2012/06/13(Wed)
フェロモン青年
いつもの特等席に座ってほどなく、その青年が更衣室に入って来た。仲の良さそうな仲間達と他愛も無い会話をしながら、彼は私の座るマッサージチェアから視姦するのにちょうど良い位置のロッカーを選んだ。無造作にロッカーを開け、相変わらず続く談笑の傍ら、彼は着ているモノを脱ぎ出す。
ごくごく普通の、彼の身体。特別に磨かれているワケでもなく、ただスリムな身体は、かえって艶かしい。整った顔立ちが、それを更に色濃くする。均整の取れた嫌みのないスレンダーな肉体は、10代~20代の艶やかな肌で、鈍く反射する光が、そのうっすらと付いた筋肉と脂肪を形取る。男も女も顔じゃないとは言うものの、やはり綺麗な顔立ちはそれだけで特別な存在となる。
シャツを脱ごうと伸ばした腋から、程よく揃った黒い茂みが覗き、滑らかで緩い”S”の字に反った胸、腹部、そして下腹部の更に下には、まだまだ若い痴毛が生い茂ろうとしているところだ。そこも程よい加減で、下着に揉まれながらアチコチの方向に曲がった状態で、ペニスの根元を染め上げている。雄のフェロモンを嗅ぐわせながら。
すでに何人もの女を知ったペニスなのか、それとも自らの片手によるモノなのか、大人の色、形にすでに発達していて、先端のエラは、にわかに紫を帯びたくすんだ色だ。その気になったら一体どんな色で、どんな形に変わり、どんな大きさになるのか。。。そう考えただけでツバが出る。
しかし、彼と一緒に来ている若者達は、ノンケとは、なんと見る目がないのだろう。これほどのご馳走が側にありながら、ナニも感じないとは。。。