デレステでは無料10連が始まりましたね。さっそく引きました。フェス限SSR本田未央が出ました。
恒常SSR本田未央も持っていたので、本田未央は自分にとって初のSSR二枚持ちアイドルになりました。
しかし使う気にも育てる気にもなりません。
パッション属性のSSRはまだ合計7体程度、捨てるなんてもったいなくレベルも親愛度もMAXにしておいて損はないはずです。
しかしなかなか育ちません。恒常SSRの親愛度もまだ二桁に留まっています。
なぜかというと、本田未央のツラをプレイ中に見ることが苦痛だからです。
トリオやデュオ曲の隅っこに配置してお零れを与えるのが精一杯の状況のためさっぱり育ちません。
本田未央が自分のプロデュース対象になっていることが非常に不快でなりません。
そんな状態をいつまでも続けているとシンデレラガールズ自体嫌いになりそうなので、SSRが二枚も来てしまったこの機になぜこんなに本田未央が厭なのか考えてみました。
アニメです。
アニメで本田未央の魅力をどこにもみつけられなかったことです。
アニメまで、自分は本田未央がどういうアイドルなのかまるで知りませんでした。
アイドルマスターの番組はよく見ていたので、むしろ声を当てている原紗友里女史こそ面白い方として認識しており、その担当アイドルであり、パッション属性である。その程度の知識でした。
そんなモブ同然の理解だったCパートでぽっと出のアイドルが、狂言回しを担い、話を乱し、背中を押す。
非常な違和感を感じつつも、そのうち本田未央の個性や魅力が描かれるだろうと冷静に視聴を続けました。
アニメで本田未央の苦悩は描かれました。本田未央のリーダーシップも描かれました。
ネットの感想を読んでいく中で、ナイスバディが魅力であるらしいことは理解できました。
そこだけでした。
アニメ終了後の自分の中の本田未央は、自信過剰が治ることなく場違いな場所に居座り続け身勝手に自分の幸せを追い続ける市営住宅育ちの取り立てて華のないマイルドヤンキーでした。
まあ、人の好みはそれぞれです。
鷺沢文香も大槻唯も正直大して興味はありませんでしたが、SSRが来て触れ合っていくうちに魅力が理解できましたし、今は愛用しています。
でも本田未央はだめでした。SSRの二枚目が来てしまったとき、一枚目のSSRが一ミリも好感度上昇に貢献していないことに否が応でも気付かされました。
そして考えました。
良い家に生まれ気品よく育った「貴種」の娘が、父親の過ちで労働階級に落とされるも、王子に発見されて幸せな結末を迎える。
シンデレラとして見出される為には、「貴種」である必要があるのです。
アイドルマスターシンデレラガールズでは、その要素を表現する手段として「本人が知らない魅力」を用いています。
しかし自分の理解する本田未央は身の程知らずで自信過剰の万能感の塊です。
なにを実現しても、本田未央の知らなかった本田未央の魅力を引き出すことはできません。
そんな子が自分のプロダクションにいては場が乱れる。一体感が得られない。空気が読めない。
表現はなんでも良いですが、とにかく「自分の空間から排除したい」と思うようになりました。
これがどういうことかご理解できるでしょうか。
そうです。差別です。
理由は自分の思うアイドルマスターシンデレラガールズの世界に相応しいとは思えないから。
さて、差別という受けた教育によっては思考停止を余儀なくされるようなワードに考え至っても、自分はこの姿勢を無理に糺す必要は無いと思っています。
なぜなら、自分のプレイするデレステの世界は、自分だけのものだからです。
そして人の好みはそれぞれです。
しかし、LIVE PARTYで、イベントストーリーで、アニメで、ライブで、街頭広告で、本田未央が現れるのは当たり前のことなのです。
自分が嫌っている事実と、外の世界に本田未央がいる事実は両立しうるのです。
今後本田未央をこの中には入れない。
これは差別ですが、他人の介在しない世界で続ける限り精神衛生上必要なものです。
同じように、自分が外の世界の本田未央に対して声を上げる必要もないのです。
とはいえ貧乏性なので、SSRを捨てたらそれなりのアイテムをもらえたりしたら良いなと思います。