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どうも、マスクド・ニシオカです。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
さて、昨年末に放送された格闘技番組「RIZIN」の試合結果を、まとめてみたいと思います。ただ試合の経過には触れず、個人的な感想のみを書いてみます。
まず、今回の大会はメインのトーナメントが3つ(女子、男子キック、男子MMA)と、それ以外にワンマッチがあって、実際の試合と放送された順番が違いますが、ここではまとめとしてトーナメントを中心に、あとは気になった試合をクローズアップして、割りとどうでもよい試合は最後に書いて、本当にどうでも良い試合は書かずにおきます。
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女子MMAトーナメント
引用 http://special.rizinff.com/
1回戦 <WIN> RENA vs アイリーン・リベラ <LOSE>
この試合だけでなく、RENAがかなり警戒してかカウンター狙いなのか、先に手を出さなかったように見えました。ただ、女王の風格というかジワジワと詰め寄って、最後は一気にラッシュをかけるあたりは、さすが!としかいいようがないですね。
1回戦 <LOSE>マリオ・オリベイラ vs 浅倉カンナ<WIN>
打撃では手足の長いマリオが有利で、浅倉の鋭いタックルにも反応していましたが、タックルを切った後の対処が弱く、結局倒されてグランドの攻防になります。
気になったのは浅倉がグランドの攻防でキレイな攻防はできるのですが、まだ経験の浅さからか、相手の口を塞ぐなどの反則スレスレのえげつない攻撃ができないので、ちょっと苦労しましたが、最後はキッチリ腕十字で極めてみせて、負けたマリオは呆然としていましたね。
決勝戦 <WIN> 浅倉カンナ vs RENA <LOSE>
TVの放送で試合前の控え室様子が流されて、そこで何度もタックルの対処を繰り返すRENAの姿がありました。もちろん相当警戒していたのだと思いますし、実際に浅倉がタックルに来たときも、反復してきた動きが出来ていたのですが、浅倉のタックルがそれを完全に上回り、倒されてからのRENAは「あれ?こんなんだっけ?」というくらい簡単にバックチョークを極められてタップでした。
あくまでも素人考えですが、RENAには経験があっていろいろ考えてしまい、逆に浅倉には失うモノがないから思い切って行けたのでは?みたいなことを思いました。
これで正式にRENAのライバルが登場ということで、リベンジマッチも含めると面白くなるのではないでしょうかね?
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男子キックルールトーナメント
引用 http://special.rizinff.com/
1回戦 <WIN> 那須川天心 vs 浜本“キャット”雄大 <LOSE>
今大会の那須川のアグレッシブさは「なんかヤッテル?」といわんばかりの勢いがありました。いや、もともと若いしそういうタイプですので今さらですが、それでもこれほどとは・・・この試合も完全に浜本を飲んでしまい、ほとんど何もさせずに最後は派手な飛び膝蹴りでKOですからさすがです。
実況席にいた関目勤さんの「まるで沢村忠みたいだ!」という発言を、若者は理解できないだろうなぁ~と思いつつ、こちらも「さすが関根さん!」と唸りました。
1回戦 <LOSE> 砂辺光久 vs 藤田大和 <WIN>
前回MMAルールで那須川といい勝負をした藤田が、変則的な動きをする砂辺を寄せ付けず圧倒した試合でした。
決勝戦 <WIN> 那須川天心 vs 藤田大和 <LOSE>
確かに那須川が「1分で終わらせる!」と宣言していましたが、まさかこれだけ圧倒して3回ダウンを奪うとは、会場にいる観客もTVの前で観ている人も思わなかったでしょう。決して藤田が弱いわけではないのでしょうが、一気に持っていかれた感じでしょうね。ダウンを奪われた藤田が冷静さを取り戻すために、8カウントまでじっと動かずに、9カウントでスッと立っていたのが印象的でした。
さて、試合後のインタビューでちょっとした波乱(?)が生まれます。
マイクを持った那須川が「誰との試合が観たいですか?!」と観客を煽り、「武尊!」と応えさせます。格闘技好きなら誰でも観てみたい「那須川vs武尊」というカードが実現するのか?ここでK-1に携わる関根さんに振られますが、当然のように歯切れの悪い答え・・・ってそりゃそうなるでしょ!
