大学の講義出欠確認用スマホアプリが話題に、GPSで学生を追跡している? 7
ストーリー by hylom
監視社会への第一歩 部門より
監視社会への第一歩 部門より
hylom 曰く、
岩手大学や長崎県立大学などが導入している、講義の出欠確認用スマートフォンアプリがGPSで学生を追跡しているのではないかとして話題になっている(Shota Omi氏のTweet)。
このアプリは富士通が開発したもので、アプリのページでは次のように説明されている。
「Campus eMe」は位置情報とビーコンを利用して、講義中にスマートフォンから自動的に出席を報告します。
岩手大学が学生向けに行った説明によると、教室に設置したビーコンとBluetoothで通信して出欠を把握するシステムになっているとのこと。そのためBluetoothが有効になっていればGPSはOFFでも構わないとのことだが、いっぽうでアプリに対し位置情報の利用権限を与える際のポップアップ画面では位置情報の利用を許可しないと出席報告が正常に行われないとの説明がされるという(高木浩光氏のTweet)。
逆に考えたら (スコア:0)
それだけ講義の出席に適当な学生が多いということにならない?
たかが学歴のために人生と他人の金を無駄にしないでやりたいことをやればいいのに。
Re: (スコア:0)
こんだけ少子化だ、労働力不足だと言われても、未だに大卒信仰があるからな。
「大卒だろうが高卒だろうが関係なく採用します」を明言する企業が出てこないと駄目だと思う。
# というか、底辺大学はとっとと取り潰しつつ、学歴による採用を禁止すりゃいいんだよ
# 研究職とかそういう大学卒業相応の能力が必要とされるのが確実なのなら兎も角、事務職なんざ高卒でも大卒でも殆ど変わらんのに
Re: (スコア:0)
世の中の会社が学歴による採用をやめたら、大学がGPSで出席管理をするのが廃止になるか?
全く関係ない話だと思う。
fakegpsが流行りそうな気が (スコア:0)
その対策もされたら、偽GPS情報を出す機器を導入……
多分 (スコア:0)
セキュリティ科の学生が調査してくれるでしょう
「位置情報=GPS」ではない (スコア:0)
「位置情報=GPS」ではないので、Bluetoothでの位置情報取得(iBeacon?)の権限許可とってるだけなのでは…。
NFCでよくね? つうか、QRコードでよくね? (スコア:0)
ICカードとかだと友人に預けるとかで代返ができちゃうが、個人情報の塊、他人に預ける事に対して非常に抵抗感があるスマフォだったらそれを防ぐ事ができる、と言うことだと思われるが
だったらNFCでよくね?
つうか、実装次第じゃQRコード方式でもできるんじゃね?
専用アプリをインストールしてNFC通信をする。ソフトウエア的に工夫すれば、ICカード読み取り装置側は従来と同じものが使用できる可能性が高いし、現状同種のシステムが無い場合は、ありふれたICカード読み取り装置や、NFC対応のスマフォやタブレット、PCの類いで代用が出来る。
QRコード方式にすれば、講師が出席者にQRコードを示し、それをアプリで読み取らせればいい。出欠席の受付時間制限を設ける事で画像転送などの不正行為は現状よりかなり防止できる。
専用アプリはIDを使う事で、一つの端末で複数IDでログイン・ログアウトなどを繰り返すと言った怪しい行動などの追跡は出来るはず。
一方で中古とか格安の専用スマフォを用意すると言った不正行為はどちらも防ぐのは難しい。なので、わざわざこんな回りくどい方法をとる必要は無いのでは。
手段と目的を混同してしまっている気がする。
ビーコンがBLE Beacon(iBeacon)で教室の情報を精密に出すためだけに使われているなら、信号は一度採取すればよい。後はGPSの位置情報を擬装する手段はいくらでもあり、仮想マシンにする事もできる。簡単に擬装の自動化が可能になってしまうのでは。
一方でiBeaconではなくActiveに情報を変えながら流すような仕組みになっている場合は、コスト的に合わないような。
少なくとも、プライバシーの問題を無視してやるほどのメリットがあるようには思えないなあ。技術オンチっていうか、何がやりたいのだろ。