつローバーも地球から遠隔操作していることを考えれば
この速度になるのも理解できるはず
月面を覆うパウダー状のレゴリス対策として
研究を重ねた24枚の羽根付きホイールが
的確に砂をかみ順調に進んでいく
さらに…
月面ではローバーを直接目で見て操作することができないため
エンジニアたちの前には目隠しがされ
ローバーから送られてくる
映像や数値だけを頼りに操作していくのだが
こちらも問題なくこなしていく
とすべてが順調に進んでいたのだが…
あっ!オーウ…
突然ローバーの走行が止まり動かなくなってしまった
慌てるエンジニアたち
なんとホイールの羽根に石が挟まり
それが原因で動かなくなってしまったのだ
これが月面で起きていたら
即ゲームオーバーのぞっとする状況
結局このときは特例として
その後はトラブルもなく
課題は残したもののそれ以外の
最終的に
何とか5000万円の資金援助を受けられることとなった
そうですねえーっとですね
(古友)クラウザーと呼んでる羽の数ですね枚数を24枚から14枚にしました羽と羽の距離が狭いと石が挟まりやすいので距離を広げてあげてはまりにくくしてあげました
そして正直遅めに感じたこのローバーの速度にも
月面ならではの理由があると
お母さんエンジニア宮本は言う
はい
そう月面では
石など
それを注意深く観察し
安全に1mずつ進んでいく気の遠くなる作業なのだ
ちなみに宮本はその映像を撮影する
を担当している
絵に描いたような
ひいきするわけではないが
宮本が担当するブロックはぜひともトラブルなく終わることを
強く願ってしまう
温度や特殊な地面以外にも
放射線量というやっかいなものがあるのだが…
これは
ので割愛させていただきます
えーっ
このようにHAKUTOは2010年に参戦を表明して以来
そこには優勝するために
チーム全員で徹底して取り組む
秘策があった果たして?
月面探査レースを制するため
HAKUTOが取り組む秘策とは?
確かに当初袴田が出した概算では
ローバーを宇宙に飛ばす
打ち上げ費が全体の
半分以上を占めていた
しかし
そう今回HAKUTOは
ローバーをほかのチームの月着陸船に乗せ
月面まで向かうことになるのだが
そのときかかる費用がおよそ
つまり軽ければ軽いほどコストの削減となる
しかし
強くしようと思ったら重たくなる軽くしようと思ったら弱くなるなんですけどそれを
そう例えば2014年に制作した
これだと打ち上げ費だけでおよそ8億円以上かかってしまう
そのため古友たちエンジニアには
ローバーに性能的な手応えがあっても
常に軽量化という課題がつきまとっているのだ
(古友)例えばこれ普通に売ってるネジです
(古友)外観は一緒で色がちょっと違うんですねでこっちはチタンでできてますチタンだとおおよそ半分ぐらい重さがで真ん中に穴が開いてるんです本来は開いてない?
(古友)はい開いてない本来は穴なしの中身が詰まってる
ローバーに使われているネジのうち
64本の軽量化に着手し
なんと合計で20g
打ち上げコストにして200万円の削減を実現するなど
徹底しているのだ
たびたび議題に上がり…
この日袴田が提案したのは
ローバーの軽量化のために
4つあるホイールを2つに減らし
新たな車体をつくり直すのはどうかというもの
しかし性能の維持を担うエンジニアチームからは
次々に反対意見が
そしていつも笑顔の古友からも
話は平行線のまま
すると…
設計全然発散して終息しやしねえのに新しいことできるわけねえじゃねえかよ
その後も話し合いは続き結局
ことで意見はまとまった
しかしこうした白熱の議論が起きるほど
そして古友の元ヤンモードが出ちゃうほど
HAKUTOにとって軽量化はとても重要なテーマなのだ
そして激論となった4つのホイールの重量についてだが
重量だけで見るともとのホイールは1個400gぐらいだったんですけど今これ1輪ですね138gぐらいなので4輪で1億円以上打ち上げ費が削減できるっていうことになりました4つの車輪で1億円ぐらい浮くんですか?そうですね
古友を中心とするエンジニアたちの頑張りで
古友の巧みな軽量化は続き
ホイールを支えるため頑丈さが求められるこちらの脚部分も…
・
(古友)85gジョアぐらいですね
こうしたエンジニアたちの努力は絶え間なく続き
2017年にはなんと半分のおよそ4kgになるなど
驚きの軽量化に成功しているのだ
これはつまり
に成功したことになる
こうして秘策の
通信面や資金面でサポートを受けている
KDDIさんと不思議な空間で電波のテストをしたりと
着々とローバーを改良していく
2017年末の打ち上げに向け
それは…
ローバー開発最後にして最大の難関
そうロケットが宇宙に打ち上げられる際
様々な要因で機体にはすさまじい衝撃や振動がかかる