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男子MMAルールトーナメント
引用 http://special.rizinff.com/
(ここではTV放送のメインとなった2回戦以降についてのみ触れます)
2回戦 <LOSE> マネル・ケイプ vs 堀口恭二 <WIN>
試合途中の打撃の攻防でバッティングのアクシデントに見舞われる堀口ですが、それを見事に冷静に乗り切って、最後はテイクダウンからの肩固めで勝利を摑みます。マネル・ケイプは決して弱い相手ではありませんでしたが、あまりにも堀口の強さが目立った試合でした。
2回戦 <WIN> 石渡伸太郎 vs 大塚隆史 <LOSE>
TVでは3ラウンドからしか観れなかったのでなんとも言えませんが・・・「どっちもガンバレ!」と言わずにはいられない、そんな展開(?)でした。いや、決してダメな試合ではなく、格闘技特有の膠着タイムが流れた試合だったので、3ラウンドのみ放送となったのでしょうね。
決勝戦 <WIN> 堀口恭二 vs 石渡伸太郎 <LOSE>
2ラウンドに入って閃光のようなカウンターの右フックが炸裂して、キレイなダウンで堀口の優勝となりました。
いやぁ~強かった!とにかく堀口の打撃のスピードが速く、それだけでなくテイクダウンも取れるしグランドでも強い。「カネの取れるファイター」というのはこういう人のことをいうのでしょうね。
スペシャルワンマッチ
全試合ではありませんが、気になったワンマッチの結果と感想を書いてみます。
<WIN> ミルコ・クロコップ vs 高阪剛 <LOSE>
高阪といえば47歳で対するミルコも43歳と完全に「おっさん対決」なのですが、それは迫力のある、決してキレイとはいえない打撃で圧倒したミルコの圧勝でした。
特にスタンドの状態で後方から連打のパッチで高阪を倒して、さらに馬乗り状態でパウンドを落とすミルコは、「本当に43歳!?」と思う姿で、さらに「これがあるからヘビー級は見ごたえがある」と納得させられました。
<WIN> 朝倉海 vs 才賀紀左衛門 <LOSE>
一週間前に急遽オファーが来て体重も8kg落として挑んだ試合ということを、なぜTV
では言わないのだろう?(ちょっとだけ高田が触れただけ)
個人的に才賀を擁護する気は全くなく、どちらかというと嫌いだけど、プロとして請けた仕事をキッチリこなした才賀には好感が持てたが、フジテレビのやりかたには疑問を感じました。
え?そんなに大げさな話じゃない・・・?
<LOSE> 五味 隆典 vs 矢地 祐介 <WIN>
なんとなく「時代だなぁ」みたいなことを思いました。
昔ならあれだけ派手なパウンドで試合は決まっていたような気がしますが、下からの三角締めを極めようとパウンドを落とされても冷静なのは、時代の流れと共に様々な研究がされているのだろうなぁ~と。
<LOSE> KINGレイナ vs シンディ・ダンドーワ <WIN>
kINGレイナが判定で負けるのですが、とにかく打撃をどうにかしないと・・・と強く激しく思いました。
それだけです。
<WIN> 真珠・野沢オークライヤー vs チェルシー・ラグラース <LOSE>
お母さん(野沢直子)の存在について、早く格闘家真珠・野沢オークライヤーとして有名になってもらいたいものですね。
言われなくても本人が一番思っているでしょうけどね・・・
<試合不成立>ギャビ・ガルシア vs 神取 忍
前回は神取が試合前の練習で肋骨を骨折して、今回はギャビが契約体重を12kgもオーバーして、試合不成立となってリングで神取が挨拶して高田の「やれんのか!」に返しても観客は盛り上がらず・・・本当にやれんのか?
最後に
以前に比べるとBIGネームに頼る傾向が少なくなり、若い選手が活躍するようになったのは、個人的には良いことだと思うのですが、いかんせん集客と視聴率が悪いとどうにもなりませんので、なんとか頑張ってほしいものです。
あと、本当にどうでもいいことですけれど、会場に来ていたチュートリアルの福田がビジョンに映ったのに「会場には・・・有名人も来られています」と、名前が出なかったアナウンサー!失礼ですぞ!なのでアナウンサーの名前も忘れてやる。
でわ、股!!
こんな記事じゃ、クリックしてもらえませんよね~