暖かい日が続き、春は目の前と思いきや、
またぐんと寒さが増してきましたね。
まだまだ2月、冬真っ只中。
お出かけの帰り道はつい、
肩をすぼめてキュッと拳を握って、
足早に歩いてしまいがちです。

そんな時に寒さを忘れてつい聴き入ってしまう、
この冬はまっている音楽をご紹介します☆

アイスランドを代表するロックバンド、シガー・ロスのボーカル、
ヨンシーが、昨年放ったソロデビュー・アルバム。
高音ヴォイスにストリングス、浮遊感溢れるサウンドは
同郷のシンガー、ビョークと似たような雰囲気です。
あまりこういった音楽は聴かないのですが、
聴けば聴くほど音に侵食されるようで。
妖精に魔法をかけられたように、アルバムの
おとぎ話のような世界観のとりこになっていました。
凍てつく夜空に染み渡っていく、繊細で力強い歌声と
キラキラ輝く雪の結晶のように舞い跳ねる音に包まれると、
とても不思議なんですが、
いつもの景色も一気に幻想的に見えてくるのです。
音が命を持っているかのような
“息遣い”が感じられる、大好きなアルバムです！

Jonsiの神秘的な雰囲気からは一転、
こちらは寒空をパァッと溶かしてくれます。
Ashは90年代から活躍する英国のポップ・ロック・バンド。
30代に突入したばかりという若さにして、キャリアは15年目です。
このバンドが好きなのは、デビューからいつまでも
直球で、爽やかで、みずみずしい魅力を持ち続けているから。
青春をひた走るようなくすぐったさと青臭さから、
ほころびを待って疼き始めている蕾みたいな
フレッシュさを感じます。
疾走感溢れるポップなメロディの数々に、
一足早く春の始まりを感じます♪

もうすぐThe Musicのベストに
Oasisのリアムによる新バンドBeady Eyesのデビューアルバム、
来月にはFoo Fightersのニューアルバムが発売に。
そしてなんということでしょう！！
Summer Sonic 2011のヘッドライナーは
Red Hot Chili PeppersとThe Strokes！

今年も音楽熱はどんどん高まるばかりです！