それらは乗り込むローバーにも大きなダメージを与えるため
あらかじめ地上で同等の振動に耐えられるのか
テストしておく必要があるのだ
HAKUTOのローバーは軽量化にこだわるがゆえに
打ち上げを年末に控えた
その振動試験が行われた
固定されたローバーに
ロケットの揺れを再現した振動がかけられる
すると…
突然音の感じが変わり…
よく見るとポロポロ何かが落ちてきている
どうやら部品をとめている接着剤が
振動に耐えきれずはがれてしまったようだ
レースどころかロケットにすら乗せられない
翌週も試験は行われたのだが…
あろうことか
実はレース主催財団から
レースの期日を2017年末から
2018年3月に延長するという発表があり
若干ではあるが修正する猶予ができたところなのだ
そうして迎えた
月着陸船のあるインドに送らなければならず
失敗が許されない状況なのだが
振動試験を失敗するわけにはいかないのだが
なんと振動試験の直前に部品の破損が見つかり
試験すら行えないドえらい状況に
焦りからか現場には
でかいのしかないよ
次第に古友も元ヤンモードに突入
そして当初の予定より5時間遅れの夕方5時半
ようやく振動試験がスタート
しかし…
振動試験が行えないどころか
割とがっちり怒られるという最悪の展開
どうでした?結果は
その後も施設に通い
粘り強く振動試験と修正を繰り返していき…
ついに…
イエイイエイ
ローバーをインドに送る4日前
ギリギリのタイミングで
こうして構想から7年
ついに月面で戦いを繰り広げる
あとはインドに運ぶだけ
がここで
「クレージージャーニー」のDVDが
全収録内容に未公開がついて
ローバーをインドに運ぶ当日
そうですねなるほどなるほどって
それぞれが
人類初という前例のないチャレンジに
生活のすべてを捧げてきたHAKUTOのメンバーたち
泣いても笑ってもあとは
と打ち上げるだけ
そして
すべてをやりきった晴れやかな表情で
古友は旅立っていった
我々は最後にこの後空港で行われる
ローバーの出発セレモニーを撮影するため
移動を開始しようとしたそのとき…
なんと古友
人生の節目とも言えるこの大事な日に
まさかパスポートを忘れるという超クレイジーなミス
果たして
不幸にも
都心に戻る高速道路も渋滞中
ひとまず
しかし…
なんと飛行機の出発に間に合わないことが判明
マジで
なすすべなく
その時
(古友)母親をつかまえたので
なんと古友の母親と連絡がつき
望みをつないだとはいえ
もはや謎のドキュメントと化したが
そうなのよこれもともと
とにかく母親との待ち合わせ場所を目指す
一方その頃空港では…
マスコミが集まるローバーの
当然それどころではない古友は
今度は
そして…
ありがとうございますすみませんありがとうございますいってらっしゃい
こうして古友はHAKUTO全員の夢を乗せたローバーとともに
今度こそインドへ旅立っていった
そして…
インドに渡ったローバーは
わあすごい見応えのあるオチまでちゃんとある古友さ〜んはあーってそれはもう遊びよ遊びで後輩と一緒に車で成田向かう途中に一瞬あれ不思議やねん行けないのに車進んでるけど車進んでるけどいや言えてないけど
「クレイジージャーニー」の
リクエストの多かった回を未公開とともに収録し
今回もクレイジープライス
次回マグマ大接近旅延長線
お邪魔していいっスか?はいどうぞ
滝沢のクレイジーなまでのこだわりとは?そして…
なぜ今までそのことだまってたんですか?
ついに始まる月面探査レースの行方とは?お楽しみに
2018/01/02(火) 23:25〜01:30
MBS毎日放送
クレイジージャーニー正月SP【滝沢秀明のマグマ大接近旅&月面探査レースとは?】[字]
松本人志×設楽統×小池栄子VSクレイジージャーニー。滝沢秀明の知られざるクレイジーなライフワーク「マグマ大接近旅」に同行!1000℃のマグマに驚愕のアタック!
詳細情報
番組内容
■滝沢秀明の知られざるライフワーク「マグマ大接近旅」に同行!ひとつのミスで即死…1000℃のマグマに驚愕のアタック!果たして、その結末は?■優勝賞金22億円!ロマン溢れる「月面探査レース」とは?大公開
出演者
松本人志(ダウンタウン)
設楽統(バナナマン)
小池栄子
滝沢秀明
公式ページ
【番組HP】
http://www.tbs.co.jp/crazyjourney/
【twitter】
@Crazy_Journey
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
バラエティ – 旅バラエティ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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