原稿書きが速くなった!? 東プレの『REALFORCE91UBK-S』:超個人的ベストバイ2017
個人の感想であり、効果には個人差があります
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旅人ITスキルライターの中山です。編集部から2017年のベストバイを紹介してくれとオーダーがあったのですが、2017年は意外と大物ガジェットを買っていないので悩むところ。PCはドン・キホーテの1万9800円激安モデル「MUGA ストイックPC」だけ。スマートフォンも自腹で購入しているのは「Xperia XZ Premium」で気に入ってはいますが、ベストバイかといわれるとちょっと。
そのほかデジカメやHDDレコーダー、シロモノ家電もこれといって特に無し。2017年のベストバイはなしかと手元を見て思い出しました。そう今まさに手元でタイピングしているキーボード。東プレの「REALFORCE91UBK-S」です。
そもそもキーボードを買い換えようと思ったのは、肩コリに悩まされていたから。タイピングに疲れて原稿を書く気が失せてしまうほどです。これまではパンタグラフ式のキーが低いタイプで、テンキー付きのフルキーボードを使っていました。で、このテンキーが邪魔だなと。ポインティングデバイスはトラックボールを使っているのですが、キーボードからトラックボールまで腕を動かす距離がテンキー付きだと長くなる。肩コリはそのせいなんじゃないかと。
ちなみにマウスではなくトラックボールにしたのも、肩コリ解消のためです。マルチディスプレーにしていると、カーソルの移動距離が長いので、腕をけっこう動かすので片がパンパンになってしまいます。それが6年ほど前にトラックボールにしてから、腕は固定されて指だけでカーソルが動かせるので、そのときは肩コリが良くなりました。ただしボールを転がす親指は腱鞘炎気味です。
▲トラックボールはロジクールから2017年に発売された「MX ERGO」
話はキーボードに戻って、当初はネット上でも人気の高いPFUのHappy Hacking Keyboard(以下HHKB)にしようとしたのですHHKBにはファンクションキーがありません。自分の日本語入力方法だとファンクションキーを多用するので、ファンクションキーの呼び出しがショートカットだとちょっと使いにくいかなと。
そこで目を付けたのが東プレの「REALFORCEシリーズ」。HHKBと同じ静電容量無接点方式でタイピングの質感は人気が高く、さらにファンクションキーもあるので自分としてはタイピングしやすい。そしてなによりHHKBよりも安い!! 実売価格で2万円前後です。
REALFORCEシリーズにはいろいろなタイプが発売されていますが、購入したのはテンキーレスの「REALFORCE91UBK-S」。日本語配列ながら、エンガジェット編集長の矢崎氏が大好きなカナ刻印なしのモデルです。またキーは静音タイプで、思っていたほどカチャカチャとうるさくはありません。
▲ファンクションキーも独立してちゃんとある
実際に使い始めてみると、このキーボードの良さがすぐにわかりました。キーが高いタイプのキーボードを常用で使うのは20年ぶりくらいなので、指が引っかかるかと思いましたが、それは1日タイピングしているだけで慣れました。それよりも今までのキーボードと比べてタイピングがスムーズというか、指が吸い付くような感じで打鍵できます。キーの反応もいいので、長時間タイピングしていても疲れないし、なによりトラックボールまでの移動距離も短くなったので、肩コリも解消した気がします(個人の感想であり、効果には個人差があります)。
▲以前使っていたキーボードとの比較。ちょうどテンキーのある場所にトラックボールが置けるので、手の移動距離が短くてすむ
今ではなんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔しているくらい。というのも「REALFORCEシリーズ」は私が購入してすぐ、16年ぶりにモデルチェンジして第2世代が登場してしまったから。幸いフルキーボードだけで、テンキーレスのリリースはまだ。しばらくは「REALFORCE91UBK-S」で不満はないかなと思いつつも、テンキーレスの第2世代に期待してしまいます。
▲こちらは発表会で展示されていた第2世代のREALFORCE
ちなみにタイピングはスムーズになりましたが、原稿執筆のスピードは本人のやる気が重要なのであまり変わっていません!!